文章力と頭の良さは関係するのか?それを明らかにするためには、そもそも文章力とは何か?ということと、頭の良さとは何か?を解明しないといけない気がします。
またそもそもなぜそれを明らかにする必要があるのかということですが、いま文章力というスキルが非常に注目されている背景があるということ。
またその文章力というのがどことなく神秘的で、我々一般人を惹きつける魅力があり、凡人からすればきっとこの文章力にこそ何かしらの秘密があって、その秘密こそが我々と頭の良い人との間にある明確な違いのような気がしているからでしょう。
頭が良い人というのは頭脳明晰、どんな問題でも論理的な思考をもって片付けてしまう。
そういったイメージがあるはずです。
きっとそのような仕事人はみんなこの文章力を学んでいて、あらゆる問題を簡単に片付けてしまう、また難しい答案も一発で解いてしまうのはそういったカラクリがあるからじゃないかと。
私はこれまで何年かに及んでこの文章力を学んできました。頭が良くなった手応えはまるでありませんが、さまざまなことを言葉によって説明することができるようになったり、物事を論理立てて説明できるようになったり、物事の思考の仕方というか、整え方というものが確かに身についた気がします。
それが果たして頭が良くなったといえるのかどうはさておき、今回そんな私が文章力と頭の良さについて、それぞれの関係性について明確化していきたいと思います。
文章力が身につき、どんな物事でも的確な言葉で説明できるようになると世界が自分のものになったような感覚になります。
人生に彩りがまし、それだけでもこれまで文章力を身につけてきてよかったと思っております。
そのためこの冒頭でまずお伝えしておきたいのは頭の良さだけで判断せず、この文章力を身につけていってほしいということです。前置きがながすぎで大変恐縮です。それでは参りましょう。
文章力と頭の良さは比例するのか?
早速ですが文章力と頭の良さは比例するのか?について考えたいと思います。
ただ頭が良い状態というのがいまいち私にはわからない部分なので、私の考える頭の良さということにはなってしまいますが、まずはここではその頭の良い状態とはどういう状態なのかについて考えます。
頭が良い状態とは?
私の考える頭が良い状態とは以下の条件が整っているかどうかだと思ってます。
- 物事を論理的に解剖、組み立てができる
- 物事の要点を捉えるのが早く、そこにすかさずアプローチできる
- 何かを説明する際は誰もが理解できるように努め、理解に苦労することなく簡潔に説明ができる
そこで続いて文章力で身につくスキルにはどういうものがあるのかについて考え、そこには果たして接点はあるのか見てみましょう。
文章力を身につけることで得られるもの
そもそも文章とは物事のありようを言葉でもって説明する機会のことです。
またその物事というのは必ず論理的に構成されているので(例えばスポーツをしたらお腹が空いた。だからカレーを食べたみたいに)文章というのは同じく論理的でなければなりません。
文章力が高い状態というのはその物事の仕組みを正確な言葉で捉え、それを順序立てて説明できる状態のことだと思っています。文章において論理は絶対に破綻してはいけません。
文章力を磨いていくと、こうした作業が非常に軽快に行えるようになると思っていて、結果物事の仕組みがわかるようになる、目の前の状況を言葉で簡単に説明できるようになるといったメリットがあると思っています。
物事の仕組みがわかるようになると簡単には言いましたけど、これってすごいことですよね。
頭の良い人って何でもきちんと正確なことを理解している、そんな印象をうけますが、それって今回で言うところの物事を論理的に捉え、それを言葉で正確に捉えられているからだったんです。
そしてそれは文章力と確かに紐づくのかもしれないという話ですね。
これは先ほどの①に該当する部分です。
また物事の仕組みが理解できるようになるということは、たとえばこの部分がどういった性質をもっているだとか、その部分はこのような性質をもっているといった、関係各所の場所やありか、その場所がどういった場所なのかがわかるようになるということでもあります。
物事の仕組みが網羅的にわかるようになり、要点がどこにあるのか?そしてそれは果たして本当に要点なのか?といったこともわかるようになります。
生きる上で次から次に生じる物事の要点が的確にわかるようになるというのは人生において非常に有利です。
頭の良い人はそういったことを平気でやってのけます。
そういった恩恵も文章力を磨くことで備わる。これはさきほどの②の部分ですね。
物事の仕組みだったり、要点だったり、それ以外の部分がどういった仕組みなのか、どういった性質なのかを理解できるようになると、物事を網羅的に理解することができるというのは先ほどの部分です。
また物事を網羅的に理解できるようになると、今度はそれを誰かに享受できるようになります。
しかもそのことを網羅的に理解できているのであれば、その物事の性質がわかることで、今から説明しようと思っている部分は他人からするとこのような捉え方をするだろうなという、一般の人との距離感も予測を打ち立てることができるようになります。
その際平易な言葉を用いて説明したほうが受け入れてもらえるなといった話し方の問題も考えることができ、そのような状態は凡人からすると頭脳明晰に感じられますよね。それが余計に頭の良さを誘うわけです。
頭の良い人はここまでやります。
なんでそんなことまで説明する必要があるのか不思議に思う時がありますが、それが仮に誰にでも理解されるべき内容だっとしたら、誰でもわかるように丁寧に説明する必要があると自然と彼らは考えることができるからです。
物事の要点がわかっているからこそ、そういったことまで手が届くんですね。
なので頭の良い人からすればそれは必要があって行っているので不思議なことではないわけですね。
ここが最後の③に該当する部分です。ながながと書いてきましたが、どうやら文章と頭の良さは関係がありそうだな、そのようにすこしでも思ってもらえたのなら幸いです。
文章力がないのは頭が悪いから?その根拠は?
ここまでみてきて文章力と頭の良さはどうやら関係がありそうです。
なので文章力がない人というのは分かりやすく言えば頭が悪い。そう言ってしまえるのかもしれません。
頭が悪いというのはつまりここまでの話で見えてきたのは、物事の仕組みがわからない、筋道がわからない、物事の仕組みがわからないため、何も説明できない、このような状態のことを指すことだと言えるからです。
そしてそのような問題は物事を論理的に考えられていない、論理的に考えるためのパーツ集めや筋道が立っていないことだと言えるからであり、それら問題は文章力を磨くことで基本的には補えるからです。
繰り返しになりますが、文章というのは論理的でなくてはならず、その際物事の特徴を表面化して、それら物事の繋がるポイントを見つけ、ポイント同士を繋げていく作業です。
文章力が高ければ物事の特徴を理解し、そのポイント同士を見つけるのがうまくなることからそのようなことはスムーズに行えるようになり、よって先ほどの頭が悪いと言った状態を避けることができます。
文章が上手い人ってどういう人?
それでは具体的に文章が上手い人ってどういう人なのか考えてみましょう。
- 文章が論理的である人
- 発言に個人の意見がある人
- 文章がわかりやすい人
文章が論理的である人
まずはこれですね。文章は論理的でなければなりません。これが大前提です。
そもそも文章とは目の前で起きている、あるいはいま自分が置かれている状況を正しい言葉で持って説明する行為です。そのため論理的なければなりません。
例えばリンゴが木から落ちたという文章があったとします。これは文章であって文章ではありません。それは単なる言葉を並べただけだからです。
しかしこれを「リンゴが木から落ちたのは重力のせいだ」とか、「鳥がついばんだことで木からリンゴが落ちた」というところまで記せばそれは単なる言葉ではなく、きちんとした目の前の状況の説明になり、それであれば初めて文章という形になるのです。
文章は論理的であること。これが文章の基本です。単なる言葉の設置にならないように気をつける必要があり、文章力が巧みな人は決してそのような過ちはしません。
発言に個人の意見がある人
また文章力がある人はさらにそこから一歩前へ出ます。
文章は論理的であることが基本の形となりますが、さらにその型だけにとどまらず読者に対して感動体験をさせることのできる人です。
例えばそこでいうと個人の意見も提示するといったテクニックです。
先ほどの「鳥がついばんだせいで木からリンゴが落ちた」という文章を、「鳥がついばんだことで木からリンゴが落ちたのを見て私は世の無常を思い、私の命も同じように天変地異によっていつでも潰えてしまう可能性があると知り、怖くなった。」といった文章とする。
文章を書く目的はそれぞれありますが、形として文章はまずは論理的であること。これが基本となります。
しかしそれではどうしても無機質なものになってしまいます。文章はそれを読む人間のためにあるわけですから、読んでくれた人が感動できるような文章であればその方が良いわけです。
その際こうした筆者の個人の感想を加えることで文章は彩りを増やし、そういったある種の感動を与えることができる。
また感動を与えることができれば人に行動を起こさせることも可能になるのです。
最近はこれを逆のアプローチから捉える人が多く、読者に行動を起こさせるためにはどうしたらいいか?というゴールから文章を書く人が多くなっています。
ではなくまずは論理的であること。そして個人の感想を加え、感動させること。そこから初めて行動が起こるのです。
文章がわかりやすい人
再三の繰り返しとなりますが、文章は論理的であれば、それはすでに形としては成り立っております。
しかしその際論理的であるという条件が必須であると同時に、その論理的な話の構成を誰でもわかりやすく説明できなければなりません。
何故なら文章というのは目的は様々にあれど、読者に読まれて初めて意味があり、その文章を読む人の中には様々な種類の人がいるからです。
中には小学生もいるかもしれないし、高齢者や、まだまだ世間のことを知らない学生も含まれるかもしれません。
できれば自分の書いた文章を多くの人に共感してもらいたいですよね。それに読まれても意味がわからないということは文章家にとって決して避けなくてはならない結果だからです。
文章力のある人はそのような配慮を心掛け、誰でも意味がわかるようなわかりやすい文章を心がけます。
細かな文章表現のテクニックよりも、私個人的にはそうした誰でも分かりやすい表現を心がけている人の配慮の方が、文章を書く上では適切であるように思っています。
文章が上手い人ってどういう仕事をしている?
それでは最後に文章が上手い人が行っているお仕事について見ていきたいと思います。文章に関わる仕事をしたいと思ってる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
- キャッチコピーライターやセールスコピーライター
- 作家
- webライター
- ブロガー
キャッチコピーライターやセールスコピーライター
いきなり特にハードルが高いものとしてあげられるキャッチコピーライターやセールスコピーライターから紹介するのもどうかと思いましたが、やはりこれだ!というものをまずは挙げさせていただきます。
文章が上手ければ、文章で人を動かすことができます。
例えば企業であればその企業のキャッチフレーズを、あるいはその企業が特定の商品を手掛けているのであればその商品のセールスコピーを使い、自社ブランドをうまく宣伝することができれば、顧客の獲得が叶い、その企業の収益が増えます。
そうした専属のライターがやはり現代においてはもっとも重宝される杞憂な存在と言えるのでしょう。
昔であれば後に紹介する作家が文章家としては最高峰の位置付けでしたが、今は人々の関心は企業や、特定の商品に傾いています。
そこで評価されることのほうが重みがあるような気がしますね。
作家
とはいえまだまだ個人の作家というのは異質な存在として位置付けられており、文章家としては依然としてなりたい職種No.1ということになるでしょう。
しかもなりたいと思っても簡単になれるものではありません。加えて今はAIの参入や個人の参入も増えたことから、いくらでも作家活動を行えて、作家を名乗ること自体は容易になっている背景があります。
そんな中自分の書いた作品が店頭に並んだり、芥川賞を獲得できたりすることは、以前にも増して難しくなっているはずです。
一方で今も申し上げた通り今はKindle Unlimitedといったサブスクに個人であっても簡単に出稿ができるようになっているし、そこで作家活動は行えます。
以前に比べ作家に対する定義は崩れつつあって、作家の稼げる額というのも不明ですが、それでもそうした不確かな中定義の中でも作家というカテゴリは依然として人気だし、今後はまた別の形の作家活動も増えてくるかもしれないですね。
webライター
webライターは気軽に始められる点と、誰もが行うことができるという点で、文章で稼ぐ上で欠かすことのできないプラットフォームです。
昨今クラウドソーシングサイトが構築されたおかげで即日このwebライター活動を無料で始めることができます。
我々一般人からすると大変ありがたいサービスです。
私も過去にこのライター活動をした経験がありますが、文章で稼ぎたいというこだわりというよりも、お金に困った時、自宅で簡単に稼げるという点で重宝いたしました。
文章が得意な人なら単価の高い案件で挑戦することもできますし、文章が苦手な人であっても簡単なアンケートに答えるだけで稼げる案件もありますので、誰にとってもあって良かったと思えるプラットフォームサービスですね。
下記から誰でも簡単に始められます。文章力を磨きたいと思ってる人は練習がてらお金も稼ぐことができるのでぜひこの機に始めてみてはいかがでしょうか?
特におすすめなのは「Bizseek」です。
ブロガー
最後はブロガーです。私自身このブロガーが最も得意とするところで、このブロガーとして現在は生計を立てております。
このブロガーの良いところは匿名で始められて、誰でも気軽に簡単に始められるということです。
また文章で稼ぎたいというこだわりがない人でも、このブロガーは始められるし、ジャンルによってはどなたでも多くの金額を稼げる可能性があります。
ブログで稼ぐ方法は要するに「広告収入」です。有形の在庫を抱える必要はありません。またブログの運営費も月々頒ったとしても600~800円程度。なんなら完全無料で始めることもできます。
まさにノーリスクハイリターンの稼ぎ方。副業としても大人気です。
もちろん文章力が巧みな人にとっては非常に有利で、始めない手はないと思います。
文章を書くことが好きであれば、記事を書くことも難なく行えるでしょうし、そこにおいては別に苦痛を感じることもないでしょう。
それにブログの記事の書き方もいたってシンプルです。
記事を書いてしまえば、あとはユーザーが読みにきてくれて、その記事に広告を設置しておけば後は勝手に収益が生まれます。
アフィリエイトとアドセンスという2つの収益モデルがこのブログでは有名な収益化のモデルとなりますが、後者のアドセンスにいたって、広告を設置し、その広告が表示されるだけで収益がもたらされるというありがたいものとなっております。
ブログの良さについて語り始めるとキリがないのでここまでにしておきますが、文章で稼ぎたい。あるいは文章を書くことが好きな人はぜひこのブログをお勧めします。
稼げる額も場合によっては非常に大きなものとなる可能性があるし、その活躍をきっかけに一躍有名になることだってあります。
そこにおいては先ほどもお伝えしたとおり完全匿名で行うことができるので、知り合いにバレることもありません。
ブログ始めてみません?
なのでここまででぜひ文章で稼ぎたい、普段文章に関しての趣味を持ちたいと思っている人はぜひこのブログを始めてほしいと思っています。
文章力を磨くついでにブログを運営するといったきっかけでもいいと思います。
なにしろ維持コストがかからないし、誰にも迷惑をかけないのがブログの良いところなのですから。
以下の記事を参考にしてもらえれば10分とかからずにブログを開設できる上、ブログで稼ぐ仕組みについてお伝えしているのでぜひ今回を機にブログを始めてみましょう。
文章が上手い人について考えるコミュニケーションツール「ガルちゃん」
最後のここは補足です。
コミュニケーションツール「ガールズチャンネル(ガルちゃん)」をご存知の方も多いと思います。
こういったコミュニティーツールを活用すると自分の興味のあることに関して、周りがどう思っているのか?だったり、単純にその物事について自分の知らなかった情報まで拾えたりするので便利でお勧めです。
今回の議題でもある「文章」に関してどのような議論が交わされているのかみてみましょう。
ガールズチャンネルではこの文章が上手い人に関してどのような議論が交わされている?
面白い人はセンスだよね。読みやすい文章で言えば、句読点と改行のタイミングが心地いい人。引用
文章は引き算。引用
私本をすごく読むけどあんまり文章うまくない。文章上手い人は、読むのも多少はあるだろうけどとにかく書いてると思う。引用
今引用した3つは私個人的に「なるほどな」と感じた部分となりまして、勉強になった部分となります。
こうした斬新な意見というのがスレッド式なので、まとめて見ることができ、また多くの人の意見が端的に交錯している。またそのある人の意見に賛同する人がいたり、反感する人がいたり。匿名が許されているので、人間の本心を窺い知ることができる。
掲示板というのはやはりこうでなくてはなりません。
文章についてだけでなく「ガールズチャンネル」にはさまざまなジャンルの話題が飛び交っているので、自分の調べたいことは検索エンジンだけでなく、こうした掲示板チャンネルも使ってみると情報の幅が広がりますよ。
文章力と頭の良さに関する疑問
- 文章が上手い人のことを何といいますか?
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名文/麗筆/才筆/文才/筆才といった表現で表されることが多いですね。
特にその中でも「文才」という表現が使われる機会が多いのでないでしょうか。
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