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ザ・ノースフェイスのサステナブルへの取り組み

ザノースフェイス取り組み
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アウトドアファッションブランドとして世界的に有名な「ザ・ノースフェイス」

あなたも一度は必ず目にしたことがあるブランドだけに、同社の「サステナブル」への取り組みがどういったものか気になるのではないでしょうか?

現在世界のトレンドキーワードになりつつある「サステナブル」

環境に配慮した「サステナブルブランド」は今後ますます顧客からの支持を得て、市場を拡大していくことでしょう。

また現在、サステナブル市場の拡大に伴い、我々消費者としても「サステナブルに着手した商品」を購入する事や、「サステナブルな知識」を身につけていくことは今後避けては通れません。

今回、そんなサステナブルにおいて「ザ・ノースフェイスはどのようなサステナブル施策を行っているのか?」について見ていきたいと思います。

長年同社はブランド理念に「環境への配慮」を取り入れてきました。

最近では「サステナブル市場の拡大」を受け、「window」という独自の環境情報発信ツールなどの実装を手掛けるなどして人々へこの「環境問題」を強く訴えております。

世界中に多くのファンを擁する「ザ・ノースフェイス」のサステナブルにおける取り組みを本記事を通して是非一緒に見ていきましょう♪

この記事を書いている人とこの記事で分かること
  • ザ・ノースフェイスの歴史
  • ザ・ノースフェイスとサステナブルとの関係
  • ザ・ノースフェイスのサステナブルに対する取り組み5選
目次

ザ・ノースフェイスの歴史

ノースフェイスパーカー

「ザ・ノースフェイス」は、1968年にアメリカのサンフランシスコにて、登山家ダグラス・トンプキンスによって創業されたブランドです。

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ブランド名の由来は、山の中で最も過酷なルートである「北壁(ノースフェイス)」にあるそうです!

これは「どんなに難しい挑戦や危険な冒険であっても、失敗を恐れず取り組んでいく」という「ノースフェイス」のブランド精神を表現しています。

また、円をあしらった「ノースフェイス」のロゴマークはアメリカ・カリフォルニアにある「ヨセミテ国立公園」にあるシンボル、「ハーフドーム」をモチーフに制作されており、併せて「ノースフェイス」の象徴とも言えるロゴの3本ラインはそれぞれ世界三大北壁である「アイガー北壁(スイス)」、「マッターホルン北壁(スイス)」、「グランドジョラス北壁(フランス)」を表しています。

世界中からシェアされ、高く評価されてきたアウトドアブランド「ザ・ノースフェイス」は、日本でも瞬く間にそのシェア率の輪が広がっていきます。

厳しい品質基準は勿論、安心なアフターサービス、徹底したデザインと機能性の追求など、製品のひとつひとつにブランドのこだわりが感じられます。

アメリカのファッション黄金期だった90年代において、ラッパーたちがこぞって「ザ・ノースフェイス」のジャケットを着始めたのがきっかけとなり、若者たちからも圧倒的な人気を集めるようになりました。

ザ・ノースフェイスとサステナブルとの関係

ノースフェイスを着た若者

また「ザ・ノースフェイス」はこれまでの商品作りにおいて、環境に負荷をかけにくい素材選びを心掛け、環境に配慮したアイテムを沢山輩出してきました。

商品のどれをとってもハイスペックであり、最先端のファッションリーダーブランドとして時代をけん引してきたんですね。

それによってファンからの信頼を得ることができて、今もこうしてファッションリーダーブランドとしてあり続けているわけです。

なので同ブランドにとって、「サステナブル施策」というのは特に特筆すべきことではなく、発足以来当たり前のように着手してきた「ブランド哲学」でもあったんです。

そのためこれまで大きくその「サステナブル施策」を打ち出すことはしてこなかったんです。

しかし最近の「サステナブル市場の拡大」を受け、地球の大自然とこれからもずっと共生できるようにとの願いで、より環境へ配慮したブランドへ成長することを意識するようになったといいます!

後に詳しく解説しますが、例えば2008年に発足した「GREEN IS GOOD」「コンサベーション・アライアンス・ジャパン」を代表とするサステナブルプロジェクトが有名で、環境保全活動に意識的に取り組むようになっています。

またそれ以外にも独自のサステナブルキュレーションサイト「window」の立ち上げにも成功し、「ザ・ノースフェイス」独自の「サステナブル情報」を発信することで関心の高い「Z世代」など新規顧客を獲得していこうという狙いです。

元から多くのファンを抱えていた点や、環境に配慮した「ブランドイメージ」が強かっただけにこのような新しい取り組みを行う事で、「ザ・ノースフェイス」はより今後、「サステナブルブランド」というイメージを確立していくことでしょう。

ザ・ノースフェイスのサステナブルに対する取り組み5選

WINDOW
「THE NORTH FACE」公式サイトより「WINDOW」

お待たせしました。

それではここから「ザ・ノースフェイス」の環境に配慮したサステナブルな取り組みを見ていきましょう。

現在「ザ・ノースフェイス」が行っているサステナブルな取り組みは以下の「5」つです。

  1. キュレーションメディアサイト「window(ウィンドウ)」
  2. 「GREENCYCLE」
  3. 「GREENMATERIAL」
  4. 「GREENMIND」
  5. 「ウルトラトレイルマウントフジ-UTMF」

以下で一つずつ見ていきましょう!

キュレーションメディアサイト「window(ウィンドウ)」

先にも軽く触れましたが、「ザ・ノースフェイス」は自身初となるキュレーションメディアサイト、「window(ウィンドウ)」を立ち上げました!

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因みに「キューレーション」とは「情報を収集し、発信する事」という意味です。

この「window」では環境破壊や気候変動などをテーマに、サステナブルな社会を実現するために我々はどう行動するべきかを問うコンテンツを発信していきます。

それ以外にも世界中を旅するインフルエンサーのインタビュー記事だったり、高校生によるサステナブル施策に関する記事を取り上げるなどして視聴者が関心を持てるようなコンテンツを定期発信しているんです。

記事内に挿入されている美しい風景写真はどれも写真家によって撮影されたものでもあり、見ていて飽きないし、そのクオリティは「圧巻」の一言です。

この「window」では創業当時から地球や自然との関わり方を大切に模索してきた「ザ・ノースフェイス」の取り組みなども併せて紹介しております。

GREENCYCLE

GREENCYCLE
GOLDWIN公式サイトより出典

そもそも「ザ・ノースフェイス」は2009年から同社製品のポリエステル、ナイロン製品の回収及びリサイクルを行っており、2013年からはダウン(羽毛)ウエアの回収・リサイクルなども行っておりました。

回収されたポリエステルやナイロンの服は、高純度の原料に戻され、ダウンウエアは新たなダウン製品の原料に戻され続けております。

そして2018年2月からは「日本環境設計株式会社」とパートナーシップを組み、どのブランド服でも回収する、「GREENCYCLE」の取り組みを開始しました。

以下がその取り組み内容です。

GREENCYCLE概要

今ある製品を回収・解体して再び原料に戻して新たな商品をつくることで、エネルギー使用量、CO2排出量を削減する。化石燃料に頼らない循環型社会の一助となる取り組みです。GOLDWINの製品に限らず、どんなメーカーやブランドのものでも質や状態を問わず回収します。洗濯して乾いた状態のものを回収実施店舗までお持ちください。

GOLDWIN公式より引用

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服の質や状態に関わらず回収してくれるリサイクルプロジェクトなだけに我々顧客からしても便利だし、安心ですよね!

最近は「ユニクロ」や「ZARA」の実店舗でもリサイクル事業の一環として店内に服の持ち込みを促す、「回収BOX」が設置されているのが目につきます。

アパレル王手でもこのようにリサイクルへの取り組みは進んでおり、顧客からブランドの信頼感を得る結果となっております。

「ザ・ノースフェイス」のこの「GREENCYCLEプロジェクト」もその内の一つですね。

GREENMATERIAL

GREENMATERIAL
GOLDWIN公式サイトより出典

続いては「GREENMATERIAL」という取り組みです。

これは「アパレル製品」を製作する際に、

  • リサイクル可能な繊維や成長が早い植物を原料とした繊維
  • 無農薬の畑で作られたオーガニックコットン

など、環境への負荷を最小限に抑えた素材を選ぶことで持続可能な未来につながるという考え方の下なされる施策です!

アパレルブランドにおいて環境に配慮した素材選びを行うことは、今後ユーザーからのブランド支持に大きな影響を及ぼします。

ファッション産業全体の「課題」とも言えるでしょう。

「ザ・ノースフェイス」が行う具体的な「GREENMATERIAL」は以下の通りです。

尚、以下で掲載している内容はGOLDWIN公式サイトより引用しております。

STEP
リサイクルポリエステル

ペットボトルなどを原料にして再生した繊維。限りある資源を再資源化することにより、有効に活用する。

STEP
ケミカルリサイクルポリエステル

回収されたペットボトルなどを分子レベルまで細かくし、石油からできたものと同じ高純度のポリエステル原料に再生した繊維を使用する。

STEP
オーガニックコットン

こちらはすでに皆様もご存じの通りかと思います。オーガニックコットンとは、3年以上合成化学薬品が使われていない土壌で有機栽培されたコットンのこと。無農薬の畑で作られた、地球(土壌)にも身体にもやさしい素材。

STEP
マキシフレッシュ

マキシフレッシュはユーカリを原料にした植物系再生繊維に特殊加工した素材です。ユーカリは成長が早く、耕地面積が少なくてすみ、環境に大きな負荷をかけません。

STEP
テンセル

テンセルは計画植林されたユーカリの樹を原料にした植物系繊維です。ユーカリは成長が早く、耕地面積が少なくてすみ、環境に大きな負荷をかけません。

STEP
モダール

モダールはブナ材を原材料とする植物系繊維。広い耕地や大量の水を必要とせず、生産工程で生み出される副産物は全て再利用されるため、環境に大きな負荷をかけません。

GREENMIND

GREENMIND
GOLDWIN公式サイトより出典

続いては「GREENMIND」です。

この「GREENMIND」というのは、「MIND(思想)」とあるように「ザ・ノースフェイス」が掲げる究極のサステナブル思想の事を指します。

私たちはお客様が購入された商品を一日も長く、大切に使っていただくことが究極のECOだと考えています。その為に、目的に応じた素材を選び、長く使用していただけるような設計を心がけております。修理が可能な商品は修理も承ります。
GOLDWIN公式サイトより引用

とあるように「ザ・ノースフェイス」ブランドの商品を一日でも長く、大切に使ってもらえることが究極のサステナブルだというんですね。

私もいくつか同商品ブランドを持ち合わせておりますが、その耐久性には本当に驚かされております。

10年以上も着続けられるのは当たり前で、特に冬の寒い日などに着る同社ブランドの暖かさはずば抜けており、これからも長く愛顧したいなと思うわけです。

そのような「確かな商品力」が同社には備わっており、多くのファンを獲得して止まない要因だと考えさせられます。

その他衣類の修理サービスも導入したりして、顧客とのコミュニケーションも計っております。

UTMF

UTMF
UTMF公式サイトより出典

続いての「UTMF(ウルトラトレイルマウントフジ)」とは、ウルトラトレイル・マウントフジ実行委員会が主催する、地元2県9市町村の協力により 開催される日本初の100マイルトレイルレースです。

2012年よりこの「UTMF」は行われています。

またこの「UTMF」は世界最高峰ウルトラトレイル・デュ・モンブランとウルトラトレイルの精神を共有する世界初の姉妹大会でもあるんですね。

さてこの「UTMF」と「ザ・ノースフェイス」がどういった関連があるのかと言うと、「ザ・ノースフェイス」は2019年に開催したトレイルランイベント「ウルトラトレイルマウントフジUTMF」で参加Tシャツのリサイクルプロジェクトを実施したのです。

先きほども紹介した「GREENCYCLE」というリサイクルプロジェクトを同社は2009年から行っておりました。

しかし中々顧客にその取り組みは根付かず、回収できる衣類が少なかったんですね。

顧客への周知が進んでいなかったことも原因として挙げられるでしょうが、店頭で回収ボックスを設置するだけでは全く回収が進んでいなかったのです。

そこで、2019年に開催されたUTMFにおいてこの「GREENCYCLE」の取り組みを宣伝したことで、四日間の期間中でなんと423kgもの廃棄衣料が集まったんです!

「ザ・ノースフェイス」はそのイベントを皮切りに第15回湘南国際マラソンでもスポンサーを勤めるなどして、マラソンという競技に「環境マラソン」という新しい発想を取り入れたのです。

「廃材」を回収するだけでなく、マラソンの参加者にマイボトルやマイカップを持って走行することを促し、ペットボトルや使い捨てカップの削減に貢献してもらう狙いなんですね。

参加者としても「マラソン」という競技を通してサステナブル活動を行えることにもなるわけで、年々この「UTMF」を始め、「環境マラソン」へ参加したいという方は増え続けております。

「持続可能な世界へ」身近な意識の変化を通し、人々と共に楽しみながら実践していく。

「ザ・ノースフェイス」らしい遊び心も伺えるサステナブルプロジェクトです。

ザ・ノースフェイスのサステナブル商品紹介

それでは最後にここで「ザ・ノースフェイス」が送る、サステナブル商品についてみていきたいと思います。

ワンダーラストフーディ(メンズ)

ワンダーラストフーディ
「THE NORTH FACE」公式サイトより出典

1つ目の「サステナブル商品」は、「ワンダーラストフーディ」です。

これはメンズのダウンジャケットです。

冬の寒い季節に活躍するダウンジャケット。街中でも本当に多く見かけますよね。

同社の「ダウン」を利用している人は多いのではないでしょうか?

勿論私もそのうちの一人です。

さてこの「ワンダーラストフーディ」は従来の「ダウン」とは異なり、フルリサイクル可能な素材を使用しております。

薄手なのは勿論、軽量なリサイクルポリエステルの生地は撥水加工なので多少の雨であれば弾く事ができます。

中わたには熱伝導率の低い素材エアロゲルを練りこんだPRIMALOFT® SILVER ThermoPlume® PROを使い、軽量ながらも保温性を向上させ、とても暖かく着ることが出来るのです。

環境に配慮しながらも機能性を損なわない、「ザ・ノースフェイス」が誇るサステナブル商品です。

ウルトラ ストレイタム(ユニセックス)

ウルトラストレイタム
「THE NORTH FACE」公式サイトより出典

続いてご紹介するのは男女兼用のスポーツサンダル、「ウルトラ ストレイタム」です。

こちらも大人気な「ノース商品」ですね。

レクチャーや大自然を楽しみたいという方に、うってつけの1足となっております。

この「ウルトラストレイタム」なら、そのようなレクチャーの際に足元をしっかりとサポートしてくれるので安心です。

また水辺や山道といったフィールドから、街中までシーンを問わず活躍する「ユニセックスサンダル」です。

軽量性や操作性に優れた機能面に加え、100%リサイクル素材を採用するなど、環境面にも配慮したサステナブルサンダルでもあります。

ノースフェイスとサステナブルとの間に生じる疑問選

ノースフェイスのリサイクルダウンとは?

THE NORTH FACEのダウンを用いた商品を回収し一度、GOLDWINの倉庫に集め、ダウンを洗浄する為の加工工場「河田フェザー」で特別な技術を用いた洗浄方法により羽枝(うし)と呼ばれる細かい場所の汚れを落とし、より綺麗で多くの空気を含みやすくふわふわとしたダウンに仕上がります。

ゴールドウィンはどこの国の会社?

ゴールドウイン(GOLDWIN)は、ザ・ノース・フェイスやウールリッチ、ヘリーハンセンなど世界のスポーツブランドとも提携を結ぶ、株式会社ゴールドウインが運営する日本のスキーウェアブランド。

サステナブル事業に注力するザ・ノースフェイス

現在「サステナブル市場」というのは急速に拡大しております。

アパレル業界の主要ターゲットでもある「若年層」においても「今後サステナブルブランド」しか支持をしない」という声があがることから、この「サステナブル」というのは今後のアパレル業界に影響を及ぼしていきます。

アパレルブランドとしてもその「サステナブル」をどうのように自社へ組み込んでいくかが問われることになりそうです。

しかし「ザ・ノースフェイス」においてはこの「サステナブル」という理念は発足当初から同ブランドが大切にしてきたものでもあり、その取り組みも今始まったことではありません。

いつの時代も「環境」を最優先にしてきた「ザ・ノースフェイス」。

そのぶれない理念があったからこそ、今もこうして「アパレルファッション」第一座としてトップに君臨し続けていられるのです。

今後も「ザ・ノースフェイス」の躍進は続く事でしょう。

ザノースフェイス取り組み

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