本記事では画像ツール「CANVA」の新しいサービスについてご紹介します。
それは今話題のAIを使ったサービスになります。
「CANVA」は普段私もお世話になっているのですが2022年9月に追加された新機能があまりにも便利なため、その紹介の意味をこめて今回記事にさせていただきました。
昨今「チャットGPT」をはじめ、目からうろこのAIサービスが我々一般人の手にも届くようになりました。
AIの便利さは今更ながらここで言及するまでもありませんが、本当にすごいんです。
このCANVAとAIが融合するとどうなるのか、ぜひこの記事で知ってもらえればと思います。
またエロ系の画像を作れるのかどうかについてと、重大な著作権の問題についても記事内で触れております。
CANVAのAI機能、Text to Imageの凄さについて
CANVAは2022年に新しい15の機能を追加しました。
この機能がマジでえぐいんです。
このCANVAのAI機能があれば、例えば上質なオリジナル画像をしかも無料で作ることが出来ます。
またこのAI機能ですが、CANVAに登録するだけで誰でも利用できます。
いや~マジですごいですよ、これ。
そのすごさは後程実演を交えて紹介するとしてここでは、CANVAのAI新機能がどういうものなのか簡単にみていきたいと思います。
CANVAによる新しいAIサービス
CANVAで新サービスが開始したのは2022年の9月のこと。
その際、15の機能が追加されました。
その中に今回のご紹介するAIイラスト機能も含まれていますが、まずはそのAIによる新機能について名称だけでもご紹介しますね。
新しく追加されたAI機能は以下の通りです。
- Brand Hub(ブランドハブ)
- Translate(翻訳機能)
- Layers(レイヤー)
- Gradients(グラデーション)
- Magic Edit(マジック・エディット)
- Grids(グリッド)
- Alt-text(代替テキスト)
- Magic Eraser(マジック消しゴム)
- Draw(描画機能)
- Text to Image(AI画像生成)
- Beat Sync(ビートシンク)
- Create an Animation(アニメーション作成機能)
- Foreground and Background Adjustments(前景および背景の画像調整)
- Admin Control(管理者コントロール)
- Text Outline (袋文字)
その中で本記事では⑩のText to Image(AI画像生成)をメインに紹介していきますが、より詳しいAI新機能に関してはこちらの方の記事が実に詳しく解説されていたので、参考までに貼っておきますね。
はい、というわけで、今回2022年9月に神ツールが追加されてしまったというわけです。
Text to Image(AI画像生成)とは?
さてそんな中、今回特にご紹介したいのが先ほど見て頂いた⑩のText to Image(AI画像生成)という機能です。
これは具体的にどのようなことができるのかというと、簡単にいえばAIが自動で上質なオリジナル画像を簡単に作成するしてくれるというものです。
この上質なオリジナル画像のどのあたりが味噌か?というと「オリジナル」という部分です。
AIが勝手にこのオリジナル画像を作ってくれるわけですが、当然それに著作権はありませんし、生成された画像はあなた自身の作品として商標利用もできます。
自分が作りたい画像があったとします。
その際こうした画像が作りたいという漠然なイメージは誰にだってあると思います。
例えば「海辺で遊ぶ子供たちの画像を映画風に作りたい」とかですね。
しかしこれまでのCANVAに限らず、画像ツールはそのイメージにあった画像を自分で探すという労力を強いられてきました。
しかも完全に自分のイメージにあった画像などなかなか見つけられなかったはずです。
ましてや自分で作成するなんて技量も当然ありません。
しかしこのText to Image(AI画像生成)であれば「海辺で遊ぶ子供たちの画像を映画風に作りたい」という自分の願望を見事再現化し、その要望通りにAIが画像を生成してくれるんです。
実際に見てみましょう。
このText to Image(AI画像生成)の詳しいやり方については後程解説しますが、今回自分の作りたいイメージである「海辺で遊ぶ子供たちの画像を映画風に作りたい」という内容のテキストを打ち込むだけで、以下のような画像が出来上がりました。
↑こちらですね。
すごくないですか?やばくないですか?!
自分の脳の中にある漠然としたイメージをこうして形にできるのもそうですが、再現化したそのあとは自分のやりたい仕様やサイズで利用できる。
本当に恐るべしなんです。
自分の頭の中にあるイメージを見事形にできてしまう。
これがText to Image(AI画像生成)の魅力なんです。
その際、テンプレートをもとに作成するだけでいいのでとっても簡単です。
ただその際、どんなイメージも再現できるかといわれればそうではありません。
この「CANVA AI」ではCANVAが不適切だと判断したユーザーの要望には応えてくれません。
例えば「エロ系」はすべて却下されます。(試しました、すみません笑)
そんな時は↓のように表示されます。
なのでどんなものでもAIが生成してくれるわけではないので、その点は欲張らずにいきましょう。
CANVA AIは我々にどのような恩恵をもたらしてくれるのか?
このText to Imageの凄さについて少しだけでもわかっていただけたかと思います。
それではこのText to Image(以後CANVAAI)を使うことでどのような恩恵が得られるのでしょうか?
そしてどういった目的で我々はこのCANVAAIを使っていけばいいのでしょうか?
私が考えるのは、まずブログのアイキャッチ画像や、見出しに使えるなと考えました。
というのもブログではSEOで上位表示を目指す際にオリジナルの画像が結構必要になってきて、重要性を占めています。
そんな時なんだかんだ、オリジナルな画像の手配が面倒だったりするんですよね。
そういったときにこのCANVA AIは使えると思いました。
またこのCANVA AIでは主に、
- 写真
- デジタルアート
- ファインアート
の三つの仕様にそって、画像を生成できます。
例えばこれを使えば実店舗の販促物として多くの販促物を設置できるだろだろうし、イベント会場を華やかにすることもできます。
また、このCANVA AIを使えば、
ということができるようになります。
稼ぐ場所は例えばメルカリとか、ココナラとかでもいいだろうし、画像納品を行なえるソーシャルワークとかでもいいですね。
それこそ自分の工夫次第でどのようにも稼いでいくことができるはずです。
そして何よりもこの「CANVA AI」のすごいところは自分のイメージを再現化できるという点です。
例えば「自転車に乗るドラゴンの写真」とか「中国の山奥にいる仙人がお茶をしているアニメ画像」とか「宇宙人がラーメン屋を経営している画像」とか。
そういったこれまで誰も作成したり再現できなかったり、そもそも思いつかないような画像や素材を、スキルなくして生成できるという点にあります。
なのでこの「CANVA AI」を使えばこれまでになかった作品を世に送り出すことだってできるし、あなたの脳内にある唯一のイメージを使って、それがはまれば大金を稼ぐことだってできるのです。
いやはや、ものすごいツールだなと考えさせられるわけです。
CANVA AIの機能をtwitterのユーザーたちはどう見ている?
それではそんなすごいツールが世に現れてしまったということで、ネットユーザーからどのような声があがっているのか見てみましょう。
すごいですよね。
まるでAIが作ったとは思えないほどのクオリティ。
あえて高い画像ツールを使わなくてもこの「CANVA」でもう十分なんです。
そう、マジで便利すぎる。しかも生成するまでの時間も早く、操作もめっちゃ簡単。
そう、こういった稼ぎ方もできる。詳しくは知らないですけど。笑
またText to Imageではありませんが、2022年に追加されたAIの新機能で、先ほどの⑤Magic Edit(マジック・エディット)を使えば↑こんなこともできちゃうんですね。
白い服を着ていたのに、まるで別の洋服を着ていたかのように見せれてしまう。
元は黒上だったのに、あたかも初めから金髪だったように見せられてしまう。
とんでもない代物ですよ、まったく。
自身のメディア、例えばブログとか持っていればこのCANVAの機能は最高の機能ですね。
これだけで自分だけの面白いメディアが完成できますし、こちらも先日発表された「チャットGPT」と併用すれば、最高のブログ運営が叶いそうです。
CANVA AIの使い方について
それではこのText to Imageの使い方についてみていきましょう。(Text to Imageを利用するためにはCANVAPROへの登録が必要となります。)
ちなみにいまであれば、ここの「トレンド」という項目に最新のCANVAの機能や「CANVA AI機能」が表示されているので、新しい機能が出たときなどはここからいろいろ試してみてください。
そのあと右下の「新しいデザインで使用」を選択し、作りたいサイズ感を選択していきます。自分の用途に合ったサイズを選択しましょう。初めは「カスタムサイズ」で試してみるといいかもしれませんね。
それでは試しに自分の作りたいイメージ書き込んでみましょう。併せて「スタイル」と「縦横比」も選んでくださいね。ここでは「月でラーメン店を経営する宇宙人」と書き込んでみました。
するとAIが自動で先ほど自分が打ち込んだイメージを生成してくれるので、生成されるのを待ちます。
「CANVA AI」が生成してくれました。その際4つの候補を生成してくれるので、自分のイメージによりあったものを選択してみて下さい。なかなかのクオリティーに仕上がっています。斬新で非常に面白いですね。さあなたのイメージだけで稼げたり、作品展を開催できる日も来るかもしれません。
CANVA AIで画像を作成する際の注意点
さてこの「CANVA AI」は非常に便利なのですが、いくつか利用するにあたって注意点がございます。
使用できる回数が限られている
一日に使用できる回数に制限があります。
一日25回(100枚)までとされており、失敗した数もそれに含まれます。
カウントがリセットされるのは24時間後で、それまではいかなる理由があっても使うことが出来なくなってしまいます。
生成した画像の履歴は残らない
またこのText to Imageで生成した画像は履歴にも残りませんので注意が必要です。
なので気に入った画像とかあれば逐一保存するようにしないと、二度と同じような画像と出会うことができなくなってしまいます。
エロ系の指示は出せない
また先ほどもかるく触れましたが、このCANVA AIでエロ系のデザインは一切できません。
指示しても断られるし、無駄にカウントされてしまうだけなのでやめましょう。
あとAIにこれは危険だと思われるような指示なども無理です。
著作権はないが、AIで生成したとことを明示する必要がある
またこの「CANVA AI」で生成した画像には著作権は存在しません。
また商標利用することもできます。
しかしその際AIで生成した画像であることをコンテンツ閲覧者に教える必要があるんですね。
「CANVA」の公式規約ではいかのように言っております。
AIで作った画像は商標利用できる。しかしその画像を使う場合はAIで作ったことを明示しなさいということですね。
CANVA AIに関する疑問
- CANVA AIのメリットは?
-
CANVA AIのメリットは、次のとおりです。
- テキストを画像に変換したり、画像からテキストを抽出したりできるので、作業効率が向上します。
- 画像を編集したり、画像を作成したりできるので、デザインの幅が広がります。
- CANVA PROに登録すれば誰でも無料で利用できるので、コストを削減できます。
- CANVA AIはどんな人におすすめ?
-
CANVA AIは、次の人におすすめです。
- デザインに時間をかけたくない人
- デザインの幅を広げたい人
- コストを削減したい人
- CANVA AIの今後の展望は?
-
CANVA AIは、今後もさらに機能が追加される予定です。また、画像のクオリティもより向上する予定だということです。
- aiはどうやって画像を生成するのですか?
-
Adversarial Networks (GAN)というアーキテクチャの登場に起因しています。以下にその概要と動作のメカニズムについて説明します。
- 深層学習: 深層学習はニューラルネットワークを利用した機械学習の手法です。これは多数の隠れ層を持つニューラルネットワークを使用して、非常に複雑な関数をモデリングすることができます。例えば、画像データを入力として、その画像のカテゴリを出力するモデルを学習することができます。
- Generative Adversarial Networks (GAN): GANは、2つのニューラルネットワーク(ジェネレータとディスクリミネータ)が競合的に学習を行うアーキテクチャです。
- ジェネレータ: ランダムなノイズを入力として受け取り、それを使って画像を生成します。目的は、ディスクリミネータが本物の画像と見分けがつかないような画像を生成することです。
- ディスクリミネータ: 生成された画像がジェネレータによって生成されたものか、実際のデータセットの中の本物の画像かを区別する役目を持ちます。
この2つのネットワークは競合的に学習を行います。ジェネレータはディスクリミネータを欺くように学習し、ディスクリミネータはジェネレータの生成した画像を本物と区別するように学習します。この「ゲーム」が繰り返されることで、ジェネレータは非常にリアルな画像を生成する能力を獲得します。
最近の進化として、BigGAN, StyleGAN, DALL·Eなどのモデルがあり、特定のドメインの画像生成や、テキストの指示に基づく画像生成など、多岐にわたるタスクで高品質な画像を生成することが可能となっています。
ただし、これらのモデルは大量のデータと計算リソースを必要とし、訓練には長時間がかかる場合があります。
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