高校生活が終わると、次はいよいよ進学か就職かにその進路は分かれてきます。
そしてその際、「大学進学」を選ぶ方も少なくないでしょう。
何故なら「大学」に進学すれば大きな会社に勤めやすくなったり、或いは「大学」に進学すればご両親にも喜ばれたりもするし、世間からの評判もよくなったりするからです。
なのですぐにでも「働きたい!」という願望が無い以上、大学に進学しておいた方がいつの時代でもベターな選択なのです。
それにやはり長い将来のことを考えると、少しでも自分の経歴に箔が付いたほうがいいですもんね。
なので「大学進学」は優先されるべき「進路」なのです。
しかし中には「自分には将来の夢すらないのにそれでも大学に進学した方がいいのか?」という疑問を抱えている人もいると思います。
それに大学に進学して卒業するまでには本当に多くの費用も掛かるわけですから、大学に進学する以上出来る限り自分にとって最適な大学を選びたいというのが正直なところだと思います。
そこで今回、現在「将来の夢」がなくて大学に行こうか迷われているあなたのために、将来の夢がなくても大学に進学すべきその理由についてと、将来の夢がないなりの大学選びのポイントについて解説していきたいとおもいます。
本記事をお読みいただき、是非これからの大学選びにお役立てください。
お読みいただければきっと本日から行うべき行動が分かってくるはずだし、今後安心して大学選びをしていけますよ♪
それでは参りましょう。
将来の夢がなくても大学へ進学することの重要性
それではまず本題に入っていく前にそもそもの「大学へ進学することの重要性」についてみていきたいと思います。
恐らくこの記事をお読みいただいている方の中には、「大学進学」が果たして自分に合っているのだろうか?と不安に思っている人もいるだろうし、大学ってそもそもなぜ行かなければいけないの?といった疑問を抱えている人も多くいると思います。
そこでまずはここで「大学進学」の重要性について明らかにしておこうと思います。
将来の夢があるかないかではなく、行かざるを得ない場所
どの時代であっても「大学に進学し、卒業したという経歴」はあなたのその後の人生にとって確実にプラスに働くと言えるでしょう。
確かに現代は「個の時代」という風潮が以前よりも強まっていることから、「個の力」さえあれば生きていくことができるし、その「個の力」が突出しているのであれば、「学歴」など取るに足らない指標でしょう。
しかし高校卒業後すぐに、自分一人の力で生きていけるという人は稀だし、そういった人はほぼいません。
みんな必ずといっていいほど、会社員として嫌でも企業に属しながら毎月給料をもらったり、フリーターとしてバイト代を稼いだり、大学生でありながらもバイトをしたりして社会で生きていくためのスキルや知識を付けていくのです。
つまり何が言いたいのかと言うと、高校を卒業した後生きていくためには、就職か進学かを必ず選ばなければいけないんですね。
これは「将来の夢」があるとかないとかといった問題ではなく、高校卒業後就職をしないのであれば必ず「大学進学」をしなければならないということなんです。
もちろん人によっては、ニートやフリーターになる人もいるでしょう。
しかし基本的には「就職」か「進学」かのどちらかに分かれるわけなんですね。
なので仮にあなたが現在将来の夢がなくても、就職をしたくないのであれば大学にいくべきだし、行かざるをえないんですね。
将来の夢がないからこそいくべき場所
また「大学」には「将来の夢がないからこそ行くべき」だという見解も古くからあります。
というのも兼ねてより「大学時代」というのは「人生の夏休みだ!だから絶対行った方がいい」といった声が大人たちからはよく聞かれておりましたが、「大学時代」というのは本当に多くの時間があるんですね。
毎日の授業というのも自分の好きな勉強を履修できるわけだし、その上普段の日常の中で勉強以外にもサークル活動があったり、高校時代は禁止されていたバイトの時間があったり、趣味の時間があったり、友達と遊ぶ時間が本当に多くあったりするんです。
なので「大学生活自体」に価値があるし、それだけで「行く価値」は大いにあると思います。
それに「大学生活」を通して多くの人と知り合いになれて、その繋がりが大学卒業後も続いたりしますからね。
そういった「財産」を多く得られる場所なんです。
なので正直「将来の夢」といった大それたものがなくても、行くべき場所なんですね。
むしろ「将来の夢」がないからこそ、柔軟にいろいろな人と知り合いになれたり、いろいろな人の話に耳を傾けられるようになったり、いろいろなサークル活動に参加するようになったりできるはずです。
そういった意味合いも含めて「将来の夢」があるかないかという問題は、大した問題ではなくむしろない方がいい場合もあるということなんですね。
大学に進学すると本当に多くの種類の人間がいます。
様々な価値観を抱えた人がいます。
そういった人たちの話を聞いたり、親交を深めていく内に「将来の夢」が自然とできあがったというケースも十分あるはずです。
なので現在「将来の夢」がないといった人でもどうか悲観視しすぎず、この「大学進学」も視野にいれてみるべきです。
筆者の場合はどうやって決めた?なぜ大学進学を選んだ?
ご紹介が遅れましたが、私も現に大学を卒業しております。
現在33歳(2022年)ですので、丁度10年前(2012年)に東京の私立4年制大学(駒澤大学)を卒業したんですね。
本当に早いものです。
今思うと大学生活は本当に楽しかったですね。
私の場合は授業はあまり出ず、バイトばかりしておりました。
しかしそれが私の「大学生活の形」なんですね。
おかげでバイト時代に知り合った人とは現在でも関係が続いており、様々な悩みや相談に乗ってもらっております。
そのように「大学生活」に明確な形はなく、人それぞれで「大学生活のあり方」は変わります。
話は脱線してしまいましたが、なぜ私は「大学進学」を選んだのか?というとその答えは単純です。
それは「働きたくなかったから」です。
私の場合は地方出身だったので、高校卒業後「進学」を選択する生徒と「就職」を選択する生徒と、同じような割合だったのですが、それでも私は働きたくなかったんです。
そういった不真面目な考えで、大学進学を選んだわけですね。
また「サッカー選手」になりたいという「将来の夢」は一応はあったのですが、いかんせん進学を決めた駒沢大学はサッカーの名門校でしたので、もしかしたら自分の力は通用しないかもしれないという心配がありました。
なので最悪活動さえできればいいやという思いで「サークル同好会」においても知名度があるその学校に進学を決めたわけです。
どうです?非常に不謹慎な理由でしょ?
それでも進学できるのが大学で、そんな中途半端な人間に対しても様々なメリットをもたらしてくれるのが「大学進学」なのです。
将来の夢が無くても高いお金をはらって大学にいくべき?お金はどうしたらいい?
しかし簡単に「大学」に進学するべきだとは言ったものの、「大学進学」には現実問題お金が非常にかかりますよね。(のちほど授業料や入学料に関しての説明もします。)
何故なら、
- 入学費
- 授業料
- 一人暮らしの費用
- サークル費用
- 交際費
など、様々な費用がこの「大学生活」にはかかりますからね。
なので「大学」というのは誰しもが簡単に行けるべき場所ではないというのが現実問題としてあります。
それが理由でやむを得ず「就職」を選んだりとかですね。
それに高校在学時にすでに将来やりたいことを決め、「大学進学」を決めていた人であれば、勉強も熱心に行っていただろうし、その結果国立大学にでも進学できれば、自身だけでなくご家族に対してもお金の心配をさせなくて済みます。
その一方で特に将来やりたいこともなく、受験勉強もろくにしてこなかった人からすれば、進学できる大学というのも限られるわけだし、果たして多くのお金が掛かる大学に進学すべきなのか?という疑問も生まれてくるかと思います。
しかしそれはまったく関係ないですね。
仮にあなたが現在高校3年生で、特に将来やりたいことがなく、行ける大学も限られているとしても、私はその大学に進学することをおすすめします。
もちろんたった一人の力で大学に進学できるわけではなく、お金が当然かかってしまうわけですから、ご両親からの許しを得ることができるという話が前提ですが。
しかしそれでも大学に進学するべきだと私は思うんですね。
というのも何故なら「大学」に在籍する18~21歳くらいの年齢の時というのは、実に多感だからです。
楽しいことや辛いこと、そういったものを人一倍感じる時期なんですね。
また同時に自分の興味のあることや、好きなこと、好きな人に出会える時期なんです。
それは何も有名校だからそういったことがあるわけではないんですね。
どんな大学に行こうとも、必ずや誰しもが人生の宝ともいえる経験をする時期なのです。
その時期をどうか大学という時間に余裕があったり、いろいろな人と出会える時期に迎えて欲しいんですね。
それにお金の問題は勿論あるわけですが、奨学金制度の申し込みもできるわけで、現に私も奨学金やバイトのお金で有意義な大学生活を送ることが出来ました。
なのでお金の問題でどうか「大学生活」を諦めないでください。
18~21歳という時期は一生に一度しかないわけだし、どうかその時期をどこよりも大切にできるような「キャンパスライフ」を選択してください。
むしろその方が「将来の夢」をかなえることよりも、大切なことかもしれません。
大学にいくことでどのようなメリットがあるの?
ここまで大学に進学すべき理由について解説してきました。
しかし具体的な理由が1つも明らかにされていなかったですね、すみません。
それでは「大学にいくことでどのようなメリットがあるのか?」についてより具体的にここで見てみたいと思います。
- 就職に有利になる
- 生涯の友と出会える
- 自由時間ができる
- 様々な価値観を持った人と知り合えて、刺激になる
- 将来設計が具体的になる
1、就職に有利になる
まず真っ先にあげられるのは「就職に有利になる」という点でしょう。
やはり今も昔も「大学を卒業している」という肩書きは強いです。
例えば「一流企業」などは大学を卒業していなければ、まず就くことができないし、就職の面接すらしてもらえません。
なぜそこまで「大学卒」が就職の際に有利なのか?というと、やはり高卒の若者に比べ、大卒の若者の方が知識や、学力、協調性、リテラシーがあると判断されるからでしょう。
「人間社会」においてこればかりは自然の摂理でどうすることもできないですね。
「就職に有利」という点は大学進学における揺るがないメリットでしょう。
2、生涯の友と出会える
また大学に行くことで生涯の友と出会えるという点も挙げられます。
現に私も大学時代に出会った友人と、生涯の友としていまでも交友させていただいております。
もちろんそういった親しい友人と出会えるか出会えないかは人によって違いがあると思います。
それに「生涯の友などいらん!」といった声もあるかと思いますしね。
ただ私の場合、そういった友と出会えたのがこの「大学生活」だったんです。
先程も述べましたが大学生の時期というのは実に多感な時期です。
みんながみんな将来に対し漠然とした不安を抱え、手探り状態で不慣れな一人暮らしや都会生活を送りながら通学しているのです。
そんな時期とあって、心が通うんですね。
心細いあまりに友人の声に耳を傾けるようになるし、助けを借りたくもなるし、友人と毎日過ごしたくもなるのです。
それで親しい間柄になっていくんですね。
是非あなたも大学生活を送り、多くの友人を作っていってください。
3、自由時間ができる
また大学に進学すれば実に多くの時間、すなわち「自由時間」に恵まれるようになります。
あなたもご存じかと思いますが「高校生活」って結構忙しかったですよね。
学校行事や、授業、部活動、受験、就職活動、中にはバイト。
それは「中学」や「小学校」の時もそうだったと思うんですね。
これまで毎日、勉強や部活動、習いごとや行事に追われ、息つく暇もなく過ごしてきたと思うんです。
しかし「大学生」になるとその生活ぶりが一変します。
部活動も自由。受験もない。バイトも自由。学校行事もない。
すべて自分の好きなように「日々のカリキュラム」を組めるんです。
どんなに怠惰な生活をしていようと親にバレなければ、怒られることもない。
大学生になると今まで経験したことのなかった「自由な時間」が手に入るのです。
それでも遊び過ぎは注意ですよ。
一応、年間取得単位数というのもあるし、大学1年、大学2年の頃は割ときちんと通学しなければいけないことは覚えておきましょう。
4、様々な価値観を持った人と知り合えて、刺激になる
またこれは先程の「生涯の友達」と一部内容が被るのですが、大学生になると本当に多くの人たちに囲まれることが多くなります。
一浪や二浪している人は当たり前で、中には40代、50代の人とも同級生になったりします。
また外国の人やトランスジェンダーの人も通学していたりと、様々な価値観を持っている人とキャンパスライフを共にすることになるんですね。
そういった方々と授業やサークルなどで意見交換したり、ご飯を食べに行ったりできるのもこの「大学生活」のメリットなんです。
それまで自分の「価値観」だけが正しいと思っていた人でも、様々な人と出会うことでその価値観は確実に崩されます。
そしてそれが非常に良い経験になるんですね。
何故ならそういった経験を多くしておくことで、知識や理解力の柔軟性といった、これから長い人生を力強く生きていくために必要な糧を備えられるからです。
是非そういった出会いを大学生活でしてみてください。
5、将来設計が具体的になる
また大学生に該当する18~21歳という時期は「若さ」と、「品性」が共存する時期でもあります。
つまりそれまでなかった「発想」や「大人の考え」が出来るようになる時期でもあるんですね。
そのおかげでいままで漠然と計画していた「将来設計」というものにも具体性が増し、より現実味を帯びた「将来設計」ができるようになったりするんです。
またバイトやインターンや、就職活動などを繰り返すことによって世間の厳しさというのもなんとなくわかるようになって、生きていくためにはどうしたらいいかといった現実的なことも考えられるようになるんですね。
そしてそれを大学生という時間の豊富な時期に体感することによって、社会にも負けない強い人格が備わっていくのです。
こうしたことも「大学生活のメリット」だと思いますね。
しっかりと社会に挑む準備を整えられる期間でもあるんです。
将来の夢がないなりの大学選びのポイント9選!
ここまで「大学進学」の重要性やメリットについて解説してきました。
とはいえ「将来の夢」がないのであれば、やはり大学進学ではなく、就職した方がよいのではないか?という気持ちが勝ってしまうことも事実でしょう。
そもそも「将来の夢」がない以上、入るべき学部や学科というのも分からないですしね。
それにいくら大学進学が良い選択だとしてもただ闇雲に大学を選んでしまうと、時間を無駄にしてしまう可能性があるため危険です。
そこでここでは「将来の夢がないにもかかわらずこれから大学を選ぼうとしている人」はどのようなことを念頭において大学選びをしていくべきなのかについてみていきましょう。
解説するのは以下の「9つ」のポイントです。
- 適当に大学を選ぶことの危険性について考える
- 周りの同級生がどのようにして大学選びを行っているか参考にする
- 大学にいっても将来の夢が見つからなかったら?
- 将来の夢が無ければ知名度で大学を選んでみる
- 学費の安い大学を選んでみる
- 実家から近い大学を選んでみる
- 特待生としていける大学を選んでみる
- 自分が理系か、文系かでいくべき大学を選んでみる
- 好きな趣味から大学を選んでみる
1、適当に大学を選ぶことの危険性について考える
まずそもそもですが「将来の夢」がないからといって「適当に大学を選んでしまっては危険」です。
このことをまず考えてみましょう。
いくら「大学進学」をした方がいいと言っても、自分がまったく興味のない授業しか受けられない大学だったり、まったく興味のないカリキュラムしか組めない大学は避けるべきなのです。
もしそれを無視し適当に大学を選んでしまえば、中退したり、学費や時間だって無駄にしてしまいますからね。
なので最低でも自分の興味のある授業を選ぶことは大前提です。
しかしその際、そこまで難しく考えず「ほんの少し興味がある」程度でもいいと思います。
そういった授業を受けられる大学を最低でも選ぶようにしましょう。
2、周りの同級生がどのようにして大学選びを行っているか参考にする
また実際の大学選びをしていくまえに「周りの同級生がどのようにして大学選びを行っているのか?」についても参考にしてみると良いでしょう。
大学に進学するといっても、生徒によってはその理由は様々にあります。
例えば、
- 親が行けと言ったから
- 就職のために必要だと思ったから
- 将来やりたいことがあるから
- 学びたい授業があるから
- 学びたい先生がいるから
- 一人暮らしをしたいから
- 働きたくないから
- 好きな子がその大学に行くから
などなど。
本当に様々な理由を持ちつつこの「大学進学」を選んでいたりするんです。
なので「将来の夢はないけどとりあえず行く」といった理由でも十分立派な大学進学の理由になるんですよ。
先程も述べた通り、初めはどんな理由があるにせよ、一度入学してしまえば、素敵な出会いだったり、体験だったりを提供してくれるのがこの「大学生活」なんです。
ですから、将来の夢がなく大学に進学しようか悩んでいるという人でも、一度周りの同級生がどういった理由で「大学」に進学しようとしているのか、聞き込み調査してみるといいですよ。
中には「そんな理由で大学行くの?!」といった考えに出会うかもしれません。
そうなることできっとあなたの気持ちも楽になるはずです。
3、大学にいっても将来の夢が見つからなかったら?
また中には「大学に進学しても将来の夢が見つからなかったらどうしよう」と不安に思われている方もいると思います。
それはそれで問題ありません。
これまでに再三述べてきましたが「大学」というのは「行くこと」に意味があるのです。
「大学」で経験すること。
「大学」で出会う人々。
そういったことにこそ、意味があるんですね。
言い方を変えれば「大学」は夢を見つけにく場所ではないということです。
もちろん、在学中に将来やりたいことだったり、将来の夢に出会えるのであれば、それに越したことはありませんが、仮にそうならなくても十分行く価値のある場所なんです。
なのでその点は安心していただければと思います。
4、将来の夢が無ければ知名度で大学を選んでみる
さてそれではここからはより具体的な「将来の夢がないなりの選び方」についてみていきたいと思います。
進学する大学を選ぶ上では、やはり自分の将来の夢があったほうが、入るべき学部や学科が明確になるし、その後の目標も定めやすいですよね。
しかしみんながみんな「将来の夢」があるわけではないし、そのための道も明確には定まっていません。
そしてそういった「将来の夢がない生徒」というのは現在非常に多いんです。
そこでこれから大学進学を控える生徒のほとんどは「専攻したい科目」や「勉強したい科目」はもちろん考えつつも、「知名度」で大学を選ぶことが非常に多いです。
確かに「知名度のある大学」や「名門校」であれば、就活に有利だったりするので、その後の人生を考えればそれを理由に大学を選ぶというのは非常に大切です。
なので「将来の夢」がなくて不安という方はある程度「名の知れた大学」や「知名度のある大学」を選んでみるというのも一つの手だと思います。
その際地元ならではの名門大学でもいいし、「東大」や「早稲田」、「慶応」、「明治」を初め「日東駒専」といった全国に名前が知れ渡る大学を目指してもいいかもしれません。
5、学費の安い大学を選んでみる
また学費が安い「大学」を選んでみるというのも選択肢の一つだと思います。
大学って本当に多くの費用が掛かりますからね。
仮に「将来の夢」がないのだとしたら、金銭面が少しでも安く済ませられるような大学を選んでみるのもポイントだと思います。
因みに以下で、
- 国立大学
- 公立大学
- 私立大学
における1年間の「入学料」と「授業料」、「受験料」の平均費用をまとめてみました。
あくまで「平均費用」となりますが是非参考にしてみてください。
項目 | 国立大学 | 公立大学 | 私立大学(文系) |
---|---|---|---|
入学料 | 28万2,000円 | 38万4,699円 | 22万8,262円 |
授業料 | 53万5,800円 | 53万3,451円 | 79万3,513円 |
受験料 | 30万5,000円 | 30万5,000円 | 35万5,000円 |
「大学」では「入学料」と「授業料」以外にも「受験料」が初年度に掛かります。
また私立大学などでは、その他にも施設設備費などの支払いを義務付けられる大学もありますから、本当に多くの出費を覚悟しなければなりません。
なのであなたが行きたいと思っている大学において、初年度の費用を事前に調べたりして、かかる費用を比較しながら大学選びをしてみるといいですよ。
大学の「公式HP」を見ればそういった費用の情報開示がされております。
6、実家から近い大学を選んでみる
また「将来の夢」がなければ実家から近い大学を選んでみるというのも選択肢の一つでしょう。
というのも大学1年や2年生は意外にも朝早くに授業があったり、夜遅くに授業があったりして、通学に時間が掛かったりしてちょっと面倒だったりするんですね。
その際実家から近い場所の大学を選べば、通学はそこまで大変になりません。
また実家から近い大学であれば一人暮らしをする必要もありませんし、一石二鳥です。
是非このことも視野に入れてみるといいでしょう。
7、特待生としていける大学を選んでみる
またもしあなたが「特定の大学」から推薦をもらっていたり、「特待生」としての待遇を約束されているのなら、そうした声をかけてくれた大学に進学するというのも一つの手です。
先程の「学費」の話にも多少関連しますが、大学進学においては多くの費用が掛かってしまいます。
その出費というのは、どの家庭においても決して小さい出来事ではないはずです。
できればその費用を浮かせたい、安く済ませたいと思うのがどの家庭においても正直なところで、それができることは大きいアドバンテージになるはずです。
なので仮に「将来の夢がないくてどの大学に行こうか悩んでいる」というのであれば、優遇を約束してくれる大学進学を選ぶことで、家庭の負担を和らげることができます。
8、自分が理系か、文系かでいくべき大学を選んでみる
またどうしても「将来の夢が決まらない人」は、自分が文系か理系かどちらかに該当するかを考え、それに応じた大学を選んでみても良いでしょう。
文系 | 理系 |
---|---|
法学部 | 医学部 |
経済学部 | 薬学部 |
文学・人文学部 | 歯学部 |
教育学部 | 農学部 |
外国語学部 | 理学部 |
自分の特色を理解し、その特色に沿った大学を選ぶことで、その分野をもっと意欲的に学びたいと思えるようになるかもしれないし、普段の授業もそこまでつまらなくならないはずです。
また同じ系統の同級生が集まる大学に通うことで、より親しい間柄になれたり、価値観を共有出来たりもします。
その際、自分が「文系」なのか「理系」なのか?あるいはどのような分野に長けているのかを調べられるツールがありますので、以下のサイトを是非参考にしてみて下さい。
また自分がそもそも「文系脳」なのか、「理系脳」なのか?を調べてみるのもおすすめですよ。
9、好きな趣味から大学を選んでみる
最後になりますが自分の好きな趣味から大学を選んでみるというも一つの手でしょう。
例えば自分がお弁当作りが趣味だとしたら、料理を学べる大学を選んでみるとか。
あるいはそういった学部が仮に用意されていなかったとしたら「料理同好会サークル」が存在する大学を選んでみるとか。
そういった自分の趣味が少しでも関連するような大学を選んでみるのも良いかもしれません。
大学によっては「サークル活動」に力を入れている大学や単独サークルが存在しますので、それを目当てに入学を決める生徒も最近では多くいるんです。
是非その大学の「公式HP」などをチェックして、どういったサークルがあって、自分の興味のあるサークルが無いかを調べてみてましょう。
そしてここで少し余談なのですが、「なんとなく将来やりたいことは決まっているけれど、学校が分からない」という方は株式会社イーパスが提供する「資料」をもらってみるのもいいかもしれません。
というのもこの株式会社イーパスは「無料」で各大学の「学校パンフレット」や「願書」を提供しておるのですが、その「パンフレット」が進路に悩んでいる学生や、やりたいことがみつからない学生にとっては非常に便利だと評判なんです。
またこの株式会社イーパスが提供する資料を無料で受け取ると、その後LINEでも進路相談にも乗ってくれるようになるというのです。
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将来の夢の見つけ方
ここまで「将来の夢がないなりの大学選びのポイント」について解説してきました。
しかしそうはいっても「将来の夢」があるのに越したことはないんですよね。
何故なら「将来の夢」があれば、大学選びも楽しみながら行えるし、入学が決まった後も目的をもって通学でき、有意義な「キャンパスライフ」を送れるようになるからです。
なのでほんのすこしだけあなたより長生きしている筆者が「将来の夢の見つけ方」についてアドバイスしてみたいと思います。
この章を通して「将来の夢」とまではいかないものの、あなたが少しでも興味のあるものと出会えれば幸いです。
高校生における将来の夢の見つけかた
高校生ともなると、小学生や中学生の時期に比べて、将来のことをより具体的に考えられるようになります。
交友する友人もそれまで以上に多くなるし、その友人の考え方や価値観に触れ「自分はこういうことがしてみたい!」だったり「自分は将来こういう職業に就いてみたい!」といった考えがより具体的になっていくのです。
また中学生までは「一番だった競技や科目」も高校生ともなると、自分より優秀な人とも巡り合い、悔しい思いをしたり、挫折をしたりすることもあるでしょう。
しかしそれが良い経験なんですね。
そういった「様々な経験」をして、少しずつ大人になっていき、具体性のある新たな「夢」と出会うことができるようになるのです。
また「高校生」ともなると、冷静に物事を判断できるようにもなり、自分にはどういった「作業」が向いているのか?や、自分はどういったことをしている間は冷静でいられるのか?といったことも考えられるようになります。
そしてそれまでとは違った「将来の職業」や「将来の夢」を考え始めるようになるんですね。
「高校生」というのは「大学生」と同様、実に多感な時期です。
嫌なことや辛いこと、みじめな思い、そういった様々な思いをする時期でもあるのです。
なのでどうか、そういった思いに蓋をするのではなく、そういった思いすら大切にしながら、自分の将来の夢と向き合ってみて下さい。
その際以下の事柄を参考にしながら「将来の夢」を見つけてみるとよいでしょう。
- 将来の夢 高校生ランキング 2022を参考にしてみる
- 自己分析をやってみる
- 将来の夢診断を使ってみよう
- いろいろな体験をしたり、いろいろな物を見よう
- 夢は別に大きいものでなくてもいい。自分だけの夢を持つこと
より詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。
現在将来の夢がなくてもまったく問題ない
ただそうはいっても中々見つけられないのが「将来の夢」なんですよね。
自分が本当に興味のあることは限られているし、それは誰かが用意してくれるものでもない。
例えば「野球が大好きな生徒」に「サッカー選手になってみたら?」といったところで、聞く耳を全く持たないのと同じですよね。
やはり自分の将来の夢というのは「自分で決めるしかない」んです。
しかし「将来の夢」が決まらないからといって別に焦る必要はないんですね。
何故ならあなたはまだ「自分が興味のある分野」というものを全部知らないだけだからです。
そして「自分の興味のある分野に関してどういった職業があるのか?」を知らないだけだからなんですね。
そんなものは高校生のうちにわかるわけがないし、現在しっくりきていないというのはある意味自然なことなんです。
まだあなたは自分のことをほとんど知らないし、自分の興味のあるもの、自分が落ち着いてできる作業だったりはこれから時間を掛けて出会ったり、見つけていけばいいんです。
そしてそういったことの延長で「将来の夢」というのは見つかるんですね。
なので仮にあなたが高3であろうが、高2であろうが、高1であろうが、何歳であろうが「将来の夢」がなくてもまったく焦る必要はありません。
これからの過程で必ず自分にピッタリな将来の夢と出会えるはずです。
大学進学もそのための「材料」として、気楽に考えてみましょう。
進路はとりあえず大学!どのくらいいる?
ここに面白い調査報告があります。
というのも2018年度において高校を卒業した後、大学進学するのか、就職するのか、留学するのか、それ以外どういった選択肢を当時の高校生は選択したのか?をまとめた資料があるんです。
この調査でわかったことは高校卒業後、大学もしくは短大へ進学する人が54.8%。
そして専門学校に進学する人が15.9%。
つまり何らかの学校へ進学する人は70.7%と高校を卒業する人の大半を占めていたということなんです。
その際就職した人というのは全体の17.5%にしか過ぎなかったということなんですね。
詳しくは以下の記事をご覧頂ければと思うのですが、、
つまりほとんどの人が高校卒業後に「進学」を選択しているんですね。
その中でどれだけ多くの人が「将来の夢」をもって、目的をもって「進学先」を決めたのかはわかりません。
しかし中には将来の夢もなければ、将来やりたいこともないという生徒も一定数以上確実にいるはずです。
みんな案外簡単に「大学進学」を決めているんですね。
それでも大学が決められない時の対処法について
いよいよ本記事も最後になります。
ここまで「大学に行くことのメリット」をはじめ、「将来の夢がないなりの大学選びのポイント」や「将来の夢の見つけ方」を解説してきましたが、それでも進学する大学が決められないという人も中にはいらっしゃると思うんですね。
そこでここではどうしても進学する大学が決められないというあなたのために少しアドバイスをさせていただき、本記事を締めくくりたいと思います。
- 親や友人、Yahoo知恵袋に相談してみる
- 尊敬するひとがいればその人の経歴を参考にしてみる
- プロのカウンセリングを受けてみる
親や友人、Yahoo知恵袋に相談してみる
どうしても「進学する大学が決まらない」という人は例えば親や友人に相談してみてはいかがでしょうか?
親であれば、費用などの金銭的な部分での悩みの解決や、過去自分がどういった大学選びをしてきたかなどの話もしてくれるかもしれません。
また友人であれば、「あなたには〇〇が向いているからこういう大学を選んでみたら?」といった具体的なアドバイスもしてくれるかもしれません。
しかし中には親や友人にすら恥ずかしくて相談することができないという人もいるかもしれません。
そういった人は「Yahoo!知恵袋」に相談を持ち掛けるのもおススメです。
この「Yahoo!知恵袋」では常に専門家が常住していて、ユーザーの悩みにリアルタイムで相談に乗ってくれます。
匿名であっても利用できますので、是非利用してみると良いでしょう。
大学選びに困ったときはこのように、身近な人に相談してみるのも一つの手ですよ。
尊敬するひとがいればその人の経歴を参考にしてみる
またあなたに尊敬してやまない著名人がいれば、そういった方の経歴を参考にしてみるのも面白いかもしれません。
その人が「どこの大学にいき、どのような学部に進学し、どのようなことを専攻していたのか?」そういったことを参考にして、真似てみるということですね。
名の知れた著名人であれば、正しい経歴も公開されているでしょうから、それを参考にしてみましょう。
プロのカウンセリングを受けてみる
また進路に悩んでいる高校生に向けての「カウンセリングサービス」も今は大変充実しております。
そういった専門の方に悩みを相談してみる方法もおすすめです。
その際の「カウンセリング」では無理して進路を決める必要はなく、あなたの不安に思うことを聞いてもらうだけでもいいのです。
あなたの現在抱えている「将来の夢がないという悩み」、「どういった大学に進むべきかという悩み」、「大学に進学すべきか就職すべきかという悩み」。
いかなる悩みでも親身になって相談に乗ってくれます。
なので是非そうした「カウンセリング」を受けてみて、「プロ」の話を聞いてみるというのも選択肢に入れてみましょう。
相手は「聞くことのプロ」です。
このような私の記事では解決できないあなたの悩みもきっと「プロのカウンセラー」なら解決してくれますよ。
ただ「カウンセリング」は初めての場合は非常に不安に思いますよね。
高校生という若い世代であればなおさら不安に思うところだと思います。
そういった場合は、現在あなたが置かれている状況に分けて「カウンセリング」を受けてみることをお勧めします。
例えばポジウィル株式会社は今後の人生に不安を感じている人や、キャリアに漠然とした不安を抱えている人に向けて「カウンセリング」を行っております。
その際何歳からでも「カウンセリング」を受けられるうえ、「カウンセリング」の内容は実に親切だと評判なんです。
また初回「カウンセリング」は「無料」な点もメリットです。
「将来の夢が決まらない」といった悩みも、「どういった大学に行くべきなのか?」といった悩みも、そもそも「大学にいくべきなのか?就職すべきなのか?」といった悩みも気楽に相談してみると良いでしょう。
きっとあなたの為になるアドバイスをしてもらえますよ。
また或いはあなたは既に行きたい大学が決まっていて、その際「難関大学に行きたいけど行けるか不安」と悩んでいるのなら、株式会社IGNISの「カウンセリング」を受けてみるとよいでしょう。
この株式会社IGNISは、
- 自発的に勉強する習慣がない
- 塾や家庭教師で成績が伸び悩んでいる
- 成功体験を基に受験をコンサルして欲しい
という生徒さんは勿論、お子様の学習方法に不安があるという両親に対しても「コンサルティング」をしてくれる優良企業なんです。
行きたい大学は決まっていたとしても、その大学が「難関大学」だとしたら、その実力が果たして自分にはあるのか?と不安に思いますよね。
その際、プロのカウンセリングにお願いすれば、自分の実力が分かるうえ、実に親身にあなたの不安を聞いてくれるし、担任の先生でもできないようなアドバイスもしてくれるでしょう。
「カウンセリング」が初めてというかたであってもこうして「両親」と一緒にカウンセリングを受けられるのであれば安心ですよね。
またこの株式会社IGNISの「カウンセリング」は初回が無料な点も安心なんですよね。
是非この機会に両親に相談しながら、一緒に「カウンセリング」を受けてみてはいかがでしょうか?
もちろんあなたお一人でも行えます。
申し込みは以下のリンクから行えますよ。
将来の夢がない人が大学選びをする際に最後に解決しておきたいこと
- 大学選びで重要なことは何ですか?
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- 目標と専攻: 大学を選ぶ際に最も重要なのは、あなたの学問の専攻やキャリア目標に合った大学を選ぶことです。希望する専攻を提供しているかどうか、その専攻の評判や質が高いかどうかを確認しましょう。
- 予算と奨学金: 大学にかかる費用や奨学金の可否は、選択肢を絞る重要な要素です。予算に合わせて大学を選び、奨学金の有無や応募方法を確認しましょう。
- 大学の評判とランキング: 大学の評判やランキングも参考になりますが、これは単一の基準ではありません。大学の評判を調べつつ、ランキングを見て大学の一般的な地位を確認しましょう。
- 潰しが効く学部は?
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学部ごとの難易度や競争率は変動するため、具体的な情報を提供するのは難しいです。しかし、一般的には専攻によって違いがあります。例えば、STEM分野(科学、技術、工学、数学)は競争が激しく、潰しが効くとは言いにくいですが、他の分野では競争が少ないことがあります。選択肢を絞る前に、自分の興味や才能に合った専攻を選び、それに基づいて大学を選ぶことが重要です。
- 大学で汎用性の高い学部は?
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法学部や経済学部、工学部の多くの学科や情報学部などは、汎用性が高い学部・学科です。 こうした学部・学科で学んだ人は、どの業界でも働くことができます。
将来の夢がない人へ!大学選びの際大切にすべきポイント!まとめ
ここまで「大学に行くことのメリット」をはじめ、「将来の夢がないなりの大学選びのポイント」や「将来の夢の見つけ方」を解説してきました。
その際「将来の夢がないなりの大学選びのポイント」は以下の「9つ」でした。
- 適当に大学を選ぶことの危険性について考える
- 周りの同級生がどのようにして大学選びを行っているか参考にする
- 大学にいっても将来の夢が見つからなかったら?
- 将来の夢が無ければ知名度で大学を選んでみる
- 学費の安い大学を選んでみる
- 実家から近い大学を選んでみる
- 特待生としていける大学を選んでみる
- 自分が理系か、文系かでいくべき大学を選んでみる
- 好きな趣味から大学を選んでみる
「将来の夢」がないと大学選びに慎重になってしまいますよね。
そもそも「将来の夢」がないという人は「将来の夢」がないにもかかわらず大学にいっていいものか?という不安にすら駆られてしまうと思うんです。
しかし記事内でも申し上げた通り、大学には「行くだけ」で十分な意味があるし、「行くだけ」で様々なメリットをあなたに与えてくれます。
それに現在は70%以上の高校生が、高校卒業後に「大学や短大、専門学校」への進学を決めているんです。
なので「大学進学」がもっともセオリーだし、「将来の夢」があるないにこだわりすぎずにこの「大学進学」を決めてしまっても問題ないはずです。
現在「将来の夢がなくて不安」と思っている人は是非このことを参考に、気楽に大学進学を選んでみましょう。
以上お読みいただきありがとうございました。
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