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平均年収の何がおかしい?!4つの問題点を解決します!

平均年収 おかしい
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平均年収って気になりますよね。

例えばお見合いやマッチングアプリで異性と親交を深めたいとき。

またあるいは新しい職場を探すために、求人情報を色々と眺めているとき。

この平均年収を気にするという人は多いはずです。

しかしこの平均年収という言葉どこかおかしいと思いませんか?

そもそも「平均」という言葉自体つかみどころのない言葉だし、何をもっての平均なのか、その土俵もどこなのかわかりません。

今回この「平均年収」のおかしさを題材にし、記事にしてみました!

この記事を書いている人とこの記事を読んで分かること
  • 日本人の平均年収に対する感覚のおかしさ
  • 平均年収の割り出し方法のおかしさ
  • 平均年収にこだわることがなぜ大切なのか
平均年収おかしいに関するコンテンツ
目次

日本人の平均年収に対する感覚はおかしいの?

日本人の平均年収に対する感覚はおかしいの?

平均年収気になりますよね。

友達の平均年収、隣の人間の平均年収、同世代の平均年収。

日本人はこの「平均年収」って言葉が凄い好きなんですね。

でもこの平均年収ってどこかおかしいと思いませんか?

そもそも平均とはなんなのか?

何をもって平均なのか?

何と比べての平均なのか?

我々が普段心を躍らせているこの平均年収というのはいったいどういうものなのか?

ここではその平均年収の正体についてまずは考えてみたいと思います。

平均年収の実態とは?

それではまず今騒がれている日本人の平均年収について、一般論から見ていきたいと思います。

国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、2020年の1年を通じて働いた日本人の平均年収は433万円だったということです。

また 男女別にみると、男性は532万円、女性は293万円だったというんですね。

しかしみんな働いている環境が違うし、業界や企業によって年収は大きく異なるため、平均という数値をどこで出せばいいのか?という問題がまず生じてきます。

これからそのシチュエーションごとの平均年収について詳しく見ていきますが、まずはこの平均年収には「土俵」があるということだけ念頭においておきましょう。

なので現在我々が気になって仕方のないこの平均年収。

仮に平均年収を知りたいと思った時、自分がどの土俵における平均年収を知りたいのか?

例えば同世代の平均年収を知りたいとかですね。

そういった土俵を決めずに、ただやみくもに平均年収を調べても、参考にできないことが多いのです。

そもそも平均や普通という言葉の捉え方は人によって違う

またそもそも平均や普通という言葉は、人によってその捉え方が異なります。

自分が平均的だと思っている年収だったとしても、別の人からすれば平均的じゃないということはしばしばあるんです。

いわゆる価値観のズレですね。

そういった前提があるうえで、なぜ自分は「平均年収」を知りたいのか?

「平均年収」を知ってどうするのか?

そういったことを今一度問うてみるべきです。

ただ確かに同世代の30代の平均年収を知って、その金額よりも自分の年収が低かったとしたら、もっと頑張らなきゃと思えるのかもしれません。

しかし本当の幸せは誰かと比べても手に入るものではありません。

逆に平均年収より自分の年収が低かったとしても、自分が幸せだと思えばそれでいいではありませんか。

平均年収を知ってどうしたいのか?そこが肝心なんですね。

繰り返しになりますが「平均年収」というのは土俵によって違います。

そして平均という言葉自体、とらえようのないものなのです。

この2点をしっかりと抑えておかないと、戸惑うだけです。

平均年収は会社員だけのもの

また念頭に置いておきたいのは平均年収は会社員だけに存在する概念だということです。

当然働いていない人からすれば、そんなのは全く気になりませんし、フリーターや、派遣社員の方からしても大して気に留めない事柄です。

それでも会社員や正社員、働くことを人生の主としている人からすればやはり人と比較したくなるし、自分の立ち位置を知る意味でも、自分が今いる会社の給与が正当なものかを判断するためにもどうしても避けては通れないコンテンツなのです。

日本人が考える平均年収とは?

「平均」という世界には不思議な魅力があります。

平均年収と聞くと知りたくなりますよね。。

このとらえようのない、おかしい平均年収というやつを。

なのでまずは日本人が考える平均年収というやつを見ていきましょう。

どうやら一応日本人が考える平均年収というものがあるらしいです。

ただ先ほども言った通り、「平均年収」というのは土俵によって違います。

また平均という言葉自体、とらえようのないものなのです。

この2点をふまえ、日本人が考える平均年収というものを見てみましょう。

それでは日本人が考える平均年収とは、どのくらいでしょうか?

実は一般的に言われる「普通の年収」は一般的な平均年収は約400万円程度と言われています。

驚愕じゃないですか?!

400万なんてどうやっても稼げる自信がありません、、

もちろんここでは土俵が定かではありませんから、この金額を参考にしすぎないほうがいいとは思いますが、まさか400万が一般的だとは、、

ぶっちゃけ半分にも満たないという人も多いはずです。

でももちろんこの400万を高いと捉えるのも当たり前ではないんですね。

平均年収が400万ときいて、高いと思う人もいれば低いと思う人もいます。

なぜなら大きく稼いでる人もこの日本には多くいるからです。

日本人の平均値年収の中央値とは?

なので日本の平均年収の中央値もしるべきですね。

つまり「平均の平均」です。

というのも平均値400万というのは、600万を稼いでいる人もこの平均の中に含まれてしまうからですね。

なぜなら平均値400万というのは、その平均値の最右端は600万だとして、最左端200万の人もこの平均値400万にがいとうするからです。

この平均年収の実際の割り出し方法については後程解説しますが、まぁわかりやすく説明すればいかのような感じですね。

平均値400万とは?
最左端
年収200万
年収350万
年収600万
最右端

平均年収といってもこんなにも大きく分類されてしまうのです。

なので本当の平均年収をしるのであれば、この平均年収の中でも中央値というものを知るべきで、それこそが本当の平均だというわけです。

それでは日本におけるその平均年収の中央値というのはいくらくらいなのか?というと、約350万円程度と言われています。

これを参考にすれば年収350万から稼ぎすぎているという意味でいえば「高級取り」。

稼がなすぎれば「低所得者」といえるのです。

つまり日本においては600万以上を「高級取り」。

250万以下を「低所得者」といえることがこれでわかるのです。

日本人の平均年収は低すぎるって本当?

でもさすがに250万を下回るという人はなかなかいないように思います。

それなのにこの250万というのも日本では「平均年収」に含まれるというのですから、日本人の平均年収は低すぎるという声があがるのもわかります。

仮にフリーターであっても、月に4.5度ほどのバイト生活であってもこの250万という数値は余裕でクリアできる気がします。

特に東京など首都圏では最低賃金の見直しがされるようになりましたから、首都圏に住む人からすれば年間この250万を稼ぐことはそこまで難しい話ではないはずです。

しかしそれでもこういった事実があるんですね。

またその背景として、日本人の平均年収は30年間ほぼ横ばいだというデータもあるのです。

つまり日本ではいつの時代でも多く稼ぐ人間がいる一方で、低所得者も常にいるということなんです。

ですから250万という年収も平均に含まれるし、いつまでたっても平均年収があがらないんですね。

その根本的な原因は高所得者と低所得者との格差が埋まらないという現実があるのでしょう。

しかしこれこそこの日本における自然な形であって、給料がいつまでも上がらないというのも決して悪い状況とも言えないのかもしれませんね。

その背景に大きな理由があるとしたら、どんなに頑張ってもあがらないものはあがらないのです。

いやいや日本人の平均年収は高すぎるの?

さきほどのグラフをみていただいてもわかる通り、日本の平均年収には600万もふくまれます。

つまり言い方をかえれば日本の平均年収は600万だともいえるわけです。

この数値をみて、正直「高すぎる・・」と感じた人も多いのではないでしょうか?

この数値は世界的に見ても高い水準にあります。

しかし現実問題としてこの600万もあくまで「平均値」なんですね。

ほとんどの人がこの600万に対し高すぎると思う一方で、この600万以上稼ぐ人物というのもこの日本には多くいるわけです。

一部の人たちからは日本人の平均年収が高すぎるといわれる理由もうなずけます。

年収600万は何人に一人?

日本の平均年収はさきほども言った通り400万だとされています。

その平均年収の中には良くて600万も含まれます。

600万も平均の範疇なのです。(絶対無理)

それではこの年収600万を稼ぐ平均者はどのくらいの割合でいるものなのでしょうか?

国税庁の調査によると約15人に1人の割合で、600万円台の年収を稼いでいるという人がいるとのことです。

また年収600万円台の人の平均年齢は46.3歳と、40~50代の働き盛りの年代が中心だと言われております。

どうすれば年収600万なんて稼げるんですかね、、

例えば基本給が高いところに転職しようにも当然そういった企業は競争率が高い為なかなか就くことは難しいです。

結局のところ、年収600万円を実現するには、求人情報を探すのもそうですが、地道な努力でキャリアを築いていくしかないのです。

日本ではまさに限られた人しか、この高水準な給料をもらうことは難しく、実現は難しいと言わざるを得ません。

年収300万以下の人の割合は?

また同じく国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、年収が300万円以下の割合は合計で37.7%となっています。

つまり4割弱の人は年収が300万円以下であり、その割合は年々高まっている傾向にあるというわけです。

どうなってしまうんですかね、物価は高くなるにも関わらず年々収入は減っていく。

これが現実でまさに未曾有の事態です。

年収2000万以上稼いでいるひとの割合は?

ただ当然のことながら低収入の人もいれば、高収入の人もいるのが世の中の常です。

年収2000万円の人の割合がどれくらいなのか?を調べてみました。

国税庁の調査によると、年収2000~2500万円の給与所得者数は全体の0.3%、約160人に1人の割合となっています。

アメリカの平均年収は?

そんな中、例えばアメリカの平均年収というのはどれくらいなのでしょうか?

アメリカの平均年収といっても、これもまたピンキリですし、業界や企業、転職や求人など、様々な要因によって左右されます。

また驚くべきことに一般的には、男性の平均年収が女性よりも高い傾向がありますが、女性も徐々にその差を埋めつつあるということです。

昔からお金持ちは男性というイメージをもたれておりましたが、最近はそんなことないんですね。

女性でも優秀な人はたくさんいますし、そういった人は現に多くいて、大金を稼いでいるのです。

そしてそんな中アメリカの平均年収は、約770万円前後とされています。

さすがアメリカといったところでしょうか。

日本も高給取りの国としての位置づけですが、アメリカはあの人口や人権問題を抱えつつもなんだかんだ、すごい数値をたたきだしています。

その際アメリカは都市部と地方での格差が大きく、ニューヨークやワシントンなどの中心地は平均年収がさらに高くなる傾向にあります。

アジア各国の平均年収とは?

続いてアジア各国の平均年収についても見てみたいと思います。

アジアといっても様々な国があります。

また中にはまだ発展途上の国もあって、専門職についている人間とそうでない人間との格差もかなり目立つのがこのアジアです。

例えばタイにおいては、専門職・技術職・管理職についている人でさえも平均年収は約250万だといわれております。

またインドネシアでは平均年収は38万だともいわれており、いくら日本に比べ物価が安いと言われましても、平均年収は日本に比べて極めて低いと言えます。

一方で中国は約600万円、韓国は約700万円、シンガポールは約1000万円といったところです。

アジア勢力が非常に拡大していることを物語っていますね。

平均年収、世界ランキング

ちなみに、視野を世界に広げると平均年収が一番高い国は、

  • 1位アメリカ
  • 2位アイスランド
  • 3位ルクセンブルク
  • 4位スイス
  • 5位オランダ

だということです。

日本は22位と韓国の(19位)より下位だというんですね。

また日本は、1997年から2020年までの23年もの間、平均年収が上がっていないという現実も忘れてはいけません。

日本の平均年収は高いと言われても、それは実は過去の話で、もしかしたらアジアの中でも取り残されてしまうかもしれませんね、、。

個人で稼ぐ重要性

日本の平均年収の割り出し方法がおかしい?!

日本の平均年収の割り出し方法がおかしい?!

ここまで日本における平均年収とはどのくらいなのか?

またアメリカやアジア諸国の平均年収はどれくらいなのか?についてみてきました。

それではそもそもこの平均年収の割り出し方法はどうすればいいのでしょうか?

算数の勉強とまではいかないものの、その仕組みについてすこし説明が必要だと思います。

まず平均年収を知るためには、様々なデータが必要です。

その際まずは特定の集団を定めます。

例えば「セブンイレブン」とかですね。

そしてその集団において直近の1年で得られる年収の総額を、人数でわります。

その際、通勤交通費や残業手当を除いたすべての手当てを含んだ月給×12ヶ月+賞与で計算されることが多いのですが、これでこの集団の平均年収がわかるというわけです。

そしてその報告された各集団の平均年収を統計したものが、簡単に言えば日本の平均年収の割り出し方法だということです。

この平均値の割り出し方はおかしいとまでは言いませんが、果たしてどれだけ多くの人がこういうからくりがあることを知っているんですかね、

詳しくは以下の国税庁の「民間給与実態統計調査」で見ることができます。

平均年収が低い場合は転職を考えるべき?

年収をもっと上げたくて、また現在いる企業の提示する年収に満足がいっていない場合、転職も考えてみましょう。

例えばもう何十年も同じ企業に勤めているが、平均年収が10年前に比べて3万円しか上がっていないというのであれば、それは間違いなく転職を考えるべきです。

おそらくその企業に居続けても、平均年収は今後も変わらないと思います。

平均年収は立場で全然違う、だからおかしい!

ただ平均年収の割り出し方がわかったところでなんですよ。

だって平均年収は結局は年齢、性別、職種で全然違うからです。

それに何度も繰り返しになって申し訳ないのですが、「平均年収」というのは土俵によって違いますし「平均」という言葉自体、とらえようのないものなのです。

つまり見方によっては日本の平均年収なんてなんの意味もなさないんです。

また同じ職種の場合でも、経験豊富な人と初心者では収入に差が生じることだってあります。

それなのに平均年収と一色淡にしてしまうことがおかしなことなんです。

ここではそうなってはいけいないという筆者の思いで、それぞれのシチュエーションごとの平均年収についてみていきたいと思います。

年齢ごとの平均年収

まずは年齢ごとにおける平均年収についてみていきましょう。

年齢における平均年収は結構気になるシチュエーションですからね、。

例えば自分と同じ30代の平均年収はどれくらいなんだろうか?とかですね。

20代の平均年収とは?

まずは「20代の平均年収」です。

調べによると、日本国内の20代前半の平均給与は男性284万円、女性で249万円となっています。

また20代後半では男性が300万円、女性が270万円でした。

20代前半から後半にかけて徐々に収入が伸びているのがわかります。

20代という年齢は正社員として働いている人間がいる一方で、フリーターやニートなどもまだたくさんいることがこの数値に現れているように思います。

30代の平均年収とは?

続いては30代の平均年収についてです。

最近の調査結果によると、30代全体の平均の年収は、30代前半で約400万円、30代後半で約430万円となっています。

家庭をもったり、管理職にもつきはじめる年齢ということで20代よりも真剣に仕事に取り組む姿勢がこの金額にあらわれているように思います。

40代の平均年収とは?

続いては40代の平均年収についてです。

ある調査によると40代前半の平均年収は男性で582万円、女性で318万円。

40代後半の平均年収は男性で629万円、女性で324万円です。

さきほどの30代と比べても一気に収入が増えているのがわかります。

40代ともなれば、会社のトップになっていてもおかしくない年齢であり、会社を設立するだったり、個人で事業をたちあげるだったりという機会もなかにはあるかもしれません。

そういったいままでただ仕事をこなしていただけの状況が一変する年齢でもあり、その影響で収入がグッと伸びる人もいるんですね。

人生においてもっともお金を稼ぐ年齢であり、まさに人生におけるスターダムといえる年齢なのです。

50代の平均年収とは?

最後に50代の平均年収です。

50代の平均年収は530万円ほどだといわれております。

40代に比べて、年収が下がっています。

50代は、体力的な衰えがだんだんと見え始める年齢です。

なのでやはり40代とくらべると、平均年収はさがる傾向になります。

ここまで年代別の平均年収を見てきましたが、先ほどのグラフでいうとこれから頑張って稼いでいこうというので最左端が20代。

もっとも稼いでいるのが最右端の40代。

またその経過の中に30代や50代が含まれているというわけですね。

平均値400万とは?
最左端
20代(年収200万前後)
30代(年収350万前後)
40代(年収600万前後)
最右端

大卒の平均年収と、高卒の平均年収の違い

ここまで年齢ごとの平均年収の推移をみてきましたが、続いては大卒の平均年収と、高卒の平均年収の違いについてみていきましょう。

このシチュエーションも皆さんがかなり気にかけるところです。

まず高卒・大卒の平均年収男性の場合、高卒は354.1万円、大卒は464.2万円になります。

約110万円も年収に差があるのがわかります。

続いて女性です。

女性の場合、高卒で264万円、大卒で346.6万円となっています。

こちらも80万円もの開きがあります。

高卒と大卒とではやはり、大きな差があるのがわかりますね。

そしてこれがやはり両親から大学だけにはいっておけと、口酸っぱく言われる理由なのです。

性別で見る平均年収の違い

続いて平均年収は性別でも違いが生じるのかについてみてみましょう。

ここまで何度か男性と女性との比較はしてきましたが、男性567万円、女性280万円と、やはり現代は女性よりも男性の方が多くの収入を得ているという現実があります。

例えば肉体労働を強いられる職種というのは年収が高いと言われておりますが、体力的に男性の方が有利です。

なので男性の方がそういった職場に就きやすいというのが現実としてあります。

また女性は家事や結婚などで、ずっと働けなかったり、離職がそういった意味で高いことから、大企業などでも管理職についているのは男性だったりするんですね。

なのでどうしても未だ男性の方が収入が良いという現実があります。

しかし最近では企業によっては男女平等な給与体系を採用しているところもありますし、その差は徐々に縮まりつつあります。

そもそも男性より女性の方が優秀なのですから、いずれこの様相はまったく逆になるのではないかと筆者は想像しております。

将来的には、性別に関係なく、平等な給与環境が整備されることを期待したいところです。

雇用で見る平均年収の違い

また当たり前ですが、正社員と非正規雇用とでは年収に大きな差があります。

非正規雇用の人が、正規雇用の人の年収を上回ることはほぼありません。

2021年(令和3年)の平均年収においては、正社員で508万円、正社員以外は198万円となっており、両者には約300万円もの差があるのです。

フリーターはその自由な働き方にメリットがあるのでしょうが、これほどまでに給与に差が出てしまうとなると、やはり正規雇用を目指したいところです。

職種で見る平均年収の違い

これまで見てきている平均年収ですが、職種によってもだいぶ違いがあります。

  • コンサルタント(1,300万円)
  • システムアナリスト(1,295 万円)
  • アクセス解析・統計解析(1,048 万円)

一番高い平均年収を貰っている職種は「コンサルタント(1,300万円)」ということですが、つまり経営戦略を提案、売る仕事ですね。

今は上位に位置するのは医者とかじゃないんですね。

また5位に「不動産営業」(992万円)がランクインするのを除いては、ほとんどがIT業界であることがわかります。

昔と今とではだいぶ様相が異なるんですね。

ただそうはいってもここで見ている平均年収はさきほどのグラフの最右端の話。

平均には最左端も含まれるし、この20年年収が上がっていないことも忘れてはなりません。

因みに!

同じ会社に10年間勤め続けた場合、その人たちの平均年収は450万円くらいになると言われております。男女別で見ると、男性が553万円、女性が325万円です。ちゃんとコンスタントに年々年収が増加していける企業であればいいですけどね、、どの会社もそうというわけではないはずなので、これはあくまで参考値としてください。

若者の悩み

平均年収を気に掛けるときとはいつ?

平均年収を気に掛けるときとはいつ?

平均年収の実態についてなんとなくわかっていただけたかと思います。

平均年収というのは土俵で違うということ。

そして平均という言葉自体、とらえようのないものなのです。

なので平均年収なんてマジで場合によっては参考にしないほうがいいんですね。

例えばお見合いなどで相手が「私の職種の平均年収は1000万です」と言われたところで、その人自体がその年収をもらっているとは限らないし、「年間の平均年収は600万です」と言われたところで、もしかしたら月によっては大きく収入が減るときがあるかもしれない。

平均という言葉に踊らされることがないように気をつけましょう。

そのことを抑えていただいて、ここでは平均年収を気に掛けなければならないときとはいつなのか?見ていきましょう。

新しい職場に転職するとき

まず平均年収を気に掛けなければならない時といたしまして、新しい職場に転職する際ですね。

業界によっては、同じ職種でも企業ごとに年収に大きな開きがあることも珍しくありません。

そして求人情報のときも平均年収を提示してきますが、その提示された金額に踊らされてはいけません。

なぜなら、その年収には代表の給料や管理職の給料まで含まれるからです。

平均年収が高い企業ほど必ずしも待遇が良いわけではないため、転職する際には年収だけでなく、勤務条件や福利厚生などもしっかりとチェックするようにしましょう。

お見合いをするときやマッチングアプリで会う時

またお見合いをするときやマッチングアプリで会う時、まず気になるのが相手の年収や収入だと思います。

特に女性の場合、男性よりも年収や収入にこだわる傾向がありますが、このときこそ、平均年収や平均収入という言葉に気を付けなければなりません。

なぜなら平均年収や平均収入というのは、さきほども言った通り「正確性」にどうしても欠けるからです。

なので「平均」という言葉がでてきたら注意が必要です。

もしかしたらごまかしたいだけかもしれませんからね。

そういう時はしっかりと平均ではなく、毎月の収入は?とか毎年の年収は?と聞くようにしましょう。

そこでしっかりと誠実な答えが返ってきたとき、見込みがある相手といえるでしょう。

また最近はマッチングアプリなどで、プロフィール欄にこの「平均年収」と書く人物がいますが、そういう相手にも注意が必要です。

そもそもいくらでもプロフィールなんて偽れますからね。

その中でも平均年収だとか、平均収入などと書いて、相手を安心させる手段が最近はやっているみたいです。

たちが悪いですよね。

だったら収入面に関して無記入の人物の方がかえって安心できるのかもしれません。

お見合いをするときやマッチングアプリで知らない人物と会う時は特にこの平均年収とか平均収入という言葉には気をつけましょう。

平均年収って本当に大切?

平均年収って本当に大切?

平均年収の罠、平均年収のおかしさについて今回はご説明しています。

掴みようのない言葉「平均年収」。

「平均年収」と聞くとソワソワしてしまう我々ですが、そもそも「平均年収」って本当に大切なのでしょうか?

例えば20代の人にとってはもらった給料よりも、そのもらった給料をいかに使って将来に役立てるかのほうが長い将来のことを考える際に重要だったりします。

世で言われる平均年収。

なぜ我々はそこまでこの平均年収にこだわるのでしょうか?

年収いくらあれば勝ち組?

それはもちろん、我々人間は世間体を非常に気にするからです。

「人生勝ち組」なんて言葉もあるくらいですからね。

平均年収600万円です!なんていうと、周りの人間からすごい!とちやほやされますし、自信にもつながります。

自分は人生の勝ち組だ!なんてね、思ったりもできるわけです。

それでは年収いくらあれば人生勝ち組といわれるのでしょうか?

一般的にいえば、平均的な収入よりも高い年収を得ている人たちは、社会的に「勝ち組」と見なされることがあります。

日本国内で言うと年収600万円以上の人の割合は給与所得者全体の19.9%となっています。

さらに「600万円超~700万円以下」の範囲でいえば、わずか「6.5%」しかいません。

そのため、年収600万円以上であれば十分に「勝ち組」であるといえるかもしれません。

しかし本当にこの年収だけで人生の勝ち負けの基準をはかれるのでしょうか?

そもそも人生に勝ち負けがあるとは思えないし、上には上がいて、下には下がいる。

人は支えあって生きていけるものだし、仮に年収の低い人が負け組だとして、その人たちの仕事がなくなったとしたら、社会は回りません。

要するに役割の違いなのです。

たった一つの物語の舞台をみんなが役割をもって演じている。

私はそういうイメージをずっともっています。

年収いくらあればモテる?

ただそうはいっても年収が高い方がモテるのは間違いありませんね。

なのでモテたいという方は年収を必死にあげましょう。

つまり裏を返せば、モテたいがためにマッチングアプリなどのプロフィール欄に平均年収と書き込んだり、嘘の平均年収を書き込んだりするわけなんです。

こういった傾向は特に男性に多くみられるんですね。

モテたくてモテたくて仕方ない生き物ですからね、男というのは。

金さえあればいいと思っているのが男性なのです。

大手マッチングアプリが実施した調査によれば、人気の年収帯は「年収600~800万円」でここ数年間変わらず安定しているようです。

ただ「年収いくらあればモテる?」という問いに対して、明確な答えはありません。

もちろん平均的な収入水準を超える年収であれば、女性から注目される可能性は高くなるでしょう。

しかし、女性からの好感度を上げるためには、単に高い年収だけでなく、その収入を得るために取り組んでいることや、社会的貢献などの価値観を持っていることも重要なんですね。

年収は一つの要素でしかないのです。

年収が悪くても見た目がいい。

年収が悪くても性格が良ければモテる可能性はあるのです。

結婚相手を選ぶとき、平均年収よりも大切なこととは?

逆に言えば女性の場合でお見合いなどで結婚相手を選ぶ際、年収や収入はもちろん重要な要素の一つですが、それだけで決めるのは危険です。

平均年収の危険性は前にも話した通りですが、そんな平均年収よりも、相手がどのような人物か、その人が抱える価値観や人生観の方が大切なのです。

また最近はマッチングアプリの台頭で、スマホ1つで簡単に結婚相手を探せる時代ですが、スマホの画面だけでは相手の素晴らしい人柄や才能を知ることはできません。

女性が結婚相手を選ぶ際には、年収や収入よりも、相手がどんな人物かを見極めることが大切なのです。

結婚となると、一生の出来事ですし、相手と一緒にいると楽しい時間を過ごせるか、困難な状況に立ち向かえるか、一緒に成長していけるかなど、将来の生活に必要なことを考えることが大切なんですね。

今回の年収や収入は生活に必要な要素ではありますが、それ以上に相手との相性や価値観の合うかどうかを見極めることが大切なのです。

結婚は一生の決断ですから、マッチングアプリなどの便利なツールを使用する際も、そういったことをよく考えて選ぶことが大切です。

男性は平気で平均年収を偽る

また男性は平気で平均年収を偽るという事実も見逃してはなりません。

平均年収600万と聞いていたのに、蓋をあけてみたら貯金が1円もなかったなんていう話は珍しくありませんからね。

いわゆる結婚詐欺というやつです。

男性の多くは年収を大きく誇張する傾向があります。

これは男という生き物の性質上、どうしようもないことらしいんですね。

なので女性は特に結婚などで平均年収を鵜呑みにしないほうがいいと思います。

年収500万ってどうなの?本当に幸せなの?

さて、仮にお見合いやマッチングアプリなどで平均年収の高い、理想の人と出会い、結婚できたとします。

確かに一定の収入があることで、生活に必要なものを確保できるため、安心感が得られるということは事実です。

また、夫婦で協力して収入を得ることで、より豊かな生活を送ることも可能となるでしょう。

しかし収入が幸福感に直結する直接的な要因にはなりません。

さきほどの結婚の話にもありましたが、一緒になる相手との相性や価値観が合うかどうかを見極めることのほうが大切なのです。

そしてなによりも一緒にいて楽しいと感じられる相手であれば仮にお金などなくても幸せだと感じられるのではないでしょうか?

年収1000万稼ぐ相手でもこれは同じです。

少しでも収入を増やしたい方は是非こちらの「NOTE」をご参考下さい!

平均年収おかしいに関する疑問

年収いくらから勝ち組ですか?

20代、30代などの若年層であれば、年収500万円も十分に勝ち組のラインとなります。

平均年収はいつから変わっていない?

国税庁の「令和4年分 民間給与実態調査」によると、2022年の平均年収は458万円となり、過去10年間で年収にほとんど変動がないことが明らかになりました。

大企業で30歳の年収はいくらですか?

社員数1000人以上を抱える企業を大企業と言われておりますが、その大企業に勤務している30歳の平均年収は505万円だということです。

冗談抜きでブログで人生が変わります・・・。

平均年収は確かにおかしい。でもそれにとらわれすぎないで!

平均年収のおかしさについてここまで述べてきました。

平均年収にとらわれすぎるとあまり良くないと思います。

なぜなら業務や、年齢、所属している地域によって正確な平均年収は測れないからです。

そもそも平均という言葉自体がつかみどころのないものなので、掴もうとしても掴めません。

人によって、人生の幸福度の基準は異なります。

お金に基準を置いている人もいれば、そうでない人もいるのです。

仮にお金だとしても、この平均年収にこだわりすぎても本当に良いことはないと思います。

お金に振り回されず、どうかあなただけの幸福を探してみてください。

平均年収 おかしい

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