元来ノートは我々の生活に親しいコンテンツで、今もその様相は変わりません。小学生の頃から手にし始めて、大人になっても、はたまた会社をリタイアして老人になってからも常にこのノートは我々にとって親しいコンテンツです。
ノートがあればアイデアを書き留められる、自分の好きなことを書ける。またあのペンで書く感じが好きで、楽しくて、書いているうちにどんどん次から次にアイデアが湧いてくる。
ノートに実際に書いていくことで、こうしたさまざまな恩恵があります。非常に楽しく便利なのがこのノートなのです。
昨今はスマホの普及で「メモアプリ」にその機能は奪われつつありますが、やはり自分で実際にペンを使って書くあの気持ちよさは変え難いものです。
実際に私もこのノートは肌身離さず携帯しておりますが、ノートを使うとスマホとは違った思考経路になるのか、普段思いつかないようなアイデアが湧いたりするんです。
人間にとってこれってすごい有益なことだと思うし、特に私のようなクリエイターにとってむしろそれが全てだといっても過言ではありません。
ノートにはそういった「人のアイデアを引き出す魅力」もあるのと同時に、クリエイター活動にとってこのノートの存在は改めて大きいものだと考えさせられたんです。
またアイデアを書き留めるだけにとどまらず、例えば咄嗟に取引先との商談のメモを残すことができたりするのもこのノートの魅力だとも思っています。
このノートが使われる機会は過去に比べて随分と減ってきているのかもしれませんが、それでも今でもこのノートの人気は健在です。贈り物としてこのノートが選ばれたり、入社式やことあるごとのイベントでもらったり、今でもこのノートの出会いはふとしたタイミングで訪れます。
そんな時このノートに何を書くべきか、このノートの効果を最大化するためにはどうすればいいのか悩まれることもあると思いますので、本記事を通じて改めてこのノートの魅力に迫っていきたいと思います。
ノートには何を書くべきなのか?
まずは今回の「ノート」とは一体どういうコンテンツなのかについて再考してみたいと思います。
そもそもノートって何のためにあるの?
ノートとは紙の媒体で、誰もが使っていいものです。ビジネスの場でもプライベートの場でも今でも多くの場で多用されております。主婦の方でも、そうでない人も、またお年寄りから子供まで、偉い人も偉くない人もみんな使っている。それがノートです。
そのノートは普段どのような使われ方をしているかというと、勉強で覚えておきたいことを書き記すだったり、大切なことを忘れないためのメモで使われるだったり、アイデアを書き留めるために使われるだったり、今日起きた出来事を毎日記すために使われるだったり。
またプライベートで一人でいる時や、旅行に行った時、あるいはビジネスで社内会議や商談の時など、こうしたさまざまなシチュエーションで使われております。
ノートに書くことで得られる効果って?
個人的にはノートがあると非常に精神が安心します。私の場合その安心を常に担保しておくためにこのノートを持ち歩いていることが多いです。というのも私はクリエイターなので、アイデアが結構重要となるのですが、そのアイデアを忘れないためにメモできるこのノートが便利なんですね。もちろんスマホでもいいのですが、私の場合はすぐに書ける、書きやすいため着想したアイデアを漏らすことな書くことができるという理由からノートを重宝します。
またプライベートのノートでは好きなことが書ける、誰かに黙って見られることもなく、また提出する義務もないため、自由に書けるというのもありがたいと思っています。
ストレスの多いこの時代においてノートは完全な自分だけのプライベート空間を叶えてくれる貴重な存在です。
また実はスマホと違って自分で実際にペンを握らなくてはならないというあの煩わしさが逆に私は好きなんです。自分の字の練習にもなるし、音を立てながら上質紙にインクがのっていく感じはやはり変え難い高揚感をもたらします。
ノートでしか味わえない感覚です。
ノートに限らずスマホでもそうですが、そもそも「書く」行為には人体の脳に良い影響があるとされております。
文章は自分の考えを言語化する作業のことですが、そもそも「考えないこと」には書けないのがこの文章です。その何かを書こうと思った時点で、脳がブラシュアップされ活性化されます。それが若返りを保つと言われているんですね。また何かを書くためには思考力を鍛える必要があり、その際ただ考えるだけでもダメで、深く、広く、こうした思考の柔軟性も求められます。
何かを書くという行為においては、つまり脳が非常に鍛えられ、それが健康に良いとされるのです。
なのでまず何でもいいので、何かを書こうとすること、そのためにこのノートを使ってみてはいかがでしょうか?
まっさらなノート、あるいは可愛いデザイン性に富んだノートが会社のデスクや、鞄の中にあればそれだけで何かを書きたくなりますからね。
そういったノートをまずは今回を機に買ってみてはいかがでしょうか?
世間一般のノートがよく使われるシーンとは?
また世間一般でこのノートがよく使われるシーンとして以下のような事例が挙げられています。
- 会社やプライベートでのさまざまなメモ代わりとして
- 今やるべきことリスト
- 将来やりたいこと100
- ほしいものリスト
- アイデア
- 悩み・解決すべきこと
- 日記
- 愚痴・モヤモヤ
- 読書の感想・要約・次のアクション
今ここで挙げた「9」つの項目。この項目を眺めているだけで、人によっては早速ノートを開きたくなったのではないでしょうか?
今あげたのは我々一人一人の生活において常に考えているトピックで、そのトピックにおいては常に誰ぢもが新しいアイデアや改善策を希望されているはずです。
誰にとっても親しいトピックでもあるわけですが、ノートはそれらを真剣に考えるきっかけにもなっているのです。
女性に使われることの多いノート、どんな目的で使っているの?
最近のノートはデザイン性にも富んでいるので、持っているだけで気分が上がったり、人に褒められたりする機会があったりします。
おしゃれなノートを持っている人はなんとなく仕事ができそうだし、服装とかもおしゃれなイメージがありますよね。
デザインノートとしてはロルバーンやデルフォニクス、マルマンのニーシモネなどが人気ですが、デザイン性だけでなく機能性にまでこだわって作られており、より欲しくなるような工夫がされております。
特に女性は可愛い小物や文房具が好きなので、人気なんですね。
男性諸君も女性に負けず、可愛いノートを持ち歩きましょう。
きっと異性からも人気が出ますよ!笑
女性は幼い頃から、交換日記だったり、秘密の連絡帳といった形で、プライベートの場面でもこのノートを使う機会が多いです。
最近SNSで話題となったシンデレラノートは、なりたい自分や行きたい場所、叶えたい目標など、自分の理想や夢を明確にして、日々の思いや行動を記録しながら、楽しく自分磨きをするためのノートのことですが、こうした楽しい使い方をするのが女性は上手ですよね。
ノートをひらけば楽しさやワクワクする気持ちになれる。そういっ楽しみ方をこのノートでしており、それって最高な使い方だと思います。
ノートに書く内容は何でもOK
それではノートに何を書くべきなのかについて考えてみたいと思います。
自分がワクワクできる、ノートを見るのが楽しみになるような内容
先ほども話に上がったシンデレラノート。女性だけでなく男性も同じような使い方をして、ノートを開くのが楽しみになるような、そんな内容を書くといいと思います。
そこには、
- なりたい自分
- 行きたい場所
- 叶えたい目標
- 自分の理想や夢
- 日々の思い
- 行動
こういった内容を含める。またただ内容を書くだけでなく、付箋やマーカーで装飾を加えたり、イラストなども添えるとさらに見るのが楽しくなっておすすめです。
大雑把な傾向が強い男性にはなかなかの難題でしょうが笑。
しかしこのような自分がワクワクできるような仕様にしていくことで、このノートを書くという作業が非常に楽しくなり、平凡な毎日に光が指します。
そのノートを常日頃から持ち歩き、時には旅に、時にはカフェに持ち込むことによって、それだけできっと特別な人生となるはずです。
何でもノートとは?
とはいえノートは自由です。何を書いてもいいのがこのノートの魅力なのですから、本当に自由になんでも書けばいいと思います。
例えば、
- 今日の出来事
- やりたいこと
- 漠然とした将来設計
- 今日の献立
- 友人の連絡先
- 自分が大切にしている価値観
私の場合、なんでもノートにはこういったことを書いておりますが、そのなんでもノートでは基本的にどんなことでも縦横無尽に書かれており、自分でもいつ何を書いたか、どのような内容が書かれているのかそう易々と思い出すことができません。
しかしそれがかえって後で読み返す楽しみになったりもしています。
何でもノートを持ち歩こう!
私はそのなんでもノートを常に持ち歩いております。
私の場合アイデアを生業としており、このアイデアとの出会いを非常に重視しております。アイデアが金脈であり、そんなアイデアとたくさん出会えればこんなに嬉しいことはありません。なのでいつそのアイデアと出会ってもいいようにそれをすぐに書き留められるようにこのアイデアノートを常に持ち歩き重宝しているというわけです。
いつでもどこでもこうしてすぐに確実に記録できるというのは私の人生において1つの安心材料となっております。
スマホですともしかしたら、誰かに見られたりだとか、セキュリティの問題だとか、きちんと記録されているのか、といった不安があるんですね。
その点、実際のノートにはそういった心配が一歳ありません。
一冊でもバッグなどに入れておくとこうした安心が得られるので、皆さんもぜひ明日からバッグに小さいノートを一冊入れてみましょう。
何でもノートは続かない?!目的を持って使った方が良いかも
テーマを決めずに、なんでも書いていいのがこの「なんでもノート」の魅力です。
しかしその中でもある程度カテゴリ分けはした方がいいと思います。
例えばやりたいことリストと、今日の献立が同じページに混在しているだったり、1ページ内に縦書きの部分があったり、横書きの部分があったり、そのような不規則に書き連ねられているとあとで読み返すのが大変です。
ノートのもう一つの役割として、自分の思考の整理というものがあります。要するに自分の思考を整理するためにこのノートを書き、後で読み返すわけですが、どこに何が書かれているかわからないとそういった思考の整理ができなくなってしまうんですね。
ノートは振り返りの作業、思考の整理をするためにあるものです。人間この思考の整理が非常に大切で、辛い時や悲しい時、そうした今にも全てを投げ出したいといった時でも、この思考の整理ができるとふと思い止まることができます。
そのためにこのノートが非常に大切な役割となるんですね。なのでノートを書くことはまず始めるべきで、そのノートを書くにおいても、あとで整理しやすいように書いていけることがベストです。
書く準備をしよう!
それでは最後に書く準備を整えましょうということで、私がおすすめしたいいくつかの書く準備グッズをご紹介します。
ノートの準備をしよう!
まずは今回の主役のノートからです。
ノートを選ぶ際は①デザイン性と②書き心地、この2つの観点を重視すると良いです。
デザイン性
ノートは常に持ち歩くことが重要です。いつどこでアイデアが閃くかわからない中、そういったとき常に鞄の中にこのノートがあることが心の安寧につながるからです。
また人間いつも辛い思いや不安と闘っています。そんな険しい日常生活の中でそれを解消してくれるのがノートの存在です。
なのでまずはデザイン性を重視し、自分が常に持ち歩きたくなるような可愛いものを選ぶようにすることがおすすめです。
おすすめなのはロルバーンとデルフォニクス。どちらもデザイン文具で、海外のものです。ちなみに私は文房具の販売員を過去にやっていた経験があるのですが、その際どちらもデザインノートとしては群を抜く人気を誇っておりました。
リンクだけ紹介しておきますね。
書き心地
ノートは書き心地の良さも大切です。書き手を楽しくさせる。それが「書き心地」です。
継続してノートを書き続けるため、またこのノートを習慣化させるためにはこの書き心地が非常に重要となってきます。
その観点から言うと、無印のノートと、マルマンのニーシモネがおすすめです。どちらも非常に書き心地がよく、デザイン性にも富んでおりおすすめです。
ニーシモネはマルマンという会社が作っているのですが、このマルマンは紙に関しては国内随一のクオリティと信頼を誇ります。そのマルマンが手がけるノートです。
筆のインクのノリが良く、あまり力を入れなくとも書き連ねることができます。長文を書いても疲れない、むしろ楽しく書き続けることができる、そんなイメージです。
またこのニーシモネはサイズが大小様々に用意されているほか、罫線入りかそうじゃなかったりという細かい仕様の違いもあるので、自分に合ったものがきっと見つかりますよ。
こちらもリンクを載せておきますね。
ペンの準備をしよう!
続いてはペンの部門です。
ペンは以下の4つを選ぶようにしましょう。
- フリクション
- ジェットストリーム
- 筆ペン
- 鉛筆
フリクション
フリクションは今となってはほとんどの人が知っているペンです。
書いた字を消すことができるとあって、当時非常に注目を浴びました。
色彩も豊かで、やはりなんといっても書いた字を消すことができる感覚が楽しいです。
これが1本あると、とても楽しくノート習慣を続けることができます。
ちなみに私が文房具店で働いていた当時、このフリクションが飛ぶように売れていたのですが、北海道の寒い箇所でこのフリクションを使うと、上のゴム部分で擦ってもいないのに書いた字が消えてしまったといったクレームが発生しました。
我々販売員にはどうすることもできないので、メーカー案件としましたが、そうした事例が実際にありました。
今はもうその問題は解消されたのかな?
ジェットストリーム
王道のボールペンも用意しましょう。そこでおすすめなのが油性の「ジェットストリーム」です。単色のものと、複数色のものとがございますが、おすすめは複数色のジェットストリームです。
三菱鉛筆が手掛けている、もう誰もが知っているペンですね。クオリティに関しては今更私が言及するまでもないです。どのご家庭にも1本は必ずあるんじゃないかってくらい、国内のシェア率は高いですね。
個人的にはこの複数色の「持った感じ」が好きなんですね。こちらも私が幼い頃に愛用していた「ドクターグリップ」というシャープペンがあったのですが、それと太さが似ていて、そこに愛着を持ちます。
またインクの交換も可能なので、普段から多くの色味を好んで使う人にはおすすめで、そうした人は自分なりにカスタマイズしてみるとより面白いと思います。
筆ペン
意外にも筆ペンを1本持っておくとこれまたノート生活が楽しくなります。墨字は普段見慣れていないとあってそれだけで異彩を放つし、自分のノートが一見変わって見えるようになります。
あの習字感が手軽に出せるというのが筆ペンの魅力です。
「今日は暑かった」とボールペンで書くのと、筆ペンで書くのとでは全然印象が異なりますからね。
ただ最近の若い人ってこの筆ペンすら使ったことがなかったりするのではないでしょうか?
昔この筆ペンがない時代は、いちいち墨を起こして、筆をそこに浸して書かなければあの墨字感は出すことはできませんでした。
それが今は簡単にしかもお安く実現できるんですから、日本古来の文化に触れるという意味でもこの筆ペンはおすすめですね。
鉛筆
最後は鉛筆です。
鉛筆ってみなさん最後にいつ手に持ちました?笑
今じゃほとんど見られなくなった鉛筆ですが、実はこの鉛筆も1本あるとノート生活が楽しくなるんです。
鉛筆はダースで買うこともできますが、文房具店に行くとバラでも買うことができます。初めは長い鉛筆ですが、それがだんだんと短くなっていく。こんなになるまで自分は書いたんだという感覚。何かを書くというのはこうしてインクだったり、自分の思考だったり、体力だったりが実際に大きく消耗されているんですね。
書いている実感を感じられるという意味ではこの鉛筆がおすすめなんです。それがあることによって、ある種の達成感のようなものが感じられて、日々の生活が充実します。
また鉛筆は書いていると、書ける部分がだんだんすり減っていきます。再度書けるようになるためには鉛筆削りで先端を削らなければならないんですね。それを煩わしいと感じる人がほとんどだと思いますが、中にはそれが楽しいと感じる人もいるんです。
今はボールペンという画期的なアイテムがあるおかげで、簡単に書くことができるようになりましたが、これまではずっと鉛筆を使ってきたんです。
「書く」こと自体、本来手間のかかっていたものなんですね。そこに鉛筆は気づかせてくれるんです。そしてそのことに気づくことができればもっと書くということを楽しめるようになるのではないでしょうか。
ノートなんか書きたいに関する疑問
- やってはいけないNGノート作りとは?
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先ほども軽くご紹介しましたが、管理が煩雑となる書き方はおすすめしません。カテゴリを精査し、縦書きなのか、横書きなのかといった最低限の体裁は守れるよう書いていきましょう。またいくら自分しか読まないからといって汚すぎる字はNGです。それが綺麗な字であれば再度読み返したくなります。それが功をそうし、思考の整理、物事の整理につながるのです。
- ノートを綺麗に書くコツは?
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まずはカテゴリわけをすることです。そうすることである程度読みやすい、綺麗なノートになります。また同じページには同じジャンルだけを扱う。またああまりいっぺんに書きすぎず、余白を活用し、読みやすい書き方をしていくことがおすすめです。
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