今回は日本が世界に手掛けるファストファッションブランド、「UNIQLO=ユニクロ」のサステナブルな取り組みを記事にしてみたいと思います。
我々も普段から大変お世話になっている、「ユニクロ」。
誰しもが一度は必ず手にしたことがあるはずです。
そんな「ユニクロ」ですが、最近あの「ドラえもん」をイメージキャラクターに据えるなどして「サステナブル分野」に力を入れ始めるようになったんです。
「ユニクロ」が何故ここまでサステナブルに力を入れるようになったのか、疑問に思う方も多いと思います。
しかし、ユニクロのサステナブルな取り組みというのは多くあるし、その概要についてもいまいちわからないですよね。
今回は「ユニクロ」の歴史にも少し触れながら、何故ここまで「ユニクロ」がサステナブルに力を入れ始めるようになったのか。その経緯と実際の取り組みについてまとめてみました。
この記事を読んでいただければ「ユニクロ」のサステナブルへの取り組みが理解できるとともに、何故ここまで「サステナブル」が話題になるのかがわかるようになりますよ!
それでは参りましょう♪
世界を代表とする国産ファストファッションブランド、ユニクロ
「UNIQLO(ユニクロ)」と言えば国内では恐らく知らない人はほぼいない「ファストファッションブランド」です。
誰しもが一着はユニクロの衣類を買ったことがあるでしょうし、我々の普段のファッションにも密接な関係となっております。
今となっては我々の生活に馴染み深いブランドとなりましたが、その歴史についてまず簡単に述べていきたいと思います。
株式会社ユニクロの歴史
「UNIQLO(以下、ユニクロ)」はカジュアル衣料品の製造小売を一括して展開する日本のアパレル企業です。
日本におけるファストファッションの代表的存在で、あなたも一度は必ずこのユニクロで衣類を購入したことがあるはずです。
ユニクロの親会社は「ファーストリテイリング」で、登記上の本店は山口県山口市に、実質本社を東京の赤坂に擁しております。
山口県宇部市で「メンズショップOS」の名称で男性向け衣料品を取り扱っていた「小郡商事」が、1984年6月2日、広島市中区袋町にユニセックスカジュアル衣料品店「ユニーク・クロージング・ウエアハウス」(UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE)を開店しました。
これがユニクロの1号店となったわけですね!
そしてこれが「ユニクロ」の起源となります。
「ユニクロ」の正式名称は元々、「ユニーク・クロージング・ウエアハウス」だったんですね!
ちなみに、1984年6月2日にオープンしたユニクロ1号店ですが、初日は早朝6時のオープンで、開店待ちの列を作った客に対してユニクロが朝食としてあんパンと牛乳を無料で振る舞ったといいます!
あんぱんと、牛乳の相性の良さをユニクロはそのころから知っていたんですね。(笑)
その後1991年9月、小郡商事は「ファーストリテイリング」に社名変更しました。
株式会社ファーストリテイリングについて
現在、株式会社「ファーストリテイリング」 は、株式会社「ユニクロ」や株式会社「G・U(ジーユー)」などの衣料品会社を傘下にもつ会社です。
社名の「ファーストリテイリング」は英語で「素早く(提供する)」を意味する “Fast” と 「小売業」を意味する “Retailing” を組み合わせた造語で、ファストフード的に素早く商品を提供できる小売業、すなわちファストファッションを目指して名付けられたものだと言われております。
経営者である「柳井正」代表取締役会長兼社長のもと、ZARA、GAPに代表されるような世界的な衣料品企業を目指し、積極的に海外展開及びM&Aを行いグループを拡大しています。
現在はインディテックス(ZARA)、H&Mに次ぐ世界3位の売上高を誇ります。
以上ここまでが「ユニクロ」の簡単な経歴となります。
ユニクロ(ファーストリテイリング)のサステナブルに対する理念とは
それでは続いて、ユニクロ(ファーストリテイリング)のサステナブルに対する理念を見ていきましょう。
ユニクロの親会社「ファーストリテイリング」はサステナブル事業を支えるために次の3つのテーマを掲げて、それを大切にしています。
- PEOPLE(人々)
- PLANET(環境)
- COMMUNITY(つながり)
それぞれがどういったものなのか、以下で一つずつ見ていきましょう。
PEOPLE(人々)
PLANET(環境)
COMMUNITY(つながり)
ユニクロ(ファーストリテイリング)の今後の課題とは
また「ユニクロ」は、今述べてきた「3つ」のテーマに基づき、自身の事業において次の「6つ」の課題を設けております。
- 商品と販売を通じた新たな価値創造
- サプライチェーンの人権・労働環境の尊重
- 環境への配慮
- コミュニティとの共存・共栄
- 従業員の幸せ
- 正しい経営
ここまでが「ユニクロ」のサステナブルに対する理念です。
ユニクロがサステナブルファッションの一員になった一つの事故
ここまで、ユニクロ(ファーストリテイリング)についての歴史や、サステナブルに対する理念を述べてきました。
続いてユニクロがサステナブルな取り組みを強化するに至った経緯を知るためにも、何故「ファストファッション」がこれだけサステナブルな取り組みをするようになったのか?について見ていきましょう。
ラナ・プラザ崩落事故
冒頭から少しショッキングな画像をお見せしてしまい申し訳ありません。
2013年、バングラディッシュで起きた「ラナ・プラザ崩落事故」は死者1000人を超えるファッション史上最悪な事故とされ、我々にファッションのあり方を再認識させる大変な事故となりました。
当時この商業ビルには「27」のファッションブランドの縫製工場が入っており、事故で亡くなった方の多くはこのファッション工場で働いていた若い方々でした。
この事件が、今私たちが着ているこの洋服が「どこで作られ、どういった方々によって作られ、どういった経路で作られたか」という視点が新たにファッション業界に根付いたきっかけになりました。
勿論今回の「ユニクロ」も「ファストファッション」の代表格とされるだけあって、この痛ましい事件をきっかけに真摯に自社の取り組みと向き合い始めたんですね。
つまりファッションが世界に与える影響の大きさから、サステナブル的な見直しが特にこのユニクロを始めとする「ファストファッションジャンル」でされるようになったのです。
「ファストファッション」は安価で大量に市場に出回る為、この「どこで作られ、どういった方々によって作られ、どういった経路で作られたか」などの要素が不透明であることが非常に多いです。
それをずっとおろそかにしてきたツケがこの「ラナ・プラザ崩落事故」を起こしてしまったと言っても過言ではないはずです。
以降、人々の「ファストファッション」に対する「サステナブル的な」視線はより厳しくなっていくんですね。
ファッション業界が抱える環境問題
そもそもファストファッションだけでなく、ファッション業界が抱えるサステナブル的な問題は非常に多くあります。
- ファーなど動物性の素材を使用する事
- コットンの栽培時に農薬、化学薬品を使用する事
- 途上国などファッション生産国において未だ、低賃金で労働者が働かされている事
- ファストファッションの台頭により生産された衣類がすぐに捨てられてしまう事
- 素材や複雑な構造上、リサイクルが難しい事
また、
ファッション産業は世界で第二位の環境汚染分野
と言われているように、ファッションが世界に与える影響というのは非常に大きいんですね。
安価で手に入りやすいという理由から、昨今のファストファッションはこれらの問題に拍車を掛ける結果となり、「ファッション」と「サステナブル」がより密接な関係となりました。
ユニクロ柳井社長の発言「サステナブルであることはすべてに優先する」
またファッション分野だけでなく、業種問わず世界的にこの「サステナブル」への関心が高まっている事もこの「サステナブル」が広く世界に浸透した一例として挙げられます。
今回の主役でもある「ユニクロ」や「GU」を有するファーストリテイリングの柳井正社長は、2019年8月期決算説明会で
「サステナブルであることはすべてに優先する」
と発言しております。
今となっては、SDGsの活動、世界各地での若い世代による環境活動があらゆるメディアで頻繁に取り上げられるようにもなり、多くの人々が環境問題について、触れる機会が増えたこの「サステナブル」。
もはや、「サステナブル」は環境問題に関心のある一部の人達だけの取り組みではなく、多くの消費者が、日々の生活でサステナブルな活動を行う企業やブランドを支持し、サステナブルな商品を購入する時代になりました。
「ユニクロ」の柳井正社長がこのように「サステナブルであることはすべてに優先する」と発言した背景には、今の時代「サステナブル」が市場の中心になっている事を裏付ける発言でもあり、これからの時代「サステナブル」が我々の生活の一部になることを見越しての発言だと考えられます。
ユニクロのサステナブルファッションに対する取り組みとは
お待たせしました。
それではそろそろ本題に入らせていただきます。
ここからは具体的に、「ユニクロ」のサステナブルに関する実際の取り組みについて書いていきます。
昨今の「ユニクロ」が行う「サステナブル」に対する取り組みというのは、大きく分けて以下の4つに分類されます。
- REUNIQLO(リユニクロ)
- ブルーサイクルジーンズ
- エンパワーニングウーメン
- 「ドラえもん」をイメージキャラクターに起用
以下で一つずつ見ていきましょう。
REUNIQLO(リユニクロ)
さて、まず「ユニクロ」は全ユニクロ商品をリサイクル、リユースする取り組みを行っております。
そのプロジェクト名は「REUNIQLO(以下リユニクロ)」です。
傘下ブランドであれば全商品対象というのが、この「リユニクロ」の特色であり、「ユニクロ」のサステナブルに対する本気度も伝わるプロジェクトです。
この「リユニクロ」によって、私たちが着用し着なくなった洋服が次なる場所で生きるくるのです。
どこの家庭にも確実に一着は眠っているとされる「ユニクロ商品」。
仮に何年も前の商品であってもこの「リユニクロ」の対象となります。
この「リユニクロ」プロジェクトのおかげで、世界の難民への衣料支援の貢献に繋がるだけでなく、CO2削減に役立つ代替燃料への貢献など、大きな成果を上げています。
具体的な「リユニクロ」の仕組みは次の通りです。
- 不要になった「ユニクロ」、「ジーユー」の服を各店舗に設置されたRE.UNIQLO回収ボックスで回収。
- リユースでそのまま活用するものと、リサイクルで新たに生まれ変わらせるものとに仕分ける。
- 季節、男女、サイズ、大人、子ども、気候、文化、宗教など。お届け先のニーズにきめ細かく対応できるよう18種類に分類する
- 独自の技術で商品に使えるダウン・フェザーに再生。他のものは、CO2削減に貢献する代替燃料などに加工されます。
- 世界各地の難民・避難民へ、ニーズに合わせて必要な服を届けます。リサイクルされた燃料や防音材は工場へ。ダウン・フェザーは、最新アイテムとして生まれ変わります。
家に不要な「ユニクロ商品」がある場合は是非この「リユニクロプロジェクト」に参加してみましょう。
ブルーサイクルジーンズ
続いてに参ります。
「ユニクロ」の主要商品の一つに挙げられるのが「ジーンズ」です。
最近ではほぼデニムという言い回しになっていますね♪
僕も大好きで、学生の頃何着もこの「ユニクロ」のジーンズを購入していました。
学生の頃は、お金が無いので安価であるにも関わらずデザインも豊富で、オシャレな「ユニクロジーンズ」には本当にお世話になったんですね。
さて通常、ジーンズ1本の生産工程で使用する水量は、原料の綿の栽培を含めて推計7500~1万リットルと言われており、それは成人一人の10年間の飲料水に相当するといわれ、環境への負荷が長年の問題になっていました。
普段から履いている「ジーンズ」がそこまで大量の水を消費しているとは思いもよりませんでした・・・。
そこでファーストリテイリングは2018年、従来の生産過程を見直し、仕上げ加工で使用する水量を最大99%削減(ティーカップ約1杯分の少量の水まで低減。)したジーンズづくりに成功しました。
その際用いられたのが「ブルーサイクル」と呼ばれる新しい技術です。
これまでの技術ではジーンズの自然に色落ちした風合いを出すために大量の水や手作業を必要としていました。
それが環境と働く人の負荷になりつづけていたんですね。
しかし今回、この「ブルーサイクル技術」によって、水の使用量も従来の物と比べて最大で99%カットに成功し、またヴィンテージ加工も技術の進化により、レーザーで行われるようになりそれまで人の手で行われていた手作業が一切不要となったのです。
これがユニクロの新しい「ブルーサイクルジーンズ」プロジェクトで、それによって生まれたのが地球にも人にも優しい次世代にふさわしい「ユニクロサステナブルジーンズ」です。
エンパワーニングウーメン
続いての「エンパワーニングウーメン」とは、「ユニクロ」が掲げる服の力を通して女性をサポートするプロジェクトです。
「全ての女性たちはもっと自由に夢を抱き、明日を切り開くことが出来るはず。」
というスローガンの元、世界中の女性たちがありのままの価値観を大切にしながら自分らしく生きていくことのできる世界を実現しようというものです。
詳しくは後述しますが、「ユニクロ」はこのプロジェクトを完遂するためにこの度、「UN Women」とグローバルパートナーシップを締結したのです。
UN Women(国連女性機関)は、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための機関です。2010年7月の国連総会決議により、女性と女児のためのグローバルな支援者として、UN Womenは、世界全域で女性と女児のニーズに応じた変化をさらに加速させるために創設されました。
この「ユニクロ」の「エンパワーニングウーメン」に限らず、現在「サステナブル」な未来に向けて、女性の働き方問題を代表とするジェンダー問題に取り組む企業が増えております。
何故「サステナブル」においてこの「ジェンダー問題」が大切なのか?
それは未だに世界には「性別による差別」が強く根付いているからです。
そのような世界は「サステナブルな世界」とは決して言えません。
僕個人としてもこの「ジェンダー問題」というのは企業だけでなく我々個人も真剣に取り組まなければいけない問題だと思いますので、「ユニクロ」が取り組むジェンダー問題を次でももう少し深堀りしてみたいと思います。
若草プロジェクトを通じ、女性に服を無料で提供
このような想いから、「ユニクロ」はこれまで世界各国のNGOを通してシェルターで暮らす女性たちへインナーウェアなどの寄贈を行ってきました。
また2021年3月8日の国際女性デーでは、「ユニクロ」をはじめとするファーストリテイリンググループのブランドは、「若草プロジェクト」を通じ、シェルターに暮らすことを余儀なくされた女性たちへ、ブラウス、パンツ、エアリズムマスクやバッグなどのアイテム約6300着をプレゼントしたというんですね。
ユニクロのホームページ上では、暴力やいじめ、DVに悩んでいる方の為に「若草プロジェクト」へ繋がるリンクを貼ってあり、今すぐ助けが必要な方への窓口が設けられています。
UNWOMENとのパートナーシップ締結
また先程も簡単にご説明しましたが、「ユニクロ」を運営する「ファーストリテイリング」は2019年に「UnWomen」とグローバルパートナーシップを締結しました。
「UN Women」とのグローバルパートナーシップ締結は、アジアのアパレル企業として初となります。
国連女性機関(UN Women)はジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための機関です。女性と女児のためのグローバルな支援者として、UN Womenは、世界全域で女性と女児のニーズに応じた変化をさらに加速させるために設立されました。
UN Womenは、国連加盟国がジェンダー平等の達成をめざし、国際基準を策定する支援をします。また、こうした基準を履行し、世界中の女性と女児が真に恩恵を受けるための法律、政策、プログラム、サービスなどの企画立案を政府や市民社会と協力して行います。持続可能な開発目標(SDGs)のビジョンを女性と女児にとって現実のものとするために世界全域で活動し、以下の5つの活動領域に優先的な取り組みを行って、あらゆる分野における女性の平等な参画を支援します。
「ファーストリテイリング」と「UN Women」の共同プロジェクトでは、縫製産業の女性のキャリア形成に注力し、今後3つの領域で支援プログラムを展開していきます。
- 女性管理職の育成(生産ラインを監督するスーパーバイザーなど女性管理職層の育成により、次世代も含め縫製産業で持続的に女性が活躍できる環境を創出。)
- 新たなスキル習得機会の提供(機械操作など時代に即したスキルの習得機会を提供し、女性のキャリア選択の幅を広げ、持続的なキャリア構築を支援)
- ジェンダー意識の改革(女性だけでなく、雇用者である工場経営陣や男性管理職層の意識改革により、女性の活躍を後押しする風土を醸成。)
ファーストリテイリング及びユニクロの働く女性を対象とした取り組み年表
ここでは「ファーストリテイリング」がこれまでに女性を対象とした取り組みを行ってきた年表を確認することができます。
西暦 | 取り組んだこと |
---|---|
2013年 | アジア女子大学奨学金プログラムを開始(ファーストリテイリング) |
2015年 | 人事部内に女性活動推進室を設置(ファーストリテイリング) |
2016年 | バングラディッシュとインドネシアの取引先縫製工場で働く人々を支援するプロジェクト「Factory Worker Empowerment Project」を展開(ユニクロ) |
2017年 | )出産・育児、介護といったライフイベントと仕事を両立するために、ファーストリテイリング日本本部従業員を対象に在宅勤務制度を導入(ファーストリテイリング) |
2018年 | 全管理職に占める女性の割合は、2020年度の目標値30%を上回る36%を達成 ファーストリテイリング日本本部従業員を対象に、2018年4月に企業内保育所を開設 従業員のより柔軟な働き方を支援するために、日本でフレックス勤務制度とベビーシッター補助制度を導入(ファーストリテイリング) |
2019年 | UN Womenとグローバルパートナーシップを締結 アジアの取引先縫製工場で働く女性を対象に、キャリア形成を支援する独自のプログラムを開発。また人事部にあった女性活躍推進室を社長直轄とし、ダイバーシティ推進チームに改名(ファーストリテイリング) |
2019年 | ユニクロ日本で女性初の最高経営責任者(CEO)就任(ユニクロ) |
「ドラえもん」をイメージキャラクターに起用
「ユニクロ」は今回、サステナブル推進を目的として「グローバルサステナビリティアンバサダー」に「緑のドラえもん」を起用しました。
我らの「ドラえもん」がこの度、ユニクロのイメージキャラクターとなったわけです!!
ここで少し余談をさせていただきます。
おかしなことを言っていると思われるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
僕はドラえもんが幼少期から大好きでテレビでいつも見ていました。(笑)
そんなドラえもんが今回ユニクロのイメージキャラクターになり、今後「サステナブル」を「ユニクロ」というブランドを通して発信していきます。
この「ドラえもん」以外にも、錦織圭選手や平野歩夢選手、ロジャー・フェデラー選手ら6人もサステナビリティ活動をサポートし、環境に配慮した素材を採用したウェアを着るなどして持続可能な社会の実現を目指していきます。
説明はもはや不要かもしれませんが、「ドラえもん」というのは長年日本で愛され続けてきた、今は亡き「藤子・F・不二雄さん」の作品『ドラえもん』の登場キャラクターです。
この「ドラえもん」は未来からやってきたネコ型ロボットで「のび太」という青年と一緒に暮らしています。
作品の中でこの「ドラえもん」は沢山の便利アイテムを駆使し、いじめられっこの「のび太」の平凡な日常を、夢であふれる生活に変えていきます。
僕は幼いながらも、現実には「ドラえもん」は存在しないと知っていました。
それでも作中の「のび太」をうらやましく思ったし、現実に「ドラえもん」がいたらなぁと今でも時より思ってしまいます。
すみません、かなり話が脱線してしまいましたが・・。
「ユニクロ」は持続可能な未来のために未来からやってきたこの「ドラえもん」の力を借りる。
全世界から愛される「ドラえもん」が世界中を一つにまとめあげ、現在大きな問題とされる「サステナブル問題」を解決してくれるのではないかと思ってしまうのです。
勿論、「ドラえもん」は実際には存在しません。
そうではなく「ドラえもん」という名を借りることで、我々は一つになれると思うのです。
そして世界中の人間がこの問題に向き合い解決していかなければいけないのです。
今まで、夢と希望を僕だけでなく、多くの人たちにテレビや漫画越しに与え続けてくれた「ドラえもん」。
「ドラえもん」はさることながら、今回の「ユニクロ」も日本で生まれ、世界のブランドへとなっていきました。
日本だけでなく世界にもその名を轟かせるこの両者なら、きっとこの大きな問題を解決していってくれるでしょう。
サステナブルファッションとユニクロの関係性における疑問
- ユニクロが大切にしていることは?
-
ユニクロは本当に良い服を創造し、世界中のお客様に良い服を着る喜びを提供することで人々の暮らしの充実に貢献するとともに、社会との調和ある発展を遂げることを使命としています。
- そのほかのアパレル企業がおこなっているサステナブルな取り組みは?
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- *アニマルフリー
- *リサイクル素材を使用する
- *オーガニック素材を使用する
- *フェアトレードをおこなう
- *受注生産
- *バーチャルサンプリングを取り入れる
- *無縫製ニットWHOLEGARMENTを採用する
- UniqloのQはなぜQなのですか?
-
実は海外で社名を登記する際に、現地の担当者が間違って「UNIQLO」と書いてしまったのです。 「Q」のほうがデザインとしても格好いいのではないか、と判断して、私たちはそれ以来「UNIQLO」と表記するようになりました。
サステナブルファッション、ユニクロが我々に見せてくれる新しい世界
以上ここまでユニクロ(ファーストリテイリング)のサステナブルの取り組みを見てきました。
「サステナブル」に力を入れ始めた「ユニクロ」は今後どのような世界を我々に見せてくれるでしょうか?
最後に「ユニクロ」のサステナブルな取り組みはどういうものであったか、おさらいしてみましょう。
- REUNIQLO(リユニクロ)
- ブルーサイクルジーンズ
- エンパワーニングウーメン
- 「ドラえもん」をイメージキャラクターに起用
今後ユニクロの「サステナブル」活動はどんどん、拡大していくことが予想されます。
「服」を通して、持続可能な未来を実現しようとするユニクロ、その取り組みは様々なものです。
我々の生活に溶け込んでいるユニクロだからこそ、一歩ずつ確実にサステナブルを実現していけるのではないかと思います。
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