人生に迷いはつきものです。
私も年がら年中迷っています。そのせいで性格が鬱っぽくなったり、落ち込んだり、過度に不安になったりしています。生活に支障をきたすものそれが「迷い」です。
私は人と比べて本当に迷う機会が多く、非常にこの迷いに対して煩わしさを覚えております。
人より迷いやすいという性格的な部分も関係しているので、どうすることもできない部分もあるとは思うのですが、迷いなく生きれたらどんなによいことだろう、そんな強い憧れを持っております。
なんとかしてこの迷いとうまく付き合う方法ないか、模索しており、色々調べていくうちにわかったことがあり、皆さんに共有したいおすすめなこともありましたので、今回記事にしてみました!
そもそもなぜ迷いが生じるのか?
そもそもなぜこんなにも迷ってしまうのか?というと、そもそも迷いやすい性格だからというのが一番にあるとは思うのですが、それ以外にもないのか少し考えてみました。
またその「迷いやすい性格」というのが一体どういう状況を指すのかも考えてみたいと思いました。
人生を良くしたい、よく生きなければならない、そういう欲と戦っている
まず人が生きる上で常にその人間にこびりついていくるもの、それが「欲」です。
人生を損したくない、得したい、そういう欲を持っているせいで、我々は失敗を非常に恐れます。失敗をしたくないから選択には慎重になるし、その際「迷い」が生じてしまう。そのように思いました。
つまり「迷い」とはそうした人間なら誰しも持っている「欲」からくるんじゃないかと。
人生に対して欲がなくなる、あるいは欲が少なくなる。そうなれれば人生に期待などせずに済むし、自分にも期待せずに済む。また失敗も恐れないようになる部分もあると思うので、選択も慎重にならずに済む。よって迷いがなくなると思うのです。
迷いがなぜ頻繁に起こる。しかしその迷いの大元は人間の欲があるせいなのかなという気がしています。
つまり迷いの多い人間というのは慎重な人間というよりは、もしかしたら欲の深い人間とも言えるのではないかと思って、さらに今嫌な気持ちになっています。
確かに迷いのない人間というのが少なからずいて、そういう人間を非常に羨ましく思うわけですが、なんというか彼らは失敗を恐れていないんですよね。
そこにおいてはもしかしたら、自分にあまり期待していないから、人生に期待していないから、自分が行うことに対して見返りを求めていないから、そうできるのかもしれません。
人間必ず欲がありますから、そういった人間も欲がないわけではないと思うのですが、もしかしたら人と比べて欲が少ないのかもしれません。
でもどうすればその欲がなくなるのか、それはもう人間の永遠のテーマなので、残念ながら私の手には負えません。
どちらも選べない、これも欲
それはそうと、今話にも上がりましたが欲とは本当に手強いもので、例えば2つのどちらかを選ばなければいけないというシチュエーションにおいて、どちらも欲しいといった欲が少なくとも私にはあって、それが「迷い」を生んでいる。
これが正式な迷いのメカニズムなのかもしれないと思っています。
私の場合二つの選択肢が与えられる場面でそうなる場合が多いです。だから迷う。どちらも捨てきれない、どちらも欲しいから。
迷ってるんじゃない、欲張っている、本当にそれだけのことなのかもしれません。
今、迷いの状況が明らかになりました。笑
迷いの多い人間というのは醜いですね。
全てを手に入れたい、あるいは手に負えないほどの力強い欲がある人間は迷いが多いです。
その欲を手放さない限りに、この迷いは無くならない。そのように思ったりしました。
なのでこの迷いと「悩み」というのは別ですね。
迷っているというと、少なくとも自分が選択できる状況にあるということ。一方で悩んでいるというのは予期せぬアクシデントによってもたらされるもの、またどうすることもできない状況や自分では解決できない状況も含まれているわけですから。
この迷いと悩みとはきちんと分けてこれからも生きていきたいですね。
悩むのは仕方ない。しかし迷いは欲張っているだけだと。
人生で迷ったときの5つの行動について
続いてネットで調べてわかった、世で言われている迷ったときの対処法に関して、私がその中でも特に新鮮に感じられたものや、共感を得られたものをここでお伝えします。
もうすでに答えは出たような気はしますが、面白いものをあったのでぜひ読み進めてみてください。
- 迷ったら勇気のいる方を選べ
- 迷ったときは優先度をきめ二択にしてみる
- 迷った時はどちらもやめるという選択肢
- 迷った時はスピリチュアルに頼ってみる
- 人生に迷ったらスタバに行け、つまりどういうこと?
迷ったら勇気のいる方を選べ
世では「迷ったら勇気のいる方を選べ」と言われているようです。
どういうことかよくわからないですね。笑
自分の人生、なぜ迷い続けてしまうのか?それはなぜ自分の人生に満足できないのか?ということだと思います。
そこにおいては自分の人生に対する満足度で、さらに自分の価値観や物差しが関係しているのでは?という話として解釈しています。
自分の思考回路常に決まっていて、例えば私で言えば「焼きそば」か「たこ焼き」かのどちらかと問われたら、「焼きそば」と答えてしまう思考回路なんですね。そしてその決められた思考回路のせいで、現状の人生に満足できていないのではないかと思うのです。
今自分が迷っているのは、自分の人生に満足していないから。
今自分が迷いやすかったり、人生に満足できていないのは、これまでの途方もなく長かった人生において、その途中にいくつも分岐点があったと思いますが、その際決まった自分の思考回路に沿って歩んできた結果なんです。
なのでその思考回路を変える、新しい人生の選択肢を設けて、その本来であれば決して選択しないであろう選択をしてみることで、もしかしたら満足のいく人生、何かしら発見のある人生になるかもしれないというのが、今回の「迷ったら勇気のいる方を選べ」ということなんじゃないかと思うんですね。
確かにこれは一理あるかもと思って紹介してみました。
迷ったときは優先度をきめ二択にしてみる
また人生に迷うのは選択肢が多いからではないかとも思っています。そもそも選択肢がいくつもあるから迷うわけですからね。そしてその選択肢があるというのは言い方を変えれば「選べる環境」に置かれているとも言えますので、捉え方によってはこの迷っている状態というのは幸せな状態とも言えるかもしれません。
これが仮に例えば将来の職種に関して、実家が寺院で将来は父の後を継ぐため、出家して仏門にはいることが決まっているのであれば、自ずと迷いは消えるはずです。
迷えないというわけです。
選択肢がなければ迷う事も少なくなるかもしれませんが、その分人生の幅や経験は狭まりますので、一概に迷いが無い状態が良きとは言い切れないと個人的に思ったりもしました。
ただ迷いたくないのであれば複数の選択肢に出会った場合、自分のなかでプライオリティをつけて、選択肢をせばめたり、二択にしてみるというのもひとつの手なので、今後実施してみたいと思います。
二つの選択肢で迷った時や人生に迷ったときの名言
またそこに際して、古くから支持される名言がありますので、ここで共有いたします。
特に最後のダンテの言葉が個人的には好きで、少し話しますと、私の場合、迷っている時というのはけっこう世間体が関連していることが多いんです。こうしたらどう思われるんだろうとか、この決断は人としてOKかNGかとか、親や親しい友人はどう思うだろうとか。
こういった世間の存在のせいで、迷いから抜け出せずグルグルずっと同じことを悩んでしまうことがよくあるんです。
これが仮に親や友人もいない、会社にも属していない、会う人間もいないといった状況であれば迷いはなくなるとまでは言わないものの、どんな選択も気軽に行えるようになって、迷う回数は減るのは間違いないはずです。
人とのつながり。これが人間社会では全てで、人とのつながりを根絶することは望んでもかないません。
しかし世間体は気にし始めるときりがないですし、繰り出される答えに正しい答えはありません。人によって価値観は異なるし、誰かが良いといったものも一方の誰かからすれば悪いという判断をされることはよくあることですから。
そんなつかみどころのない人間社会において、必要以上に自分がその社会に合わせる必要はない今回のダンテの言葉を聞いておもいました。
迷った時はどちらもやめるという選択肢
また迷ったときはどちらの選択肢も採用しないという手段が案外採用されていて、おもしろいなと思いました。
例えばA子ちゃんとB子ちゃんと、その二人に告白されてどちらと付き合うか迷っている。しかしその自分を迷わせているのは、その場合においてはA子ちゃんとB子ちゃんです。
つまりどちらにも決定打がない。だから迷ってしまう。それであればどちらともお付き合いしないというのがもしかしたら、その場合においてはベストな選択になるかもしれないのです。
C子ちゃんがもしかしたら最良のパートナーで、どちらともお付き合いしなかったから出会う事ができた。そんなことも人生においては往々にしてあり得るのです。
迷った時はスピリチュアルに頼ってみる
こんな話もありました。笑
スピリチュアルってどうも胡散臭いというか、そもそもの定義が分からなかったりするのであまり言及したくないし、私自身もアテにはしていないのですが、例えば占いに行ってみて、その占い師に選択してもらうだとか、風水が示すところをアテにしてみるとか、そういうことだと思います。
実際にそのような対処をされている方も多く、それがなかなかに吉と出ているようです。
確かに私も過去に1度だけ占いに行ったことがあって、そこで言われたことが結構的を射ていて、これはなかなか捨てたもんじゃないなと思ったことがありました。
私の場合は占いなどで言われたことをそのまま実行するのではなく、1つの判断材料として参考にする程度ですが、人によっては思い切って占い師の言う通りの人生を選択してみると言うのも面白いのかもしれませんね。
人生に迷ったらスタバに行け、つまりどういうこと?
あとは「人生に迷ったらスタバに行け」という言及が結構多く散見されたのも意外です。
これつまりどう言うことか調べてみたら、結論から言うと、スタバで過ごす時間は何かしら発見があったり、柔らかいソファが快適だったり、可愛い女の子がいたり、色々と有意義な経験ができるので、人生に迷っている時や、悩んでいる時、つまずいている時などにいくと沈んだ気持ちをあげられるということなんですね。
別にスタバでなくても良くて、各々で沈んだ気持ちを上げることができたり、新しい発見ができるような場所があれば、その地へ赴くことで、抱えている迷いを解消できるのではないかいうことです。
そのような体験を総じて世間では「人生に迷ったらスタバに行け」と総括するようですね。
例えば私が良くやるのはライブハウスへ行ったり、近くの海や川に行ったり、行ったことのない土地へ行き、その土地の神社仏閣に行ったり。
そういった経験でもいいのではないかと思います。
人生に迷ってしまう原因は、それまでの自分の経験則とそれに伴う価値観に縛られていることが往々にしてあります。
そこに能動的に新しい風を吹き込む。こういった経験が必要ではないかと、率先して行いましょうということですね。
人生に迷ったときのおすすめ図書
人生に迷った時頼りになるのはやはり書籍です。その書籍によって気持ちを晴れやかに、前向きに人生を歩んでいけることがたくさんあり、人生に迷った時に限らず、何か問題を解消したいときや、新しい風を自分の人生に吹き込みたいときなどはこの書籍に頼るのが一番です。
我々は普段SNSやTV、YouTubeなどしか見ません。そのようなメディアって有益じゃないものが多いです。広告枠を買って、お金が潤沢にある企業などのメディアが露出するケースや、検索エンジンでこの手の情報を調べようと思っても、上位に表示されているコンテンツはドメインの力に物を言わせて、肝心のコンテンツの中身がスカスカのものが多くあったりします。
やはり自分が本当に悩んでいること、真剣に考えていること、そういったことは片手間で解決するのではなく、自分の足を動かし、書店へ行って、自分のあった書籍を探すのが一番です。もしかしたらそこで自分の運命を変えてくれるような書籍に出会えるかもしれません。
販売されている書籍というのは基本的に信頼できるはずですから、TVやSNSなどの情報よりよっぽど有益である可能性は高いです。
とはいえ、内容さえ良ければそれでいいわけですから、ここではamazonの無料特録でも読むことのできるとっておきのおすすめな書籍を紹介いたします。
食えなんだら食うな
とある禅僧が出版した書籍です。とあると言っても、非常に有名な方です。
私は仏教関連の書籍は結構好きで読むのですが、特に「禅」に関する書籍が好きで、その「禅」において非常に有名な方です。
「禅」と言ってもつかみどころの無いコンテンツですが、心の安らぎを求めているのであれば、この禅に関する書籍はおすすめです。
そしてその禅の書籍の中でおすすめしたいのが当該の本です。
なぜ悩むのか?悩むとはどういうことなのか?極論悩むのがそんなに嫌なのであれば、食わずに死ねばいい。
かなり暴力的な発言をしてしまいましたが、私はこの書籍を読んで感銘を受けました。
書籍の中には自殺を考えていた若者が立ち直ったエピソードを初め、そのほか人生に悩んでいる人々がこの禅僧のもとへ訪れ、その後の人生で大いに羽ばたいったエピソードなどが掲載されています。
書籍を読んだだけでも大変救われる気がしましたが、できることなら直接ご本人に会いに行き教えを受けたい。そのように思わせてくれる書籍でした。残念ながらそれはもう叶わないわけですが。
話は脱線してしまいましたが、この書籍を読むと我々が普段生活していく中で、なぜこれほどまでに悩むのか?そのことを考えられるようになり、自らそこまで悩む必要はないなとそういった快方への道を歩めるようになります。
読んだあと実に清々しい気持ちになれる、「食えなんだら食うな」。非常におすすめな一冊です。
「禅」はおすすめです。私と同じように普段から悩みがちな人はぜひ知見を深めてみることをおすすめします。
個人的には今後も「禅」について学び、坐禅とかもしてみようかなって思っています。
またこちらも話に上がっておりましたが、当該書籍はamazonでも読むことができます。
人生で迷ったらに関する疑問
- 人生に迷うとはどういうことか?
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辞書で行くと「決断が鈍っている状況」とあります。ポジティブなシーンもネガティブなシーンにおいても起こりうる事象ですね。我々人間はこの迷いによってできていると言ってもいいくらい、毎日毎日この迷いに支配されています。もしかしたら人間=迷い、そのように定義づけることもできるかもしれません。そのくらい親しいものです。
- 後悔のないように生きるためにはどうしたらいいですか?
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これは私が知りたいですね。笑まぁでもやりたいことをやる。それに尽きるのではないかと最近思うようになり、率先して迷ったときは自分の思いを優先するようになりました。できれば人生後悔の数は少なくしたいですよね。
- 悩みと迷うの違いは何ですか?
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中身は同じじゃないですかね?言い方の違いだけだと思います。ただ以下のように定義していた方がいたので引用します。少し面白かったです。
迷いこそが人生、迷うことを恐れないで
人生迷ってばかりです。しかし冒頭でもお伝えしたように迷いって実は自分の欲とも関係している可能性があります。
そこにおいては迷いのある状況って実は恵まれて状況である可能性があります。
少なくとも2つ以上選択肢を与えられている状況と言えるわけですから。
迷いと悩みは違います。迷っているというと、少なくとも自分が選択できる状況にあるということ。一方で悩んでいるというのは予期せぬアクシデントによってもたらされるもの、またどうすることもできない状況や自分では解決できない状況も含まれることもあるわけですから。
迷いと悩みは別物です。
人生に迷っている。これが今回のテーマですが、迷いは欲からきているとはいえ、せっかく一度の人生誰もが望む形で終わらせたいと思うのは当たり前です。欲が深いのも当たり前です。
欲が深くたっていいじゃないですか、そのせいで迷いが増えても。私やあなたは欲が深く、人生に対してこだわりが強い人種です。それはもう抗うことはできません。それにそんな欲を打ち消すような形を取ったとしても、それは自分に嘘をつくということにもなります。
おそらくそこでまた別の窮屈さを感じることでしょう。
迷いがあって、自分に正直に、欲が深くたって自分に正直に生きていく。それが一番無理なく生きられている状態な気がします。
人間には欲があります。その欲のせいで迷いが生じます。というのであれば、迷いがあるのは生きている証拠で、自分に正直に生きられている証拠、そのように捉えることにしました。
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