本記事では現在大人気の宅配弁当サービス「ナッシュ」の添加物について人気メニューごとに混入している添加物の種類についてや、「ナッシュ」で提供しているお弁当の添加物量は多いのか?食べ続けても健康に害はないのか?といったことを解説していきます。
現在人気と称される宅配サービス3社との添加物量の比較もしておりますので、これから「ナッシュ」の利用を検討しているという人や、現在「ナッシュ」を利用していて、添加物の存在が気になっている人はぜひ参考にしてみてください。
食品添加物とは何?
まずここでは「食品添加物」とはそもそもなんなのか?ということを解説します。
我々は普段からこの「食品添加物」に対し、あまりいい印象はもっていないはず。
食品添加物に関して基礎的なことを解説しておりますので是非参考にしてみてください。
食品添加物とは?
まず食品添加物とは、食品製造の際に添加する物質のことです。
なぜこのような食品添加物を料理に使うのか?というとそこには様々な用途があります。
例えばその中には、
などなど。
様々な恩恵をこの添加物を使うことによって得られるようになったわけです。
食品添加物がないとどうなる?
良い評判をあまり聞かないこの食品添加物ですが、実はないと大変なことになります。
例えば食品添加物の中には食品の腐敗を防ぎ、食中毒のリスクをさげる役割をもっているものがあります。
逆に保存料をまったく使わない「無添加食品」は、食中毒のリスクを高めることになるのです。
なので一概には人間にとって有害であるとはいえないわけなんですね。
人間をきちんと守る役割もしているのがこの食品添加物なのです。
食品添加物の種類について
そんな「食品添加物」において、現在どのような種類があるのかみていきましょう。
↑こちらは日本食品添加物協会さんのサイトより抜粋させていただいたものですが、実に多くの種類の添加物が記載されています。
現在400種類以上もの食品添加物が厚生労働省によって認められております。
添加物が多いとされる基準値は?あるの?あります!
そんな食品添加物には国が定める使用基準というものがあります。
そのどれもが明確に、かつ詳細に指定が設けられております。
例えば「亜塩素酸水」という添加物であれば0.40g/kg浸漬液又は噴霧液といった風に。
事細かに基準や使用制限が設けられているんですね。
レストランで提供している料理やその辺で売られているお弁当でも使用基準を超えて添加していないか、実際の摂取量がどのくらいになっているかということをもとに調査されています。
輸入食品においても、日本の使用基準が守られているかをきちんと調査して、その調査をクリアしたもののみ我々商品者の手元に届くというわけですね。
なので普段我々が口にしている食品すべては、規律の範囲内の食品添加物が使われているということです。
食品添加物が多い食べ物は?
とはいえ中には食品添加物が多い食べ物もあります。
例えば我々が大好きな食べ物にチョコレートやポテトチップスがありますね。
また甘くておいしいキャンディーやお菓子、ハムやソーセージなどにもたくさんの食品添加物が使われています。
それだけではありません。
普段の料理に欠かせない醤油やみそ、ソースなどの調味料にも実に多くの添加物が使われているのです。
有害な食品添加物とは?
それではなぜこの食品添加物について、我々はあまり良い印象をもっていないのでしょうか?
それはこの食品添加物の中で人に有害な影響を及ぼすものがあるからです。
例えば「亜硝酸塩(ナトリウム)」という添加物は胃の中で発ガン性物質に豹変すると言われており、摂取しすぎはよくありません。
それだけでなくうつ症状、頭痛、記憶障害などにも影響すると言われているのです。
そんな「亜硝酸塩(ナトリウム)」ですがなんと、私たちが大好きなハム、ウインナー、ベーコン、サラミなどに含まれるというんですね。
そう思うと、普段の食事が怖くなります。
ちなみにこの添加物が原因で引き起こされる病として以下のような病気があげられます。
- がん
- 糖尿病
- 失明・視力低下
- うつ病
- てんかん発作
- 精子減少
- ストレス増加
- 動脈硬化
- 心臓病
- ぜんそく
- アレルギー
- 記憶障害
- 骨密度低下
天然添加物とは何ですか?
一方で天然添加物というのをご存じでしょうか?
天然添加物は植物や動物の組織や微生物の代謝産物、鉱物などの天然物を原材料とし、抽出などにより製造されたものをいいます。
人の科学的な技術によってうまれた添加物ではなく、あくまでも自然のちからで生み出された添加物のことです。
化学反応により合成された食品添加物に対し、 天然添加物は、植物や動物の組織や微生物の代謝産物、鉱物などの天然物を原材料とし、抽出などにより製造されたものなので、人体にも優しいという特徴があります。
例えばコンビニ弁当添加物はどのくらい?
我々が普段から口にすることの多いコンビニ弁当。
よくこの「コンビニ弁当」は添加物が多いから健康によくないという話を耳にしますよね。
そんなコンビニ弁当には実際どのくらい多くの添加物が含まれているのでしょうか?
ただ残念なことにコンビニ弁当で使われている添加物の使用料は関係者しかわかりません。
なぜなら商品開発の観点から添加物の記載をおおやけにしてしまうと、競合がまねしてしまうからなんですね。
しかしそこそこ含まれているのは事実です。
なぜなら、食材の賞味期限を長く保てるようだったり、いつまでも美味しく食べられるように、たくさんの添加物が使われているからですね。
ただ法律上「ほんのわずか」しか使えないことになっているので、そこまで気にしなくてもいいのも事実です。
食品添加物および残留農薬の基準として「人間が、生涯にわたり、毎日摂取しても、人体に一切影響が無い」という基準量(一日摂取基準量=ADI)が決められています。
日本でもこの基準量をもとに、食品の提供をしなければいけない決まりとなっていますので、人体の影響にかかわる添加物は仮にコンビニ弁当であっても含まれていないというわけです。
実際、日本では過去50年以上、添加物による健康被害など出ていません。
宅配弁当の添加物はやっぱり多いの?
コンビニ弁当もそうですが、宅配弁当に対しても懐疑的な思いを抱いている人も多いはずです。
いまの宅配弁当は味も大変おいしく、長期保存できるものも多いですからね。
宅配弁当にも結局は添加物が含まれています。
しかし今回の「ナッシュ」もそうですが、最近の宅配弁当は冷凍保存されているものがほとんどですよね?
コンビニで販売されている弁当やスーパーのお惣菜は、常温や冷蔵で提供されるため、雑菌の繁殖を防ぐ目的で保存料などの添加物を使用しているのが一般的です。
しかし冷凍弁当は、保存料や着色料など、添加物をなるべく使用せずに製造されているものが多くあります。
ナッシュに含まれる添加物の種類について、メニューごとに考察
そんな中ナッシュのお弁当はどのくらい多くの添加物が含まれているのでしょうか?
ここではナッシュが誇る、大人気のメニューに含まれる添加物の種類をみていきます。
チリハンバーグステーキ
まずは「ナッシュ」が誇る人気No.1商品である「チリハンバーグステーキ」です。
ハンバーグというと、味にパンチがあるので、添加物が多いイメージですよね。
この「チリハンバーグステーキ」に含まれる添加物は「8項目」です。
- 調味料(アミノ酸等)
- 乳化剤
- pH調整剤
- 着色料
(カロチノイド、炭末) - 香辛料抽出物
- 増粘多糖類
- 甘味料(スクラロース)
- 香料
チキン南蛮
続いては「チキン南蛮」です。
「ナッシュ」の「チキン南蛮」はタルタルソースが特徴的で、味も非常にいいです。
そんな「ナッシュ」の「チキン南蛮」に含まれる添加物の種類は「8種類」です。
- 甘味料(スクラロース)
- 調味料(アミノ酸等)
- 酒精
- 増粘剤(加工デンプン、キサンタン)
- pH調整剤
- カラメル色素
- 酸化防止剤(V.C)
- 漂白剤(次亜硫酸Na)
にんにく醤油から揚げ
こちらも人気な「にんにく醤油から揚げ」。
ジューシーな肉質とサクサクな唐揚げの衣が特徴的です。
「にんにく醤油から揚げ」に含まれる添加物、こちらも「8種類」。
だいたいこの「8種類」くらいが「ナッシュ」における目安なんでしょうか。
- 甘味料(スクラロース)
- 調味料(アミノ酸等)
- 酒精
- 増粘剤加工デンプン、キサンタン
- pH調整剤
- カラメル色素
- 酸化防止剤(V.C)
- 漂白剤(次亜硫酸Na)
クリームコロッケグラタン
最後は「クリームコロッケグラタン」です。
聞くからにこってりなイメージの本商品。
実際に含まれている添加物の量も今回最多の「16種類」でした。
- 調味料(アミノ酸等)
- 加工デンプン
- トレハロース
- セルロース
- 増粘剤加工デンプン、増粘多糖類
- 甘味料(スクラロース)
- カゼインNa
- リン酸塩(Na)
- 乳化剤
- 酸味料
- くん液(燻液)
- 酸化防止剤(V.C)
- 着色料
- 香辛料抽出物
- 発色剤(亜硝酸Na)
- 香料
ナッシュに含まれる添加物の調べ方について
ところで肝心の「ナッシュ」の添加物の調べ方をご存知でしょうか?
こんな感じに簡単に調べることが出来ます。
- メニューを選択 公式サイト右上「≡」からからメニューを選択。
- 商品を選択 商品画像をタップしましょう。 ここでは「チリハンバーグステーキ」を選択。
- 原材料から食品添加物をチェック
簡単に調べられるので、「ナッシュ」のメニューの添加物が気になるという人は一度確認してから注文してみてはいかがでしょうか?
ナッシュの添加物は多い?人気宅配サービス3社との比較
「ナッシュ」はいま大人気の宅配弁当サービスです。
いまは「ナッシュ」だけでなく、宅配弁当そのものが注目されていて、すでに利用しているもしくはこれから利用してみたいという人はこの「ナッシュ」に限らず多くいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは以下の人気ブランドサービスの添加物に対するアプローチの仕方はどうなっているのか見ていきたいと思います。
- 三ツ星ファーム
- コープ弁当
- ワタミの宅食
三ツ星ファームとナッシュの添加物量の比較
まずは「三ツ星ファーム」です。
現在大人気の宅配弁当ですね。
この「三ツ星ファーム」における肝心の添加物量に関してですが、酸化防止剤や保存料などが入っていないのが特徴です。
例えば「三ツ星ファーム」で大人気のメニューに「タンドリー風スパイスチキン」というものがあります。
この「三ツ星ファーム」で「タンドリー風スパイスチキン」は大人気のメニューなのですが、この「タンドリー風スパイスチキン」にどれくらいの添加物が含まれているのか?というと以下のようになっています。
- 調味料(アミノ酸等)
- ミョウバン
- 着色料(カラメル、カロチノイド)
- 加工でん粉
- 増粘剤(グァーガム)
- 甘味料(カンゾウ)
- 香辛料抽出物
- 香料(一部に小麦・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・りんごを含む)
合計「8種類」ですね。
前述の通りこの「三ツ星ファーム」のメニューには酸化防止剤は入っていません。
また含まれている添加物の量も「ナッシュ」と同じ「8種類」と少ない基準にあることから健康には優しい宅配弁当だといえます。
コープ弁当とナッシュの添加物量の比較
続いては「コープの宅配弁当」です。
コープは主婦の味方で、健康に良いイメージを持っている人は多いとおもいます。
現にコープ(生協)では独自の基準を設定していて、その基準にあうものだけの添加物をこの「宅配弁当」にも取り扱っているみたいです。
つまりコープの食材は添加物を使わないので、自然により近い状態で提供しているのがこのコープの特徴です。
コープの宅配弁当サービスでは日替わりでおすすめなメニューを配送してくれます。
例えば「カレー」などに入っている「福神漬け」がありますよね?
この「福神漬け」を想像するとき多くの人が「真っ赤な福神漬け」を想像すると思いますが、コープで配送している「福神漬け」はあのような真っ赤な福神漬けじゃないんですね。
コープで配送している「福神漬け」は食欲がわかない地味な色味です。
でも、その地味な色合いこそ、食品添加物のひとつである「人工着色料」を使用していない食品そのものの色なんです。
これこそまさにコープが徹底しているスタンスなんですね。
当然コープの宅配弁当は添加物が少ないです。
ワタミの宅食とナッシュの添加物量の比較
最後は「ワタミの宅食」です。
ワタミの宅食にも少なからず添加物は入っています。
それでも国が定める基準の範囲内だということなので安心です。
例えば「ワタミの宅食」の中で選べるメニューに「まごころおかず」というものがあります。
こちらにはどれくらいの添加物が含まれているのかというと、
- 加工デンプン
- 増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)
- pH調整剤
- 調味料(アミノ酸等)
- 着色料(紅麹、カロテノイド)
- 香料
- 凝固剤
- 重曹
- 香辛料抽出物
- 甘味料 (カンゾウ、ステビア)
- V.B1
「11種類」ですね。
「ワタミの宅食」は最低限の添加物のみ使用するというスタンスのようで、健康に配慮したサービスを提供しています。
ナッシュの添加物が人体に及ぼす影響について
「ナッシュ」のメニューにも平均的な添加物量は含まれています。
この「ナッシュ」に含まれる添加物に危険なものは果たして混在しているのでしょうか?
ナッシュの宅配弁当に含まれる添加物には危険なものもあります
残念ながら「ナッシュ」の宅配弁当には危険とされる添加物が含まれています。
以下は特に危険とされる添加物です。
- 着色料(カラメル)
- 着色料(カロチノイド)
- 着色料(クチナシ青色素)
- ミョウバン
- 酸味料
- ph調整剤
- 甘味料(アスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物)
- くん液
- コチニール
- 発色剤(亜硝酸Na)
- 加工澱粉
危険とはいっても、そこまで人体に影響を及ぼすものではありませんし、なんならコンビニ弁当の方がよっぽど危険な添加物は含まれています。
大量に摂取し続けると、健康に悪いというだけで、普段食べるだけならまったく問題ないので安心してください。
繰り返しになりますが「ナッシュ」が提供するすべての商品は国が安全と認めた添加物を、定められた基準範囲内で使用しているので、人体に害はありません。
仮に添加物が使われていたとしても、それは厚生労働省・食品安全委員会によってしっかり調査・審議された食品添加物なので、一生涯食べ続けても健康への影響がないと認められています。
ナッシュの添加物は結局多いの?
「ナッシュ」のお弁当に含まれる添加物の量は果たして多いのか?ということですが、さきほどの人気ブランドと比べても同等かそれよりも少ないというのが「ナッシュ」の現状です。
なので平均的でしょうね。
中にはもっと多い添加物を使っている宅配弁当サービスは数多くありますから。
「ナッシュ」は健康的な宅配弁当だと言えるでしょう。
ナッシュの添加物で食中毒になる可能性があるというのは本当か?
「ナッシュ」のお弁当は長期の冷凍保存が可能です。
そこがうれしいんですが、その分きちんと保存料が入っています。
これは代表的な添加物ですね。
この保存料がないと腐ってしまいますから、
ただナッシュの保存期間は約半年までです。
これを過ぎると、保存料の役割が消え、腐敗していきます。
それを食べれば食中毒を引き起こす可能性もあるので、なるべく早く、最低でも半年以内には食べ終わるようにしましょう。
無添加の宅配弁当で人気おすすめブランドは?
最後に添加物が気になるあなたにおすすめな宅配弁当サービスを紹介します。
今回の「ナッシュ」も添加物は少なく、十分に健康に配慮された宅配弁当サービスなのですが、中にはもっと健康に配慮された宅配弁当サービスがあるんです。
わんまいるの特徴とおすすめポイント
まず一つ目が「わんまいる」ですね。
わんまいるの宅配食は調理後すぐに冷凍することで余計な添加物を使わないように工夫されています。
なので一切保存料や、着色料は使われていない宅配弁当なんですね。
食材宅配ランキング2016では品質と味部門で1位に選ばれた実績のある宅配弁当サービスです。
例えば「青椒肉絲」に使われている添加物は、
- 増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)
- 調味料(アミノ酸等)
- カラメル色素
- ベーキングパウダー
- 酸味料(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・豚肉・鶏肉を含む)
わずか「5種類」だけでした。
すごいですね。圧巻です。
FIT FOOD HOME(フィットフードホーム)の特徴とおすすめポイント
また「FIT FOOD HOME(フィットフードホーム)」が提供する宅配弁当にも健康の観点から定評があります。
フィットフードホームの強みは「無添加」、「栄養バランスを考えた、手作りの創作メニュー」、「都度注文」対応の3つです。
↑は「「FIT FOOD HOME(フィットフードホーム)」が掲げるコンセプトですが、なんと全メニュー無添加で提供しているんです。
ね?!一切使われていないんです。
まさに健康食そのものといった感じですが、その分ほとんどのメニューは配達後すぐに食べなければなりません。
中には4か月近く冷凍保存できるものもあるみたいですが、それはあくまで例外ですね。
保存があまり効かないのは健康食ならではのデメリットというところでしょう。
ナッシュの添加物が多いのかに関する最終疑問
- ソルビン酸カリウムは発がん性がありますか?
-
ソルビン酸カリウムは、単体でも危険性があると言われていますが、他の食品添加物との組み合わせにより、発がん性が指摘されています。ナッシュのお弁当には基本このソルビン酸カリウムは含まれていません。
- ナッシュは常温で保存できますか?
-
いいえ、できません。ナッシュで注文して届いたお弁当は全て冷凍保存対象物となります。
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