2023年3月、我々一般人でも気軽に「チャットGPT」が使えるようになりました。
「チャットGPT」とは、いまさら説明は不要かと思いますが、こちらの質問に対し即座に返答してくれるチャット式のAIサービスのことです。
インターネット上に膨大にあるデータを即座に拾い集め、それをまとめ、ふさわしい回答をしてくれるので大変便利です。
非常に便利な世界がもういままさに、始まっているのです。
そんな中、同時に不安に思う人もでてきているはずです。
もしかしたらこの便利すぎるAIが自分の仕事を奪ってしまうのではないか?
そういう不安です。
私も現にビビってます。
しかしこのAIの出現のおかげで、考えさせられることも多くなり、この人間の雇用に関してもネガティブな面だけでなく、ポジティブな面も併せて考えられるようになりました。
今回その自分なりの見解をまとめてみました。
いままさにAIの急な出現によって、焦っている人もいると思いますが、少し冷静になって考えてみましょう。
記事の最後では決してAIには奪われないたった一つの「仕事」についてもご紹介します。
それでは参ります。
なぜAIの出現によって人間の仕事がなくなるのか?それは嘘?ほんと?
ではまず、なぜ「AIの出現によって人間の仕事がなくなる」といわれるのか?
恐らくなんとなくとしか理解できていない人が多いと思いますのでその理由についてみていきましょう。
AIの出現によって人間の仕事がなくなる
これが嘘か本当か、あなた自身で判断してみてください。
AIの出現によって人間の仕事がなくなる理由
近年AI(人工知能)の進化が著しく、人間の仕事を奪うのではないかという懸念が広まっています。
実際に、AIはすでに多くの分野で人間の仕事を代替し始めており、その勢いは今後も加速していくと考えられています。
AIが人間の仕事を奪う理由の一つは、AIが膨大な量のデータを処理できる点があげられるからです。
人間では一生かかってもとても処理しきれないほどの量をAIは一瞬で処理してしまいます。
まずこれが人間の雇用を脅かす大一の理由となっております。
また、AIは人間とは違い、データ内で動いております。
なのでミスなく作業をすることができます。
そもそも彼らには「ミス」という概念がありません。
また人間は疲労やストレスなどによってミスを犯すことがありますが、AIはそのようなことは決してありません。
そのため、AIは人間よりも正確に作業ができると言われているのです。
もしかしたら人間よりも信頼性も高いかもしれませんね。
さらに、AIは人間よりも安価で作業を行うことができます。
つまり「人件費」ですね。
AIは人間に比べて、電気代や人件費などのコストを安く抑えることができます。
そのため、企業はAIを導入することで、コスト削減を図ることができます。
以上の理由から、AIは人間の仕事を奪っていくと考えられているわけです。
そもそもAIの仕事って何?
AI(人工知能)は、人間の知能を模倣したシステムです。
そもそもAIが開発された理由とはなんでしょうか?
恐らく考えなくてもわかることですが、今後の人間社会がより便利になるようにという願いで開発されたわけですよね。
中にはこれまで人間が担っていた仕事をAIが担うことで、人間は自由に時間を使えるようになり、多忙な生活から抜け出すことが出来るようになるといった見解もあります。
人間本来の、のんびりした、豊かな生活をこのAIがもたらしてくれるのではないか?そういった願いが込められているというのです。
そんな中、AIが担う仕事には、大きく分けて2つの種類があります。
1つは、人間に代わって単純な作業を自動化する仕事です。
例えば、自動車の自動運転などは、すでにAIによって実現されていますが、そういった単純な作業。
言い方は悪いですが頭を使わなくてもいい作業というのはAIが人間の代わりに行ってくれるようになるのではないでしょうか。
またもう1つは、人間の判断を助ける仕事です。
例えば、医療分野では、すでにAIが画像診断や薬の処方を支援しているといいますが、人間では判断するのが難しいときにAIの「データ」に基づく知恵を借りて、人間の手助けに活用するというもの。
こういったこともAIであれば行うことができるのです。
AIに代替されない仕事の特徴
なのでAIによって人間の雇用が脅かされるというのはどうやら、嘘ではなさそうです。
それでは今の自分の雇用を守るためにもAIに代替えされない仕事の特徴についてみていきたいと思います。
あなたが現在就いている職業は以下のどれかの特徴に当てはまっているでしょうか?
AIに代替されない仕事の特徴
AIに代替されない仕事には、いくつかの特徴があります。
例えば以下の「5つ」。
- 創造性や独自性が求められる仕事
- 人間関係構築能力が必要な仕事
- 身体能力が必要な仕事
- 複雑な判断が必要な仕事
- 倫理的な判断が必要な仕事
これらの仕事は、AIがまだ完全には理解できず、代替することが難しい仕事です。
特に私も共感するのが①の「創造性や独自性が求められる仕事」です。
AIは膨大なデータを集め、そのデータを構築するのが得意です。
その特技を生かせば、もちろん人並みの文章は書けるだろうし、人並みの自動車運転もできると思います。
しかし物事を想像する力はAIにはないんですね。
つまり彼らが得意とすることはいつまでたっても「2次情報」の範囲でしかないんです。
AIが「リンゴは赤くて美味しい食べ物」といえるのは人間が初めに「リンゴは赤くて美味しい食べ物」だといったからなんです。
つまり一次性の情報があったからなんですね。
なので人間に対する需要というか、人間の価値自体は変わらないと思うし、一次性を記したり、物事を創造するちからのある人間は強いなと思うわけです。
そのため、これらの仕事は、今後も人間が担っていくことになるでしょう。
なぜAIに仕事を代替されてしまうのか?
それではなぜAIに人間の仕事は代替されてしまうのでしょうか?
それはさきほども申し上げた通り、AIは多くのデータを知識として瞬時に集積できることがあげられます。
昨今はPCでの仕事やデジタル化が進み、こうしたデータ入力の技術が求められています。
今はインターネット社会なんです。
データがすべての社会なんです。
そんなん、人間よりAIのほうが強いに決まってるじゃないですか。
それにAIは膨大な量のデータから学習し、人間よりも早く正確な判断を下すことができます。
つまり今の文明では人間よりAIのデータ処理能力の方が圧倒的に需要があるんです。
また、AIは人間よりも長時間、疲れることなく働くことができます。
もう勝ち目なしに思えてきますよね。
現在の文化においては人間よりAIの能力が求められる。
そしてそのAIが実際にもう存在している。
これがAIに人間がとってかわられる理由です。
2013年にはすでにAIに仕事を奪われるという論文が発表される
AIに仕事を奪われる。
もうずいぶんと昔からそのように言われてきたような気がしますが、実際にそれが現実味を帯びてきたのは最近ですよね。
ついこの間2023年の初めくらいです。
しかしいまからもう10年も前にはそう近くないうちに人間の仕事はAIに奪われるに違いないと予想していた人がいるんです。
それが2013年に出されたオックスフォード大学のフレイ氏とオズボーン氏です。
彼らの2013年の研究レポートによると、現在人間が行っている9割の仕事が遠くない将来に機械つまりAIにより代替される可能性があると予測されているのです。
このレポートは、当時はあまり耳を傾ける人はいなかったといいます。
みんな嘘だ!くらいにしか思ってなかったんですね。
しかし今となってはそれはマジだったというわけです。
確かに幼いころにみたスピルバーグの「A・I」やウィル・スミス主演の「アイロボット」は当時大好きな映画だったけど、心の底ではこんな未来来るはずがないと思っていました。
それが今となってみればあの映画のような世界がすぐそこまで来ているわけですから、人生なにが起こるかわかりませんね。
話は脱線してしまいましたが、話を戻すともう10年以上も前にはすでにAIによって人間の仕事はなくなると予想されていたのです。
実際にもうすでにAIに仕事を奪われた?!
そしてそれはもう現実として起きています。
実際にもうすでにAIによって仕事を奪われている事例が多く発表されているのです。
例えば、2017年のドバイでは、世界で初めてロボット警察官が導入されました。
これ2017年ですよ?!(めっちゃかっこいい。。)
このロボット警察官は、パトロールや駐車違反の取り締まり、観光客への案内などを行ってるといいます。
またこのロボット警察官は、24時間365日休まずに働くことができ、人間の警察官よりもはるかに安価で維持することができるといいます。
そのため、今後、人間の警察官からロボット警察官に置き換わる可能性も十分にあります。
また、製造業でもAIによる自動化が進んでいます。
例えば、自動車製造業では、AIを搭載したロボットが、車の部品の製造や組み立てを行っているといいます。
確かにAIの方がより正確なんでしょうね。
特にライン作業や、人の命に関わる分野だったら、むしろAIによる正確な製造の方が向いているのかもしれません。
このように、AIはすでに私たちの仕事を奪い始めています。
今後はAIの技術はますます進歩していくことが予想されますので、AIによる失業がより深刻な問題となる可能性があります。
しかし、AIが私たちの仕事を奪ってしまう一方で、新しい仕事を生み出してくれる可能性もあります。
例えば、のちほど解説しますが、AIの開発やAIの保守・運用などの仕事が生まれてくる可能性がありますね。
また、AIの普及により、私たちの生活はより便利で豊かになるため、消費活動が増えれば、それに伴い、様々な業種において今まで以上に需要が増す可能性だってあるわけです。
なのであながち悲観視すべきものではないかもしれません。
もしかしたら第二のバブル期をこの「AI」がもたらしてくれるかもしれませんね。
その時にまだ人間の仕事が残っていれば、人間がサラリーという形で収入を得ていればの話ですが・・・。
AIの出現によって人間の仕事がなくなる可能性はどれくらいか?
さきほどAIが人間の仕事をとってかわるのではないかという話をさせていただきました。
ここではその話をもう少し掘り下げてみたいと思います。
それではAIの出現によって人間の仕事がなくなる可能性はどのくらいなのでしょうか?
2015年に野村総研とオックスフォード大学の共同研究によって発表されたレポートによると、AIの導入によって日本の労働人口の49%の仕事が10から20年以内になくなるといいます。
つまり今から20年以内には50%もの職業がなくなると言われているのです。
そして将来的には9割もの仕事がなくなってしまうとしたら・・・
恐ろしいことですね。
自分が今ついている職業。
大好きですか?誇りを持っていますか?稼がせてもらっていますか?
事情はどうあれ、あなたが今就いているその仕事、今から20年の内に5割の可能性でなくなります。
「AI」がもたらしてくれる未来が仮に豊かな未来であっても、人間の仕事がなくなってしまうというのは少し悲しい気がします。
AIの出現によってなくなる仕事とは?
それではAIの出現によってなくなる仕事にはどのようなものがあるのでしょうか?
ここではその職種と、なぜなくなってしまう可能性があるのか、その理由についてお話します。
- 事務職
- 銀行員
- 警備員
- 土木作業員
- 小売店の店員
- タクシードライバー
- ライター
1、事務職
まずは「事務職」です。
AIは処理能力や正確性が高く、人間のようにヒューマンエラーを起こす心配がありません。
そのため、事務職はAIに代替されやすい職種だといわれております。
失礼を承知で言わせてもらえれば、事務職の仕事の多くは、データ入力や文書作成など、単純な作業です。
これらの作業は、AIによって自動化することができると言われているんですね。
2、銀行員
続いては「銀行員」です。
意外ですよね。
「銀行員」は古くから勝ち組とされ、安定している職業NO.1と言われてきましたから。
最近では送金や融資の審査などはインターネット上で完結できるようになりました。
またAIは膨大な量のデータを処理して金融商品の分析を行ったり、顧客のニーズを的確に把握したりすることができます。
何よりもAIには「欲」がありません。
銀行での横領や不正なども一切起こす心配はありません。
信頼度からいってもAIに任せた方がよいのではないかと考えられているのです。
3、警備員
続いてはさきほど少し話にもあがった「警備員」です。
ドバイではすでに実際に実用が始まっています。
警備員の仕事は、主に、不審者の監視、侵入者の排除、そして火災などの災害の発生時の対応などです。
これらの仕事は、AIの画像認識やロボット技術によって、自動化できてしまうんですね。
また正確な判断が求められる分、感情移入しせず、マニュアルによって動いているAIの方が活躍してくれるとも考えられています。
火災など、もしもの時にも生身の人間よりも活躍してくれると判断されております。
4、土木作業員
続いては「土木作業員」です。
土木作業では重機を操作したり、建材を運搬、搬出したり、建物を解体することが多いです。
そういったことはAIが今後行えるようになると考えられております。
また24時間現場を監視するのも人間ではなく機械の目で行った方がより正確になるのではないかとも考えられております。
なにより危険が伴う仕事なので、そういった意味でも人間ではなくAIにやってもらったほうがいいのではないかという動きがあるようです。
5、小売店の店員
続いては「小売店の店員」です。
もうすでにコンビニやスーパーなど数多くの企業で電子決済や、無人店舗の導入などが始まっています。
そしてそれは十分とまではいきませんが、きちんと機能もしています。
またECやインターネット通販の普及で実店舗自体の需要も減少しているのです。
加えてAIであれば商品の陳列や販売を効率よく行えるだろうし、人間と違って24時間365日休まず働くことができます。
お店に人がいなくなる日もそうですが、お店自体が珍しくなる日もそう遠くないかもしれません。
6、タクシードライバー
続いては「タクシードライバー」です。
最近では車の自動運転が実装されて、無人タクシーを実際に見かけるようになりました。
また機械であれば、体調不良を催すこともなく、非常時でもマニュアル通りに動くことが出来るというのも強みです。
とは言え、そのマニュアル通りというのが仇となる可能性もあり、人間の命を扱う以上、機械に全信頼を寄せられるかといわれればそうではありません。
いざという時のことを考えると、やはり人間の運転の方が信頼性は高くまだまだ機械すべてに運転を委ねられるようになるとは思えません。
7、ライター
続いては「ライター」です。
私も個人ブログを運営していて、物書きで収益を得ている立場の身ですがこの「ライター」というのもAIの台頭でなくなってしまうのではないかと危惧されております。
というのも先ほどもお伝えしたとおりAIは、膨大な量のテキストデータから学習して、人間並みの文章を生成することができます。
しかも人間であれば2日はかかる何万字という量をたった5分とかからずに書きあげてしまうのです。
最近では「チャットGPT」が一般公開され、世間をにぎわせておりますが、本当に一瞬でこちらの書きたい内容を分かりやすく、しかも論理的に書いてしまうことが出来るのです。
精度がより高まれば、ライターは危機的状況になるかもしれませんね。
そしてそれはもう遠くない未来のような気がします。
現に日経新聞ではすでにAIのライターを導入しており、上場企業の売上げや利益を分析して、分かりやすく紹介しているといいます。
AIの出現でもなくならない仕事とは?
ここまでAIの出現でなくなってしまう可能性のある仕事についてみてきました。
それでは続いてここではAIの出現でもなくならない仕事についてみていきたいと思います。
- インストラクター
- アーティスト
- カウンセラー
- 医者
- 弁護士
- スポーツ選手
- 聖職者
1、インストラクター
まず「インストラクター」です。
インストラクターの仕事は、生徒に正しい知識や技術を教えることです。
そのため人間ならではのコミュニケーション力が必要となります。
またAIは、膨大な量のデータを処理して「正確そうな答え」は導き出すことができますが、生徒の個々のニーズや理解度に合わせて、的確な指導を行うことはできません。
加えてAIは、生徒のやる気を引き出すような、人間らしい言葉かけや接し方をすることもできません。
インストラクターは、生徒の成長をサポートする重要な役割を担っており、AIに完全に代替されることはないでしょう。
2、アーティスト
続いては「アーティスト」です。
確かに最近ではAIが作った画像や音楽、文章など世に出回っていて、そのどれもがクオリティが高く驚かされることがあります。
人間が作るそれよりもそれっぽく、むしろハイクオリティな作品をAIならほんの数秒で作ってしまうことができます。
しかし、どんなにAIが発達しても、人間の感情を理解し、それに共感して作品を生み出すことはできません。
例えば、AIが作った曲を聴いても、人間が作った曲のように、心の底から感動することはできないと思いませんか?
それはAIには感情がなく「共感」がないからです。
これまでアーティストの仕事は、単に作品を作ってきただけではなかったんですね。
その作品を通して、人々に感動や共感を与え、人生に彩りを添えてきてくれたのです。
この点において、AIは人間にはとてもかなわないでしょう。
3、カウンセラー
続いては「カウンセラー」です。
つまり「相談役」ですね。
AIは膨大なデータの処理や分析には長けていますが、人間の感情を理解したり、共感したりする能力はまだまだ発展途上です。
そのため、カウンセラーのような、人間の心のケアが必要な仕事は、AIに奪われる可能性は低いと考えられます。
また、カウンセラーの仕事は直接的な会話ややり取りを通してクライアントとの信頼関係を築いていくことです。
その点AIは、クライアントと直接会話したり、触れ合ったりすることはできません。
そのため、カウンセラーのような、クライアントの心の奥底まで寄り添うような仕事は、AIに代替することは難しいと考えられております。
4、医者
続いては「医者」です。
医者は、患者の症状や病歴、検査結果などを総合的に判断して、適切な治療方針を決定する必要があります。
また患者の不安や恐怖を理解し、安心させながら治療を行う必要もあります。
さらに患者と信頼関係を築き、患者が心を開いて治療を受けられるようにする必要もあります。
このようなことは決してAIには無理です。
5、弁護士
続いては「弁護士」です。
テレビのドラマなどでよく見かけますが弁護士は、法律の知識を駆使して、クライアントを守るために、訴訟の準備や裁判での弁論を行わなければなりませんよね。
そのためには、法律の条文だけを理解するのでなく、現在の人間社会における法律の解釈や創造性が必要です。
また、裁判では、証拠を検討し、法廷で効果的な弁論を行う必要があります。
実際に現場に足を運んで人々の話を聞いたり、情報を集めなければなりません。
こういったことはどうしてもAIには無理です。
6、スポーツ選手
続いては「スポーツ選手」です。
AIにはスポーツ選手のような身体能力や判断力がありません。
というかそもそも人間による競技をみたいじゃないですか。
機械同士がボールを追いかけ回っているシーンなんて誰もみたくありませんよ。
なので個人的には一生とって変わられないのがこの「スポーツ選手」だと思います。
7、聖職者
最後は「聖職者」です。
お坊さんとか牧師のことですね。
これはやっぱり人々に寄りそう仕事だからだと思います。
人々の不安や悩みに寄り添い、その人になりきって、その人がどうすれば救われるかその答えを導き出す。
そんなこと決してAIには無理です。
人々の悩みというのは、100人いれば100人その悩みは違います。
それは決してデータ分析では対応できないのです。
AIに仕事を奪われないために必要な資格
それでも今後間違いなくAIにとって代わられる仕事は増えてきます。
今のうちに、対策を練るという意味でも、今我々に必要な資格についてもここで言及したいと思います。
- 看護師
- 保育士
- 介護福祉士
- 美容師
- 調理師
1、看護師
まずは「看護師」の資格です。
どのような時代がきても看護が必要な患者の数はなくなりません。
そのため看護師の需要というのもいつまでもなくならないんですね。
看護師は、患者さんの表情や声色から、患者さんの状態を察知し、適切なケアを行う必要があります。
また、患者さんの不安や恐怖を和らげ、安心して治療を受けられるようにサポートすることも看護師の仕事です。
こうしたことは人間の看護師にしかできないことです。
これからの需要を考えて今のうちに「看護師」の資格を取得してみるというのも一つの手かもしれません。
2、保育士
続いては「保育士」の資格です。
お子様はどの家庭にとっても何よりも重要な存在です。
そんな重要な存在をAIに預けたいとはなかなか思えないはずです。
また保育士の仕事には、幼少期のうちにコミュニケーション能力や、子どもの個性を育て、励ます仕事でもあります。
当然そういった理解をできる「心」というものが必要となります。
保育士は一生無くならない。
そういった意味でも今のうちに資格を取得してみるのも面白いかもしれません。
3、介護福祉士
続いては「介護福祉士」の資格です。
これからますます高齢化社会になっていくと言われております。
なので介護福祉士の需要はこれからますます増していくことが考えられます。
介護には、データだけでは判断できない、人間の経験や勘が必要な場面が多くあります。
例えば、認知症の患者さんの介護では、患者さんの状態だけでなく家族の状況も理解し、適切な対応をする必要があります。
このようなことはやはり人間にしかできないんですね。
それに年配の人も、自分が触れ合いたいのはAIなんかじゃなく、生身の人間だと思っているはずです。
いつの時代もなくてはならない資格です。
4、美容師
続いては「美容師」です。
お客さんのこういう髪型にしたいという細かい要望に応えることはAIには難しいです。
またお客様の好みや気分を理解し、それに応じて施術を行うことも重要です。
「この美容師さん以外には切ってほしくない」という願望もあるくらい、信頼関係が求められる仕事なのです。
また常に変わるやヘアスタイルや最先端のヘアスタイルというものがありますが、AIはデータを集めるだけで新しいものを創造する力がありません。
これからもあり続ける職種の可能性は高いです。
5、調理師
最後は「調理師」です。
そもそも人々がいる以上、食べ物の需要はなくなりません。
そしてその食べ物の調理に関してですが、季節や気候、食材の状態などによって、臨機応変に調理する必要があります。
細かい調味料の塩梅や、旬の食材をいかしたうまみの味。
伝統の味。
そういった繊細な調理はAIにはこれからも無理です。
何よりも普遍的な「食」にかかわる仕事ですから、そういった意味でも持っておいて損はない資格です。
AIの出現は我々にどのような影響を及ぼすのか?
AIの勢力はもうすぐそこまで迫っています。
それには良い面、悪い面、両方とがあるでしょう。
そう遠くない未来、我々の生活は劇的に変わっていきそうです。
そんな来るAIの時代に備える意味でも、AIの出現は我々人類にどのような影響を及ぼすのか?についてここで見ていきましょう。
AIに仕事を奪われるとわれわれ人間の生活はどうなるのか?
まずAIの出現でベーシックインカムが実現されるといわれております。
ベーシックインカムとは、政府がすべての国民に一定の金額を無条件で支給する制度のことです。
このベーシックインカムがあれば、仮に失業した人でも生活を維持することができます。
なにより人間が仕事から解放され、やりたいことをもっと好きにやれるようになるという狙いがあります。
「OPENAI」のCEO、アルトマン氏は以前、ユニバーサル・ベーシック・インカムの概念に触発されて、世界中の人々を笑顔にするプロジェクトとしてこの「チャットGPT」を開発したともいっておりましたね。
もしかしたら遠くない未来、本当にこのベーシックインカムが実現するかもしれませんね。
雇用が無くなり飢えて息絶える?
同時にAIの台頭で雇用が無くなり飢えて息絶えるという話も飛び交っております。
何度もお話している通り、AIは、人間よりもはるかに速く、正確に、そしてエラーなく、さまざまなタスクを実行することができます。
そのせいで、AIが人間の仕事を奪ってしまうのではないかという恐怖が現在の人間の間で生まれているんですね。
これは果たして本当なのでしょうか?
この点についてAIがすべての仕事を奪ってしまうと断言するのは、まだ時期尚早です。
現在のAIにはできないタスクもたくさんあります。
例えば、AIは、人間の感情を理解したり、創造的な作品を作ったりすることはできません。
また、AIは、人間と同じように、人間社会を理解したり、人間と対話したりすることができません。
そのため、AIが人間のすべての仕事を奪ってしまう可能性は低いんですね。
ただそうは言っても、先のドバイの警察官のように実際にAIが人間の仕事を奪っているし、今後AIが、特定の分野における人間の仕事を代替していく可能性は高いです。
そのため、AIの出現によって、一部の人は失業する可能性があるのは本当と言えるでしょう。
AIは考えるきっかけを与えてくれる
AIが普及すれば、人間の多くの仕事がAIに取って代わられる可能性だってあります。
そうなると、人間は、これまでとは違った形で生きていくことを余儀なくされます。
そしてそれはもう目の前に迫っているかもしれません。
しかしAIの登場は、人間にとって脅威となる一方で、人間の生活をより豊かにする可能性も秘めていますよね?
そう考えると、むしろ歓迎すべきことなのかもしれません。
たとえば、AIは、人間で解決できない病気や怪我を治したり、環境を保護したりするのを助けることができます。
また、AIは、人間が新しいことを学んだり、新しい経験をしたりするのを手助けすることもできます。
AIの登場は、人間に生きるということをもっと真剣に考えるきっかけを与えてくれると思うんです。
具体的にそれはどのようなことかというと、
- 人間の存在意義
- 人間が追い求める価値観
- 人間とAIの関係性
このようなことですね。
AIの登場は、人間社会にとって確実に大きな転換期となるはずです。
それに個人的にも、このAIの突然な出現はポジティブ要素として考えていて、、
というのも、ある分野においてはもう絶対にやれないことや通用しないことがわかったということで、逆にやることが明確になったというか。
人それぞれこのAIに対する意見はさ様々にあることでしょう。
このままだとAIに仕事を奪われる?いまからできる対策とは?
それではこれから一人ひとりがこのAI社会に身を置く中で、どのような心持でいることが望ましいのでしょうか?
必要以上に不安がる必要もありませんし、ハイテクノロジーの文化に期待しすぎることもしてはいけません。
ただ静観しているというのも違う気がします。
やはりこのAI時代に限らずですが、これから求められる人材は「学び続けること」ができる人材です。
そして一人一人がこのAI時代に限らずいつの時代であってもそういうスタンスであるべきだと考えます。
またこれからどのような時代になっていくか誰もわからないということで、変化を積極的に受け入れられる人になるというのももしかしたら必要な要素になるかもしれません。
AIの出現によって逆に生まれる仕事
そうそう、こんな話もあります。
AIの出現は我々人間に新しい雇用を与えてくれるかもしれないということです。
例えば以下のような仕事が新しく生まれると言われております。
- データ探偵
- AI事業開発責任者
- サイバー都市アナリスト
どれも聞きなれない仕事ですが、どれもがAIに携わる仕事となっていることだけはわかりますね。
そうなんです。
なにも恐れる必要はないんですね。
すべて自然のままにいくんです。
それにAIが人間の仕事をやってくれるようになると言われておりますよね?
そうなれば我々は仕事をしなくていいんですよ。
仕事をしなくても豊かな生活になっていくんですよ。
これまで人間だけでなんとか豊かな生活を築こうとしてきましたが、その人間の力にAIという最大のパートナーが今回加わるんです。
AIの出現でブロガー不要説は嘘?
最後にここで少し余談です。
私は個人ブロガーです。
ブログで収益を得ているんですね。
このブロガーもこのAIのせいで、食べていけなくなる職種だと言われております。
その点に関して最後に少しだけお話したいと思います。
興味のある方はぜひ読んでいってください。
AIには書けない記事がある
AIは冒頭でもお伝えした通り蓄積されたデータを集めているに過ぎないんです。
例えばAIに「〇〇について教えて」といったところで、その返ってくる答えはインターネット上に転がっている誰かほかの人間の発言した内容なんです。
もっといえばAIが「リンゴは赤くておいしい」といえるのは、以前誰かが「リンゴは赤くておいしい」といったからなんです。
つまり人間が誰か何か発言しない限りAIというのはデータを集めることができず、発言やデータの蓄積ができないというわけなんですね。
このカラクリを理解していればブロガーはこれからも稼ぎ続けることができるし、何も恐れる必要もありません。
例えば販売直後の食べ物のレビュー記事や服のレビュー記事。
また公開直後の映画のレビュー記事というのは決してAIには書けないということなんです。
文章を生業としているブロガーがなくなるとは思えない
それに文章を生業にしているブロガーがなくなるとは思えないんです。
というのも文章であれば人々に、
- 共感
- 感動
- 生きる勇気
- 生きる喜び
- 行動
こういったことを与えることが出来るからなんですね。
そしてそれは人間が生きる上で一番求めているもので、いつの時代もかわらない需要だから。
それに文章であれば世界をも超えます。
こちらが書いた意図と読み手の意図が必ずしも一致するわけではありません。
しかし文章であれば人々の価値観、概念を超えられる。
だから無限の可能性があるんです。
言ってしまえば読み手にすべてがゆだねられるから「書けば何が起こるかわからない」というのがこの文章で稼ぐことの魅力なんですね。
それにもっと言ってしまえば稼げるか稼げないかじゃないんですね。
文章で稼ぐ。
このことに意味があるんです。
というのもいつの時代もかわらない人間の稼ぎ方って「書いて稼ぐ」ということだと思うんですよね、個人的に。
普遍的な稼ぎ方だと思うんです。そして人間の夢だと思うんです。
ソクラテスにはじまり、ナボコフ、サリンジャー、トルストイ、坂本龍馬、村上春樹、ホリエモン。
これまで多くの著名人がそうしてきたし、いままでも、これからもずっとあり続ける稼ぎ方なわけでしょ?
そんな普遍的なものに一個人として挑戦することに意味があると思うんです。
先ほど冒頭でも話になりましたが、いずれ9割はなくなると言われている職種のなかで1割に該当するものだと思うんですね。
存続するもの。
生き残るものだと思うんです。
AIはデータを集めるだけ。創造する力はない。創造する側のクリエイターであれば生き残れる。
すみません、かなり余談となってしまいました。
ここまで何度も繰り返しお伝えしてきましたがAIはデータを集めるだけで、物事を想像したり先ほどのレビュー記事のように物事に「価値をつける」という行為は一切できません。
つまり創造する側、物事に価値をつける側でいられれば決してAIにとってかわられる心配はありません。
必ず生き残ることが出来ます。
なので今AIの出現が怖くて仕方がないという人はこの機会にぜひ行動に移してみましょう。
AIがどのような社会を我々にもたらしてくれるかなんてわからないのですから、どうなってもいいように対策を今のうちに練っておくのです。
AIに仕事を奪われるというのは嘘です。いますぐブログを開設しましょう。
というわけで一般人でも、
- 文章を書く
- 物事に価値をつけられる
- クオリティな仕事ができる
- きたるAI社会にも対抗できる
方法がこのブログなんです。
それにこのブログであれば家にいながらでもできる。
空いた時間でもできる。
いつでもどこでもできる。
月々1000円とかからずとできる。
こうした好条件で行えるんです。
なので今すぐブログを開設しましょう。
下の記事を参考にしてもらえれば10分とかからずにブログを開設できます。
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