ブログには2つの「まとめ記事」に関する概念が存在します。
1つは記事の最後に書くまとめ部分のことで、もう1つは内容が詰まったまとめ型記事のことです。
どちらも「まとめ」と呼びますが、全く異なる性質を持っています。
例えば記事の最後にまとめ部分を用意することで、読者はその記事の要約をおさらいすることができます。
またランキング記事や網羅型記事、いわゆる「まとめ型記事」を書くことで、たくさんの内容を一つの記事でまとめることができたり、たくさんの商品の比較を一つの記事でできるようになるため読者の購入率が上がります。
このようにこれら2つの「まとめ」を使いこなせるようになることは、ブロガーにとって収益が上がったりPVが上がったりと嬉しいことばかりが起こるんです。
本記事ではそんな2つのまとめ記事の役割や書き方について解説していきます。
またどのような場合に、個別記事にするべきなのか?あるいはまとめ記事にするべきなのか?その判断の仕方についてもわかりやすく解説します。
本記事をお読みいただければ、特に初心者にとって、今停滞しているブログ運営に新しい気づきを得られることでしょう。
それでは早速参りましょう。
ブログにおけるまとめには2つの概念が存在する
まずは今回の議題でもある記事の最後に配置する「まとめ」と、記事そのものである「まとめ記事」との2つの存在について、それぞれどのようなもので、それぞれどのような意味をもつのか?について簡単にご紹介します。
1つは記事の最後に書くまとめ部分のこと
まず一つ目は記事の最後に書くまとめ部分のこと。
これをいわゆる「まとめ部分」と言います。
記事の最後に設置されることが多く、読者にこの記事を読んでどうなって欲しいか?この記事を読んで行って欲しいことを書く場合が多いです。
このまとめ部分を設置することで、ユーザーは最後にその記事の要約をおさらいすることができ、ユーザービリティが向上すると言われております。
また読者が最も行動を起こしやすいのがこのまとめ部分だとも言われており、重要なキャッシュポイントとして活用されています。
そのため、多くのブロガーがこのまとめ部分で収益を上げています。
1つは内容が詰まったまとめ型記事のこと
もう一つのまとめ記事は記事そのものの形を指し、内容が詰まった記事のことを言います。
いわゆるランキング記事だったり、網羅型記事だったりが、これに該当します。
私もいくつかこのまとめ記事を書いておりますので参考にしてみてください。
例えば、2023年購入して良かったものランキング!といった内容の記事がこれに該当します。
多くの商品を一度で比較できるため、このランキング記事を楽しみにしているユーザーは多いです。
自分の興味のあるカテゴリーに該当する商品であればより興味をそそられるし、そもそも商品の購入を検討している読者が読みにくるので成約率が非常に高い特徴があります。
仮に興味がなくても、ランキングというだけで一般層から読まれる可能性も大きいです。
楽しみされている分、仮に記事単体で上位表示できなくても、ブログ内に配置してあげることで、読者に読まれる傾向も強いため、ブログ運営のキャッシュポイントとしてどのブロガーにとっても重宝される記事の一つです。
例えば「ダイソン おすすめ 商品ランキング」といった記事であれば、一つの購入で多くの利益がもたらされます。
内容次第で、非常に多くのメリットをもたらしてくれるのです。
まとめ記事と個別記事のそれぞれの役割とメリットについて
特にブログを始めたばかりの初心者の方は、まとめ記事についての関心が高いと思います。
先のまとめ部分に関しては後述することとして、ここでは「まとめ記事」と「個別記事」それぞれの記事の役割とメリットについてお伝えします。
そもそも記事には2つのタイプがあります。
それが「まとめ記事」と「個別記事」です。
そんな中、先ほどもお伝えしたようにまとめ記事にはたくさんのメリットが存在します。
また同様に、個別記事にもメリットや役割が存在します。
ここではそれぞれのメリットや役割を理解していただき、ブログ記事には異なる記事の型があることを知っていただこうかと思います。
まとめ記事の役割とメリットについて
まずはまとめ記事の役割とメリットについてからです。
まとめ記事には以下のようなメリットがあります。
- 購入率が高い
- SEO対策をしなくても読まれる
- 滞在率が高い記事になる
ここからはイメージがつきやすいように「ダイソン おすすめ 商品ランキング」というまとめ記事を例にそれぞれの役割を見ていきたいと思います。
購入率が高い
「ダイソン おすすめ 商品ランキング」という記事の中では、自分が実際に使用しておすすめだった商品、あるいはインターネット上で調べて、口コミが多かった商品。
そういった商品をたくさん紹介して、ランキング化していきます。
そのまとめ記事ではさまざまなダイソンに関する商品が紹介されていて、尚且つそれぞれの商品のメリット、デメリット、口コミ、写真がランキング形式でわかりやすく解説されております。
これがまずまとめ記事の特徴です。
つまりユーザーが気になる商品を手軽に比較検討させ、購入を促す役割を持っています。
そもそもユーザーは、ダイソンの商品が気になる、あるいは欲しいと思うから「ダイソン おすすめ 商品ランキング」と検索して、今回の記事を見つけたはずです。
その記事を読んだユーザーはますます商品の魅力に魅せられ購入を検討しようと思うはずです。
そこにダイソン商品の物販アフィリエイト広告を貼っておけば、バンバン成約され、あなたに報酬が入ってくるというわけです。
↑こんな感じで。
非常に購入率が高い記事がこのまとめ記事というわけですね。
SEO対策をしなくても読まれる
このまとめ記事の構造をランキング形式のものにしたり、網羅型形式のものにするかは運営者次第です。
いずれにせよ、まとめ記事は読者からすれば読みたいものです。
読む価値があるものだと判断されやすい記事です。
例えば無名のブロガーでも、「僕が買って良かったと思う2023年、おすすめ商品ベスト5」みたいな記事があれば、その記事を読んでみたいと思いませんか?
仮にそのブロガーが無名であったとしてもです。
なのでこのまとめ記事はそれだけで非常に読まれやすい傾向にあるんですね。
ブログ内の目につく場所にこのまとめ記事を配置しておけば、かなり高い確率で読まれます。
仮にSEOで上位表示できなくても読ませることができるのです。
またこの特徴を理解すれば、すでにSEOで上位表示できている記事にこのまとめ記事に関するリンクを貼るなどして、その記事経由でまとめ記事を読んでもらうこともできます。
このようにまとめ記事はパッとみただけで、読みたいと思わせることができます。
仮にそのまとめ記事自体で上位表示できなくても、他の記事やトップページから辿って読んでもらうことが可能なのです。
そのためにもタイトルを読みたいとおもせるような物にしておくと、なお良いでしょう。
滞在率が高い記事になる
また例えばランキング型のまとめ記事では、さまざまな商品の特徴や口コミ、メリットなどを記載していきます。
そのため非常にボリューミーな記事に仕上がります。
ということは読み応えがあるため、読者が読了するまでに長い時間を要することがケースが多いです。
Googleはユーザーのその記事における滞在時間というものを指標として持っています。
つまりユーザーが長く滞在している記事は良質な記事だと判断しているんですね。
その記事が良質だと判断されれば、仮に初めは上位表示できていなかったまとめ記事も、その後上位表示されるようになるかもしれません。
そしてそのまとめ記事を上位表示させることができれば、まとめ記事は成約率が高いので、多くの収入を得ることができるようになるかもしれないのです。
このようにそもそもまとめ記事はボリューミーな傾向が強いですが、さらにまとめ記事を入念に作り込み、読み応えのあるものにすることで、嬉しい恩恵が得られるようになるのです。
↑はランキング1978の様子です。
中にはこのくらい入念にまとめ記事を作り込む人もいます。
ちなみにこのまとめ記事は「コストコ おすすめ」というキーワードで見事1位を獲得しています。
個別記事の役割とメリットについて
一方でまとめ記事とは正反対の個別記事とはどういう性質で、どのような特徴を持っているのか?どのようなメリットがあるのか?について見ていきたいと思います。
- ブログ内の回遊率が上がる
- PVがあがる
- 読みやすい
- 上位表示させやすい
ブログ内の回遊率が上がる
個別記事、いわゆる単なる単体記事はまとめ記事と違って内容が薄いです。
例えばまとめ記事が「ダイソン おすすめ 商品ランキング」という内容に対し、個別記事は「ダイソンが家事におすすめな理由」といった具合ですね。
つまり大まかに言えば、まとめ記事では一つの記事でたくさんの内容を知ることができるのに対し、個別記事では一つの記事で一つの内容しか知ることができません。
これがまずまとめ記事と個別記事の違いです。
まとめ記事は一度の記事訪問でたくさんの内容を知ることができるため、記事の滞在時間が増えます。
しかし、まとめ記事は網羅的であるためそこから他の記事への遷移が見込めません。
一方で個別記事は、基本一度の訪問で一つの内容しか知ることができないようになっていますが、例えば「ダイソンが家事におすすめな理由」という個別記事に別記事のリンクを貼っておけば、ユーザーが他のページを遷移してくれてそこからブログの回遊率が上がります。
PVが増える
そうすることによって、PVが増えます。
PVとはページの閲覧数のことですが、検索エンジンはPVの多い記事、及びブログを評価してくれます。
価値のある記事、ブログだと判断してSEOに有利に働くのです。
読みやすい
また個別記事は内容が詰まっていない、基本一つの内容しかその記事には詰まっていないため、読みやすいです。
文字数も少ないため、読み終えるまでに時間を要しません。
その分ユーザーの負担も軽くなります。
先ほどまとめ記事のメリットとして、記事の滞在時間が長ければ長いほどいいとお伝えしました。
Googleはユーザーのその記事における滞在時間というものを指標として持っており、長く滞在されている記事は良質な記事だと判断されているとお伝えしましたね。
ここで矛盾のように感じてしまいますが、滞在時間の長いコンテンツ、滞在時間が短いコンテンツ、これは場合によってはどちらも良い指標なのです。
というのも滞在時間が長いコンテンツは、ユーザーがしっかりと読んでいる、ユーザーの検索意図に合致したコンテンツと間違いなく判断できます。
一方で仮に滞在時間が短くても、Googleはユーザーがそのコンテンツのおかげで瞬時に自分の知りたいことを解決できたとも判断するのです。
ただその際ユーザーがあなたのブログ記事から一度検索画面に戻り、再び別のキーワードを入力し、別の記事に遷移してしまったとしたら、ユーザーはあなたの記事では自分の知りたいことがわからなかったと判断できますよね?
あなたの記事では自分の知りたいことが解決できなかったから、もう一度検索し直したということです。
これが行われてしまうと、単なる内容の薄い、あるいは検索意図が合致していなかったと判断され、そのための滞在時間が短いコンテンツだったと判断されてしまうのです。
よって検索エンジンは価値のないコンテンツだと判断するというわけですね。
滞在時間が短いコンテンツでも場合によっては良い評価をされる時もあるし、悪い評価をされる時があるというのを覚えておきましょう。
話が脱線してしまいましたが、個別記事を作る際はユーザーに負担を掛けない、読みやすい記事を作ることを大前提としつつ、なるべくならユーザーに再検索をさせない、検索意図が合致した記事を作れるよう心がけましょう。
上位表示させやすい
個別記事は上位表示させやすいのも特徴です。
例えば「ダイソン おすすめ 商品ランキング」というキーワードで上位表示を狙い、それが実現できるようなまとめ記事を書いたとします。
仮に上位表示でき、多くの見込み客に読まれた場合、非常に多くの収益がもたらされるでしょう。
しかしこのような収益率の高いキーワードというのは非常に競合がひしめいています。
個人ブロガーの記事が上位表示できるような簡単なキーワードではありません。
つまりまとめ記事は上位表示させにくいんですね。
それは収益性が高いため、競合が多いからです。
一方で「ダイソンが家事におすすめな理由」というキーワードで上位表示を目指すのであれば、そこまで競合も強くなく、個人ブログでも上位表示させやすくなります。
このように個別記事は、上位表示させやすいキーワードが多くあるので、個人ブロガーであればなるべく個別記事で上位表示を狙えば多くの人に自分のブログを読んでもらうことができたり、PRができたりします。
そしてその個別記事にまとめ記事へのリンクを貼っておけば、仮に収益性の高いまとめ記事で上位表示できなくても、個別記事に配置されているリンクを辿って、まとめ記事をユーザーが読んでくれるようになるのです。
個人ブロガーが稼ぐためにはこの手法がセオリーです。
個別記事をたくさん書いて、読んでもらいたいまとめ記事へ促しましょう。
記事をまとめるか、分けるか?その判断について
まとめ記事と個別記事の役割、およびメリットについてなんとなくですが、理解していただけたかと思います。
それでは続いてここではまとめ記事と個別記事を切り離す判断の仕方。
どのようなシチュエーションであれば、まとめ記事に統合するべきなのか?
あるいは個別記事に切り離すべきなのか?
まとめ記事と個別記事の作り方について解説します。
個別記事に分ける場合
まずは個別記事に分ける場合、および個別記事の作り方について述べていきます。
- 上位表示ができないと判断できる時は個別記事に分ける
- 明らかに内容が遠いキーワード同士のものは個別記事に分ける
- あえてシンプルで読みやすく、すぐ読み終える内容にしてブログ内の回遊率を上げたい時は個別記事に分ける
上位表示ができないと判断できる時は個別記事に分ける
例えばこれからあなたが「ダイソン おすすめ 商品ランキング」に関する記事を書きたいとします。
もちろんその際何かしらのキーワードで上位表示を目指すものとします。
しかし先ほどもお伝えしたように、「ダイソン おすすめ 商品ランキング」のような収益性の高いキーワードは競合が多く、企業も多く参入しているキーワードであるため個人ブロガーにとって上位表示は難しいです。
なのでこのような収益性が高いキーワードでの上位表示は狙わず、同じ内容であるのにも関わらず別のキーワードで個別記事を書いた方が上位表示ができ、多く読まれる可能性があります。
例えば「30代男性 使って良かった ダイソン商品について」といった感じですね。
これを「ずらしキーワード戦法」とも言います。
これであれば、自身が書きたいと思える内容を書いても、特定のキーワードで上位表示できる可能性が高まり、誰からも読まれないといった状況を防ぐことができます。
つまりまとめ記事に該当する内容であっても、個別記事のようなキーワードに無理やり該当させ、そこで上位表示を狙うという少し高等テクニックのことです。
明らかに内容が遠いキーワード同士のものは個別記事に分ける
また同じ記事内で距離感が遠すぎる内容を盛り込んでしまう場合は、別の個別記事を用意してそれぞれの場所で内容を書いた方がいいです。
例えば「ダイソン 掃除機 メリット」という記事を書く際、記事内容は「ダイソンの掃除機」を使うことで得られるメリットを書くのが基本です。
なぜならそれがその記事の本質であり、読者が知りたいであろう「検索意図」だからです。
しかしその記事内容の中に「ダイソン 掃除機 デメリット」を盛り込んでしまったらどうでしょう?
読者はダイソンの掃除機を使うことで得られるメリットを知りたがっているはずなので、検索意図にマッチしていない記事が出来上がってしまいます。
そうなってしまうとユーザーにとって、あまり良い記事とは呼べませんし、ユーザーは早々にあなたの記事から離脱してしまうことでしょう。
ひいては検索エンジンからも評価されない記事になってしまうのです。
なので明らかに距離感が遠すぎる内容やキーワードを盛り込んでしまう場合には、別の個別記事を用意してそれぞれの場所で内容を書いた方がいいです。
あえてシンプルで読みやすく、すぐ読み終える内容にしてブログ内の回遊率を上げたい時は個別記事に分ける
また個別記事の特徴として内容が一つに限られていることが挙げられます。
なのであえてシンプルで読みやすく、すぐ読み終える内容にしてブログ内の回遊率を上げたい時は個別記事に分けるという考え方も重要です。
個別記事は上位表示させやすい傾向にありますし、どんどん書いて、どんどん回遊率、PVを増やす。
そして収益源となるまとめ記事に誘導する。
こうした戦略をどんどん講じていきましょう。
まとめ記事にまとめる場合
続いては一つのまとめ記事に統合した方が良いシチュエーションについてもお話しします。
- 上位表示が見込めない同じカテゴリー記事同士はまとめ記事にまとめる
- ユーザーに商品購入を促したいときはまとめ記事にまとめる
- 読者にとって利便性があると判断した場合まとめ記事にまとめる
上位表示が見込めない同じカテゴリー記事同士はまとめ記事にまとめる
一つの考え方として、上位表示が見込めない同じカテゴリーに属する記事同士は一つの記事にまとめても問題がない場合が多いです。
例えば「ダイソン」というカテゴリーを立ち上げて、「ダイソン 掃除機 メリット」や「ダイソン 一ヶ月 電気代」といった記事を書いているにも関わらず、それぞれ狙ったキーワードで上位表示されていない。
こういった場合であれば二つの記事をどちらか一つにまとめてしまったも問題ありません。
しかも今の二つの記事であればキーワードの距離も遠すぎないため、一つの記事に内容をまとめてしまってもそこまで不自然にはなりません。
もしかしたら、統合したことによって、いずれかのキーワードで上位表示される可能性だってあります。
同じカテゴリー内上に位表示が見込めない記事が存在している場合、積極的に記事を統合していきましょう。
ユーザーに商品購入を促したいときはまとめ記事にまとめる
あなたがダイソンの商品をお勧めするブログを運営していると仮定します。
あなたはダイソンのおすすめ商品を知っているだけでなく、ダイソンに関して様々な知識を持っているはずです。
その際仮に「ダイソン おすすめ 商品 ランキング」というキーワードで上位表示が見込めなそうでも、積極的に「ダイソン おすすめ 商品 ランキング」という記事を書いていきましょう。
なぜならこのようなランキング記事は収益性が高く、仮に上位表示されなくてもあなたのブログで紹介することで多くの人に見てもらいやすいからです。
ユーザーはあなたがダイソンの知見者であることを知っています。
ユーザーもこの人が言うなら読んでみよう!とかこの人が言うなら買ってみようとか、そういう判断をしてくれるかもしれないんですね。
これが特化ブログの利便性でもありますが、ユーザーに商品購入を促したいときは積極的にまとめ記事を書いていきましょう。
読者にとって利便性があると判断した場合まとめ記事にまとめる
例えばあなたはダイソンに関するブログを運営しており、「ダイソンの歴史」や「ダイソンの沿革」といった個別記事をすでに執筆していたとしましょう。
「ダイソンの歴史」という記事が「ダイソン 歴史」というキーワードで上位表示されている。
また「ダイソンの沿革」という記事が「ダイソン 沿革」というキーワードで上位表示されている。
このような場合であれば、そのまま個別記事にしたままでも良いのかもしれません。
しかし仮にそれぞれのキーワードで上位表示できていたとして、それは果たしてどのくらいの需要がありますか?
キーワードの検索vol.が少ないのであれば、上位表示できていたとしてもあまり意味がありません。
それよりも「ダイソンの歴史と沿革について」という記事内容にして、二つの記事を一つの記事にまとめてしまった方が、仮に検索vol.が少なくても読者からより多く読まれる可能性があります。
それにユーザーとしても「ダイソンの歴史」と「ダイソンの沿革」の内容についてページを遷移することなく、一度の閲覧で把握したいかもしれません。
個別記事の上位表示にこだわることも大切ですが、ユーザーにとってどのような記事内容にしてあげられるか?を考え、個別記事とまとめ記事をそれぞれ用意してあげられるようにしましょう。
ユーザーの利便性が上がれば、検索エンジンからも評価され、さまざまなキーワードで評価されるようになります。
ブログ記事の書き方および構成について。どのような構成が理想?
最後にブログ記事の書き方および構成についてお伝えしていきます。
ブログではどのような記事構成が理想でしょうか?
ここでは冒頭で置き去りにされていたもう一つのまとめに関する概念、「まとめ部分」についても解説していきます。
導入部、記事、まとめの順で書く
↑は一般的なブログの記事構成図です。
現在のブログ記事のほとんどがこの構成で成り立っています。
というのも、この構成がユーザーにとって一番親切な構成だからですね。
それぞれにはそれぞれの役割があり、それを満たすように書くことがユーザーにとって読みやすい記事になるからです。
以下でそれぞれの役割についてお伝えします。
導入部の役割
まずブログ構成の基本となるのは「導入部」ですね。
こちらの導入部は記事構成において非常に重要な役割を担っております。
ここでブログ記事を読むユーザーの特性について考えてみましょう。
ブログ記事を読むユーザーというのは大体、普段から忙しい人たちです。
自分の欲しい情報や、解決したい悩みがある場合、瞬時にそれを解決したいと思っているんです。
なのでしっかりとこの「導入部」においてユーザーの心をがっしり掴もうというのがこの導入部の狙いです。
記事の役割
続いて、「ブログ構成」の「核」となる「記事」部分にはどのような役割があるのかを見ていきましょう。
この「記事」部分というのは、そのブログ記事の心臓ともいえる役割を持っており、読みに来てくれたユーザーの「検索意図に叶った記事を書けているか?」が問われます。
仮にこの「記事部分」でユーザーの検索意図にそぐわない内容が書かれていれば、ユーザーは即離脱してしまうことでしょう。
なのでユーザーの検索意図に叶った「有益な内容」を書いていくことがこの「記事」部分が果たすべき役割なんです。
まとめの役割
「ブログ構成」において最後の役割を果たすのがこの「まとめ」部分です。
この「まとめ」部分では、記事内容のおさらいとして、その記事の要点を書いてもらいたいんですね。
というのも読者にこの「まとめ」部分で再度記事の内容を思い出させたり、記事の内容を思い出させることによって、あなたの記事を再度読者に印象付ける事ができるからなんです。
また、この「まとめ」部分は一番コンバージョンしやすい部分でもあります。
アフィリエイト広告などの収益も発生しやすいですし、自社商品の問い合わせボタンなどをおいておけば、一気にクリックされやすくなります。
あるいはこの「まとめ」部分にその記事全体の内容に関連する、別記事のリンクをはっておけばそこから読者が次の記事へ移動してくれることだってあります。
なのでこの「まとめ」部分では読みに来てくれた読者に対し「営業を仕掛ける」というような意気込みで書いていくとよいでしょう。
ブログの書き方のコツ、どのようにすれば綺麗な形になる?
ここでは私が大切にしているブログの書き方のコツについて、本記事をお読みに来てくれたあなたに特別にお伝えしましょう。
私がブログ記事を書く際、以下の流れを大切にしています。
読者が知りたいことを考える
以下のような有料商材もご用意しています。
手っ取り早くブログで稼ぐ方法について知りたいと言う方はぜひ参考にしてみてください。
特に「メルマガ」は登録が無料なので予算的に少し難しいという方は、この「メルマガ」だけでも登録してみてくださいね!
今回のNOTEやメルマガは↑このような人に、とってもおすすめです!
自分の得意な形、テンプレートを用意しよう。
↑このように綺麗なブログ構成に仕上げるためには、自分が大切にしている作り方を大切にするようにしましょう。
そのためにも先ほど見ていただいたブログ記事の基本構成に忠実に従って記事を書くのと同時に、私のようにブログを書き始める際のテンプレートのようなものを毎回用意して記事を書いていくとスムーズに綺麗な記事が書けるようになります。
ブログを綺麗な構成にするためにカテゴリーやタグを使おう
またこれもちょっとしたアドバイスですが、ブログを綺麗な構成にするためにはカテゴリーやタグを使うことをおすすめします。
その記事がどういうジャンルに該当するのか?ということを、ユーザーにわかりやすく知らせる機能です。
例えば「ダイソンの家電」ブログを運営しているとします。
その中で「ダイソン 掃除機」や「ダイソン ドライヤー」といった具合にカテゴリーを分けしてもいいでしょう。
タグはその記事の概要をさらに細かく分ける機能のことをいい、あったほうがユーザーにとっても親切ですし、自分が記事を管理するときにも役立ちます。
例えば「ダイソン 掃除機」や「ダイソン ドライヤー」というカテゴリーがあるのに対し、「値段」というタグを用意し、それぞれの記事に用いる。
そうすることでカテゴリーは違えど、値段というタグで記事同士を繋げることができます。
ダイソン家電の値段について知りたいユーザーは値段にまつわる記事同士をワンクリックで遷移できるようになるので、ユーザービリティの向上に繋がります。
ブログはスマホでも書ける?効率の良い書き方は?
ちなみにブログはスマホでも書くことができます。
以下はブログをスマホで書く際の効率の良い手段になります。
なんでもいいです。
私も忙しい時など割とスマホを使ってブログを書くことがあります。
そのときに行っているやり方になりますので、ぜひあなたも参考にしてみてください。
ブログまとめるに関する最終疑問
- ブログのまとめ記事とは何か?
-
ブログ記事のまとめ記事とは、ブログ内にあるさまざまな記事へのリンクを掲載し、「こんな記事がありますよ」とまとめてわかりやすく伝え、記事へ適切に案内するための記事である。 個別記事の内部リンクを一つの記事に集めたページのこと。
- ブログで一番人気なのは?
-
WordPress 6,000万人以上の人々に選ばれていてテーマも豊富 - ブログを複数運営するメリットは?
-
- リスク分散になる
- 参考値になる
- 成功パターンを横展開できる
- 全てのブログをうまく運営できれば収益が増える
- ブログのまとめ部分には何を書くべきか?
-
「まとめ」で記事の要点を抑えた総括的な文章を書くことで、読者の頭にある情報を整理し、どのようなことが書かれた記事だったかを再度思い出させることができます。 また、記事の流れ上、本文で書き切れなかった補足的な情報を「まとめ」で付け加えることもできます。
ブログにおけるまとめ。2つの役割を意識して運営をすれば効率がグッと上がる!
ブログには二つの「まとめ」に関する概念が存在します。
1つは記事の最後に書くまとめ部分のことで、もう1つは内容が詰まったまとめ型記事のことです。
これら二つのまとめをうまく使いこなしていくことで、ユーザーはさらにあなたのブログ記事が読みやすくなるため、毎回意識して書いていくことで好感度の高いブログに仕上げていくことができます。
このブログにはきちんとまとめ部分があって、記事を読んだ後、本当に参考になる!と思ってもらえるからですね。
またランキング記事や網羅型のまとめ記事は一挙に商品紹介をすることができる上、ユーザーも好んで読みたいと思う記事でもあるため、特に物販ジャンルを扱っているブロガーは定期的にこのまとめ記事も書いていくことで、収益を上げられやすくなります。
またこのまとめ記事はSEOに依存しなくても、読まれやすい傾向にあるため、サイトのPRという意味でも非常に役立ってくれます。
ぜひ盛んに書いていくようにしましょう。
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