webライターは現在大人気の副業です。
書くことは誰でもでき、その書くことで稼ぐことができるからです。
しかも在宅でも、どこか好きな場所でも、お気に入りのカフェでも。PCなりスマホなり、デバイス1つさえあれば稼ぐことができる。
なのでぜひ始めてみましょう!というのが最近よく聞かれるこのwebライターに関しての誘い文句で、実際に多くの人がこのwebライターを始めております。
しかし表向きはそんな明るい感じなのに、実際に始めてみると全然そんなことはないんです。残念ながら。
今は本当に稼げない。私はかれこれ5年近くこのwebライター活動を行っておりますが、そのように感じております。
なんでもやっぱりやってみないと実情というのはわからないものですね。

私もそのような甘い文句に誘われ、このwebライター副業を始めたのが2021年の頃。
個人ブログ運営とほぼ同時期に始めたのがこのwebライターでした。
今回実際にこのwebライター副業をかれこれ5年近くやってきた筆者が、それまでの体験で感じたことと、そこでは実際にいくら稼げたのかや、注意点、補足事項などを赤裸々にお伝えしていきます。
これからwebライター副業を始めたいと思っている人にとって、おそらく参考になる記事になるはずです。
webライター副業をやってみて感じたこと
私はかれこれwebライター活動を5年近く行ってきました。
ここではその期間における体験談をお伝えします。
webライター副業で稼げた金額、および収入実績。webライターは・・・。
私がwebライター副業を始めたのが2021年の時のこと。
現在が2025年になりますので約5年間にも及び、このライター活動を行ってきました。
その5年間で稼いだ金額の合計は20万ちょっとです。
1年間で計算するとたったの4万。時給に換算すると5円程度となります。
非常に稼ぎにくいです。てか稼げません。
私は2021年に個人ブログと同時にこのライター活動を始めたのですが、そのどちらにおいても精力を注いできました。
なのでこのwebライター活動のみ真剣に行っていなかった事実はあるのですが、それなりに時間は割きましたし、それなりのノウハウを用意して臨みながら活動してきました。
それなのに全く稼げませんでした。
同時期に始めたブログ副業においてはかれこれこの5年間で1,000万近く売り上げを作ってきましたので、圧倒的にブログの方が稼げた、また稼ぎやすかったというのが正直なところです。
確かにどちらかというとブログの方に力を入れて運営してきた部分もあるのですが、先ほども述べたようにこのwebライターにおいてもそれなりの時間を費やしていただけに非常に残念です。
ただこれは私の場合で、人によってはもっと多くの金額を稼げると思います。
例えば活動時間をもっと増やすことができたり、ライティングスキルをもっと身につけることができればおそらくもっと稼げるものだと思います。
中には年に何千万と稼いでいるプレーヤーもいるようなので。(嘘か本当かわからない)
私の場合はそういったスキルもなかったため、稼げなかったです。
webライターはやめとけ、素直に。
しかし仮に私がこれからもっと活動時間を増やせたとして、またwebライターで稼ぐためのノウハウをきちんと身につけられる状況にあったとしても私はwebライターはもう本格的に行わないと思います。
webライターはまず競合が多いです。このwebライターの案件をこなすことのできるクラウドソーシングサイト上では登録無料のため、多くの競合プレーヤーがアカウントを開設しており、そこで昼夜問わず活動をしております。
その中でもライティング案件は非常に人気だし、古くから実績を積み上げている古参プレーヤーも多くいます。
なので今クラウドソーシングに登録し、ライティング案件に応募したとしても、新参プレーヤーや私のような実績の少ないプレーヤーが案件を獲得できる可能性は極めて低いです。
しかも今は生成AIの登場で、従来に比べライティング案件自体も少なくなってきている印象です。
特に初心者の方にとっては、そもそも案件を獲得することができない、仕事をもらうことができない、このような状況に陥ってしまうと思います。
結構このwebライターに関して、初めは案件を獲得するためにプロフィールを作り込んだり、提案文を熱心に書いたりするんですけど、そのような努力も今は水の泡になることが多いです。
競合が多すぎる点と、案件自体が少ないため、案件自体を獲得できない。このようなダブルパンチの状況なんですね。
また仮にそこで当選したとしても今のライティング案件は単価が非常に低いし、古参プレーヤーであったとしても、このライティング案件に関しては時給700円くらいが相場だと言われております。
割に合わないですよね。だったらバイトをしていた方がよっぽど良いです。
さらにライティング案件に当選し、そこで何時間と費やして記事を作成したところで、大した金額にはならないのは残念だということに加え、その納品物の著作権は納品した瞬間からクライアントの所有物になるので、自身にはその700円という収益以外、何も手元には残らないんです。
つまりその制作物は自分が作ったとしても、納品してしまえばもう二度と自分のものにはならないのです。そういう掟なんですね。
これが仮にかつての相場とも言われた1記事につき5,000円くらいの報酬がもらえるとあればまだ諦めはつきやすいですけど、今はそんな報酬すらもままならないような状況になっているのです。
webライターは在宅でもできるし、自由な稼ぎ方ができるので人気なんですけど、窮屈な面が多いです。
正直、今このwebライターで稼ぐのは非常に厳しいと思います。
なのであまりお勧めしたくないです。
webライター副業で感じた後悔
これまでにも述べたとおり、私はこのwebライター活動をかれこれ5年近く行っております。
片手間とはなりますが、それなりの時間も費やしてきました。購入した書籍も複数ありますし、稼いでいると評判の方の有料商材を買い求めるなどもして、それなりの出費も経験しました。
にもかかわらず、稼げた金額はこの5年間でたったの20万円程度。
片手間とはいえど、何百時間とこのwebライターの活動に注いできたわけですから、この結果は残念以外の何物でもないですね。
バイトをしていればその分もっとお金をもらえることができたわけです。
また後悔している点としてはそういった時間やお金を無駄にしてしまったという部分だけでなく、例えば活動を通し、親交を深められたクライアントがいたのですが、そのようなクライアントに継続案件をもらうためのアクションをしてこなかったこと、これもあげられます。
その膨大な活動時間においてプラスとなる繋がりを作れなかったことですね。これもあると思ってます。
webライターは案件を獲得しなければ仕事になりません。
そこでは毎回新規の案件を獲得する工程を踏むと効率が悪いです。新規だと当然一からクライアントに自分を知ってもらう必要があるし、毎回提案文も書き直さなければいけなかったり、手間も労力もかかるからです。
しかし一度案件を共に遂行したクライアントに関しては、そのような作業は一度は済んでいるわけだし、こちらの制作物のクオリティや業務態度も知ってもらえているような状況です。
もしそこで一定の評価も貰えているのであれば、クライアントとしても私に関しては優先的に仕事をお願いしたいと思ってくれているはずなのです。
そこで同じクライアントが募集する案件を毎回チェックして、毎回応募していくことで、効率よく案件を獲得できたかもしれないわけです。
しかしそういった努力というか、作業をしてこなかったんですね。
そのため案件も毎回新規クライアントが提供するものに応募し、応募しては落とされ、しまいにはこのような結果になってしまったのです。
スキルと実績がないと無理
webライター活動を通して、一番強く感じた部分としてはスキルや実績がないと稼ぐのは難しい。逆にこのスキルや実績さえあればまだまだ稼げる媒体なのではないかということです。
このwebライター活動は競合が非常に多いです。書くことは誰でもできるし、そこでお金をもらえるとなれば誰もがやりたいと思うに決まっております。
その中にはもちろんこれまでまともにPCすら触ったことのない初心者の方、またライティングすらままならない人も多く含まれます。
一方でクライアントとしてはお金を払ってその制作物の作成を依頼しているわけですから、当然クオリティが高いものを求めるに決まっています。
とはいえ、一度お願いしたワーカーに対してはそれがどんな制作物であっても、それに対し対価を支払わなければならない規則のわけです。
なのできちんと選考の段階で見極めなければならないわけですね。
私も何度かクライアント側でこのクラウドソーシングを利用したことがありますが、選考においては非常に神経を使います。
リスクを背負いたくないからですね。
そこではやはり実績のある人、スキルのある人をできるだけ選びたいと思うし、それが全てなんですね。
応募してきたワーカーのプロフィールを見て、これまでに携わってきた実績は0、プロフィールの内容も乏しい、スキルもなさそうというのが垣間見えた時点で、その人に仕事を依頼することはほぼありません。
実績やスキルが全てなのです。
仮に他に応募してきたワーカーも同じような状況であれば、その仕事の依頼そのものを打ち切ってしまうでしょう。
そのくらいこのスキルと実績の部分は見られているんですね。
クラウドソーシングにおいてこのスキルや実績が特に重視されます。とりわけwebライターという人気で、応募数も多い場合は、このようなスキルや実績の提示がマストになってきます。
しかし案件自体はまだまだ多くありますし、今後もなくなることもないはずです。なので実績とスキル、これを身につければまだまだ稼げる余地は残っているのではないかという点もお伝えしておきたいです。
これからwebライターで活動したいと思っている初心者の方は、ぜひこのことを念頭においてみてください。
Webライターを1年続けて感じたメリット、デメリット
それでは続いてWebライターを1年続けて感じたメリット、デメリットについてここではお伝えします。
デメリットの部分に関しては前項の話と多少内容が被る部分も出てくるかと思いますが、少しニュアンスを変えてお伝えしますね。
Webライターを1年続けて感じたメリット
まずはメリットから。
何点かございますが、まず同じメディア運営をしている私からして、他のクライアントがどのように記事を書いているのかを知ることができたという点は良かったと思っています。
普通メリットというと、ライティングスキルが向上したとか繋がりが増えたとか、そういう技術的な話が上がるんですけど、私がお伝えするのはそれとは少し異なります。
というのも私は個人でブログ運営を行っているのですが、そこにおいては基本的には自分一人で記事制作を行います。これまでに何度か外注をした経緯もありますが、ほとんど一人で記事を書いているんですね。
しかしこのwebライター活動を通して、実際には多くの運営者が自社メディアの記事作成において、外注しているということがわかったんです。
企業だけでなく、個人ブログ運営においても結構外注している同業者が多いということを知ることもできましたし、その方々がどれくらいメディア運営に予算を掛けているのかがわかり、非常に参考になりました。
中には同じ個人ブログ運営者でも月に何百万と予算を掛けている人もいたりするのですが、それはつまりその運営者は稼げている運営者だということがわかるわけです。
そこからその運営者のブログをのぞいてサイトの施策を参考にするといったこともできました。
また同じくメディアの運営という点において、何度かワーカーとしてメディアの記事作成案件に携わって、他のメディアがどのような記事作成を行っているかを知れたのも良かったと思っています。
記事構成や見出しの作成、文字数、画像の有無、こうした要素で記事というのは作られておりますが、実際にワーカーとして指示を受けながらこなしていくことで、その企業が重視している構成方法や構成案のやり方を技術的に盗めるというわけです。
そこには今まで自分が知り得なかったやり方というのもあって、それを自身のブログに持ち帰ってその効果を検証するといったこともできます。
中には非常に有益なノウハウというのもあったりして、ブログで存分にその経験を発揮できました。
私の場合はブログ運営を行っていましたので、そこで非常に有益な情報を仕入れることができたのは良かったと思っています。
Webライターを1年続けて感じたデメリット
一方でデメリットに関しては先ほども簡単にお伝えしましたが、全体的にwebライターは稼ぎづらいという点に気づいたということです。
まずwebライターは実際に稼げるようになるまでの工程が非常に多いです。
案件に応募し、そこで提案文を書き、応募する。実際に採用されればそこからようやく仕事を開始することができる。またその実際の仕事にあたってもクラインと側の要望を聞かなければならず、すんなりとライティングを進めていくことはできない。
こうしたさまざまな障壁が発生するわけですね。
また仮にその案件を無事終えたとしても、手元に残るのはたったの数千円だけです。自分で書いた制作物というのも納品した時点でクライアント側に著作権が移行します。
とりわけ初心者の方に関してはこのような状況で初めは活動をしていくこととなります。
そこから徐々にスキルアップをして、また実績も積み重ねていくことでだんだんと高単価の案件にも応募できるようになり、そういった仕事ができて初めて割にあう働き方になるのではないかと思っています。
そこまで行ければwebライターはまだまだ十分稼げるし、魅力的な働き方とも言えると思いますが、いかんせんそこまでいくのに相当な時間もかかるし、それなりの苦労も必要となります。
特に今は競合も多く、生成AIの出現で案件自体も少なくなってきている印象です。
このようなデメリットを知った上で、それでも行いたいというのであればぜひ挑戦してみてください。
以下でその始め方についてお伝えします。
未経験でも大丈夫!webライターの始め方
webライターの始め方はいたって簡単です。
工程としてはクラウドソーシングに自身のアカウントを開設するだけ、これだけでOKです。
それを行うだけで即日からクライアントが募集する案件に応募することができ、仮にそこで運よく採用されれば本日からでもwebライターで稼ぎ始めることができます。
ただこれまでにも述べている通り、そううまくいかないのが現実です。
仕事を獲得したり、多くの仕事を獲得していくためにはプロフィールの作り込みや、ワーカー情報、基本情報の整理、また実績を積み上げていくことが求められます。
そして多くの応募者の中からあなたが際立って見えるようにクライアントへアピールしていくのです。
すぐにできることとしては①プロフィールの作り込み、②ワーカー情報、基本情報の整理が該当するかと思います。
まずはこのあたりの簡単な情報整理から行ってみてください。
それさえ整えることができれば、獲得できる仕事もある程度増えてきます。
また私はクラウドワークスとランサーズ、この二大サービスどちらにも登録を行っておりますが、とりわけランサーズに関してはクラウドワークスと違った、ワーカーがより仕事を獲得しやすくなるサービスを展開していて、それを利用して仕事を獲得できた経験があります。
それがランサーズのパッケージ出品というサービスです。
あなたにもこれをお勧めしたいです。
これは簡単に言えばあなたのスキルを値段をつけて出品できるというもので、簡単に言えばこちら側からクライアントにより自分の存在をアピールできるというものなのです。
例えば私であればSEOに関してのスキルや知見が多少あるので、そのスキルに沿った「SEO記事8,000円」と謳った商品をこのランサーズ上でパッケージ出品しております。
するとSEO記事をお願いしたいクライアントの目にも留まりやすくなり、それで仕事の依頼が直接舞い込んでくる可能性があるわけですね。
これがあればこちらからわざわざ案件に応募しなくても、クライアントから直接仕事の依頼が入る仕組みを作ることができるわけです。
このようなサービスを展開しているクラウドソーシングサイトもあるので、あなたの働き方に合ったサイトを選び、そこで実績を積んでいくと良いと思います。
まずはクラウドワークスとランサーズだけでも登録しておけば間違いないと思います。
特にランサーズは単価の高い案件が前者に比べ多いので登録はマストですよ!
webライターにまつわる求人応募に関して
webライターの副業は隙間時間に気軽にお金を稼げる点が魅力ですが、今この副業webライターで稼ぐのは結構難しいです。
その理由はこれまでにお伝えしてきた通りですが、副業だとどうしてもクラウドソーシングに頼らざるを得ない状況で、そのクラウドソーシングは競合も多いし、生成AIの出現で案件自体も少ない。また仮に当選したとしてもその見返りは実に乏しいものがあるからです。
なので正直隙間時間に手軽にwebライターで稼ぐという願望を叶えることは今やもう現実的な手段ではなくなってきているのです。
ただこれはあくまでも提案なのですが、クラウドソーシングではなく企業に雇われるという形であれば、求人の募集は結構あって、そこでwebライターとして活動することは可能です。
その中にはリモート可能な採用情報もあったりするので、限りなく副業ライターに近い働き方となるのではないでしょうか?
そう、企業にライターとして雇用されてしまえばいいのです。
採用情報に関しては多くの企業が募集を行っております。
- 映画制作会社としてのシナリオライター
- IT企業における記事制作
- アパレル企業におけるSNSライター
またその際の雇用形態もさまざまです。
- 正社員
- 派遣社員
- 契約社員
- アルバイト・パート
- 業務委託
確かにこのライター求人というのも人気の職種ではありますが、比例して募集している企業も多いので、縁があればその企業に雇われてそこでライターとしてお金を稼ぐことができます。
また中には未経験者OKの案件もあったりするし、どなたにもその道は開かれていると思ってもらっていいと思います。
都内だけで見ると、日毎に新しい採用情報はいくつも上がってくるような状況なので地道に採用情報をチェックし、諦めずに応募し続けていればいずれ採用の道は開かれるのではないでしょうか?
その際いきなり正社員からだとハードルが高いので、アルバイトから地道に経験とスキルを積み、いずれ正社員へ登用してもらうというやり方もできるので、まずは自分がどういった働き方をしたいのかを整理し、その働き方にあった案件に応募してみましょう。
私もかつてライター職を希望して幾つかの採用サイトを見たことがありましたが、その中でよかったなと思って、あなたにもお勧めしたいのが以下の3つです。
各社紹介案件は全く異なるので、それぞれチェックしてみてください。
コメント